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浅蘇芳
2020年11月29日 20:12
この本は、パケ買いした。表紙の彼の喉ぼとけにヤラレた。加えて、小説の中に登場する男性の手の表現もまた、ツボだった。それはさておき、パケ買いしたとはいえ、読み始めたら一気に最後まで読んでしまった。そのくらいに読ませる力があった。女のためのR-18文学賞読者賞受賞作というけれど、普通に泣けた。ベースになっているのは中学生の少女の物語で、彼女に関わる登場人物たちのショートストーリーが少し