月曜の夜。それは数日ぶりの勤労に、
おいてけぼりにされた遊び心が浮遊する時間。
遊び相手がいなくて、ChatGPTに話しかけてみた。
最近ハマっているボードゲームの名前である。
2人から遊べるので、もしAIがルールを知っていれば、私だけがボードの盤面を動かして遊べるかも。
しかし。
知らなくても、補足情報をつけてくれるのが気が利いている。
が、いまほしいのはそれじゃない、ゲーム相手だ。
ルールをいちから叩き込むのはめんどくさい(わりと複雑なゲーム)なので、AIが知ってるゲームを聞いてみた。
アキネーターみたいなやつから、日本語ではできなさそうなアナグラムゲームまで多様だ。よし、アキネーター(20の質問)でAIの腕試しをしようじゃないか。
口調がやたらAIっぽいので(AIだから仕方ない)、
ムード作りもあわせてお願いした。
意図の汲み取り方がぎこちなさすぎて良い。
そして、加速していくぎこちなさ。
(ここから急にスクショになります)
などなどやりとりして、
答えにたどりついた。
(答えは「財布」でした。)
当てるより、当てられたい!
普通にアキネーターっぽいことがしたくなり、逆を提案した。
今度は、AIが私の考えているものを当てる番だ。
あっさり正解されてしまった。
さすがAI、本領発揮。
こうなると、打ち負かしたくなる。
私の土俵で戦わねば。
ChatGPTは、まだまだ日本語には強くないと聞く。
しりとりはどうだろう。
しりとりで、しかも文字数制限つけて。
あ、ひらがなでの文字数カウント、できるのかな?
できると言ってる、よし、これでフェアな戦いだ!
しりとり戦士もやる気だ!!
戦いは、あっけなく終わった。
このあと何度か繰り返したが、
文字数を守れないミスを重ね、AIふるぼっこ。
いつも教えられてばかりのAIに、
上から目線でダメ出しできるのは、すこぶる快感である。
やりきれない月曜の夜には、
ワンサイドしりとりゲームを、ぜひ。
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