見出し画像

『桜田門外ノ変』

2010年10月16日(土)より全国公開
実行部隊の指揮官だった関鉄之介を主人公に、幕末の歴史に大きな影響を与えた井伊直弼暗殺事件「桜田門外ノ変」に迫る本格時代劇。『男たちの大和 /YAMATO』の佐藤純彌が、吉村昭の同名小説を映画化。水戸藩の下級武士でありながら、世紀の大事件にかかわることになった関鉄之介を大沢たかお、その妻・ふさを長谷川京子、水戸藩の藩主・徳川斉昭を北大路欣也が演じる。歴史の動きに翻弄(ほんろう)される男たちと、その家族のドラマに注目だ。

天下国家のために、「事を成す」と言うことは、本当に大変なことだ。

授業でも習うが実際にその部分を深掘りしたか?と言えば然に非らず。

意外と知らないものだ。

僕は、みなもと太郎氏の『風雲児たち』を読んでざっくりとは知っていたが。

それでもぼやっとした記憶だった。

「井伊直弼の首一つに、一体幾つの命が消えたのだろう」とは、映画の中の大沢たかおの言葉だ。

覚悟はしていたことだろう。

しかし、自分たちの仲間も死んでいき、井伊直弼の登城に付き従った者達も責任を追求されて処罰。

そして、周りの人々も。

水戸のため、国家のためと思って事変を行なった者達もその親にあたる水戸に捕縛される。


今の日本は本当に生温いな。

僕も含めて。

武士は凄い。

そんな先達を我々日本人は持っているのだ。

もっともっと気概を見せないとあかんのちゃうかな、と思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?