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島地川ダム、そして国道376号の帰還

島地川ダムは、山口県周南市高瀬にある国交省管理の重力式コンクリートダムであり、私が特に好きなダムの一つだ。
昭和56年竣工。
ダムのスペックや工法の特徴についてはwikiが詳しい。

訪問者に親切な案内板
訪問者に親切な案内板2
堤体の様子
堤体の様子2

島地川ダムは、堤体上(天端)に国道376号が通っているという特徴がある。天端に道路があるパターンは多いが、国道が通っているケースはさほど多くないと思う。

天端の国道376号
国道376号
大道理方面へ向かう隧道を見る。あれもR376。私はあそこから出てきた。

道路なので標識や案内板が当然ある。今回は片側交互通行の工事案内板に注目だ。
私がいる国道376号は、令和2年7月の大雨災害で一部路盤が流失し、島地川ダムのすぐ西(山口方面)で長らく全面通行止めとなっていたのだ。それがつい先日の令和4年11月22日に片側交互通行可能な程度に復旧した。私はこの道路の復活を祝して走りにきたのだった。
なので、普段のドライブ中は少し憂鬱になる片側交互通行の案内板も、この日は少し嬉しいものに見えたのである。

国道376号から眺めるダム湖、高瀬湖の眺め。水面は凪いで鏡のように雲と山々を映し出している。これがこの道路の風景だ。

そうそう、5つ前の写真に写ってる、崖に穿たれたこの坑口と、それを守る鉄扉。残念ながら施錠されていて入れないが、

中はこんな感じ。かなり深いぞ。めっちゃ奥が気になる。

それではダムに別れを告げて、道路の復旧工事地点へ。

ちょうど信号に引っかかったので撮影することができた。この先で路盤がごっそり流失していたのである。当時の状況については、kaクン氏のブログに詳しい記事がある。

世間では休日だが、この日も道路完全復旧に向けて働いている人がいた。ご苦労様です。完全復旧したらまた走りに来ます。

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