むくどり

猫/フリーランス/TBSラジオ/写真/羊毛フェルト/テディベア/紙版画/横浜DeNAベ…

むくどり

猫/フリーランス/TBSラジオ/写真/羊毛フェルト/テディベア/紙版画/横浜DeNAベイスターズ初心者

マガジン

  • 今日と私

    つまるところ日記です

  • 猫と私

    飼っていた猫のこと、これから出会えるかもしれない猫のこと、猫に関する本を読んだ記録などを綴る予定です

  • 手仕事(など)と私

最近の記事

先を生きている

高校を卒業したあと、わたしは就職した。 当時は就職氷河期でとても厳しい状況であったけれど、幸運にも多少名の知れた企業に事務職として就職することができた。 3年弱勤めたあと、わたしはその会社を辞めた。ほかの世界を見てみたいと思ったから。 会社を辞めると決めたとき、親や会社の先輩、周囲の大人は反対した。 曰く、「仕事はつまらないかもしれないけど、今の安定を捨てるのはもったいないことだ」と。 そのなかで親に言われたことは、今でも印象に残っている。 「『今の安定を捨てるのはもった

    • 自分とすれちがった店

      わたしが最後に一人暮らしをしていた地域に、わたしが熱を上げている手工芸のお店ができたそうな。 そのことを今日偶然、ネットで知った。 その素材を買える店舗は、そう多くない。 だから最初の感想は、「家の近くでその素材を買えたら便利だな」「わたしが住んでいたころに開店してくれてたらな」というようなものだった。 それは、自分が卒業した幼稚園に新しいうんていやジャングルジムが設置されているのを見て、「あっいいなあ、わたしもあれで遊びたかった」と思うような、軽い感情だった。 でも、そ

      • 3回目のチャレンジ

        思うところあって、書くことを毎日続けたいと考えている。 前回の日記はその1日目のつもりだった。夜寝る前に書く時間をつくった。 そうして、次の日の夜、2日目の日記を書いた。 が、「これ、夜書いた日記、朝を待たないで投稿してしまっていいのか?」と手が止まった。 そんなにはずかしいことは書いていなかったつもりだけど、その自分内意見も一理あると思い、書く時間を日中に変えようとした。 それがうまくいかなかった。 そうして少し時間が経って、今度は「夜でもなんでもいいからまずは書いて、書

        • 連休明けの日記

          わたしは、GWに何をしていたのだっけ。 姪に遊んでもらって、それで疲れ果てているうちに終わってしまった気がするぞ…… ……いやいや、やり遂げられたことがふたつある。 部屋の掃除・レイアウト変更と、ブラウザで開きっぱなしにしていたタブ減らし。 頭なのか心なのか、どちらにしてもいつもうっすら淀んでいた澱の一部だ。 何かを生産したわけではないけれど、まだ終わっていないところもあるけれど、とてもとてもすっきりしたではないか。 もっとも、どっちもふだんから溜めないようにしていたら、

        先を生きている

        マガジン

        • 今日と私
          6本
        • 猫と私
          8本
        • 手仕事(など)と私
          0本

        記事

          猫との合意形成

          先日、ある子猫といわゆるお見合いをしました。 里親を募集している猫と、里親になりたいと申し出る人間が、猫を保護されている方の立ち合いのもとで会う、あのお見合いです。 その猫と私は、ある譲渡会で初めて会いました。 ビビビ的なものがあったわけではなかったけど、目がとても印象的だなと思った猫でした。 その猫の預かりさんからいろいろお話をうかがうことができたこともあって、その日はなんだかんだでその猫の近くに一番長くいました。 譲渡会の会場で「絶対この猫を!」と思うまでのことはなか

          猫との合意形成

          どの子もかわいい(2)

          子猫との縁を求めるなら、できればきょうだい猫と一緒に迎えるのがいい。 猫と一緒に生きていくことで猫としての社会性も身につくし、遊び相手もできる。何よりさみしくないからです。 子猫の場合はきょうだい一緒に保護されるケースも多く、この点でも一緒に迎え入れやすい環境にあります。1匹で保護される子猫もいるけれど、「できれば先住猫のいる家に」として里親を募集しているのもよく見かけます。 私が子猫との出会いを求めるというならば、この点をどうするかを決めないといけません。 1匹だけを迎え

          どの子もかわいい(2)

          どの子もかわいい(1)

          これは、今までにうかがった譲渡会の会場で、私の口から何回もこぼれた言葉。それから、里親募集サイトやSNSを拝見するたびに頭のなかで反芻する言葉です。保護猫カフェではいうまでもありません。 だってみんなかわいいから。 子猫も成猫も老猫も、みんなどの子もかわいい。みんな引き取って幸せにすることができたら、どれだけいいか。でも現実はそうはいかない。 だから「小さなことからコツコツと」、自分が引き受けられる猫との縁についても、気持ちと現実的なところを両方考えて決める必要があります

          どの子もかわいい(1)

          譲渡会にて(2)

          この週末、2回目の譲渡会に参加してきました。 先日うかがった譲渡会とは別の団体が主催している会です。 複数の猫を一緒に飼えるかどうか決めておかねば、子猫を迎え入れる態勢を整えておかねば、私のような優柔不断者には譲渡会は不向きなのではないか、そもそも猫迎える資格があるのか……こないだの譲渡会に参加して思った「ねば」「かな」「かも」をクリアしたうえでの参加、では全然ありません。なさけない話、「ねば」も「かも」も保留中です。 それでも譲渡会に参加したのは、前に進むきっかけをつく

          譲渡会にて(2)

          譲渡会にて

          先日、ある譲渡会に初めて参加しました。 「今回は子猫が多い」と謳われていた譲渡会で、実際多くが3か月に満たないような子猫でした。 今回は、「今日決めてくぞ!」という明確な意思があったわけではなく、「この子をぜひうちに!」という心に決めた猫がいたということでもなく、まずは、自分が猫と出会えるかもしれない機会を見てみようと思っての参加でしたけれど、それでもケージからあふれる「かわいい」に圧倒されて目が回りそうでした。 当たり前だけど、どの猫もかわいいわけです。だいたいが、そも

          譲渡会にて

          腹の落としどころ

          猫との出会いを求めながらも、私の頭にはいつも、「『ずっとの家』を探しているたくさんの猫のなかの、ごくわずかの猫しか迎えることができない罪悪感」「その猫にとって『私でいいのか』という逡巡」というもやがかかっています。 私はなんらかの「腹の落としどころ」をみつけて、そのもやを晴らそうとしていました。でも今は、このもやが晴れきることはないのだろうなという気がしています。たぶん、全部の猫が幸せになるまで。 それを強く感じたのは、猫を保護する活動に携わる方々のブログやツイートからです

          腹の落としどころ

          猫との出会い方

          猫と出会いたいと考えたとき、まっさきに想起したのは、家を探している猫の里親になるという選択肢です。 近隣の保護猫カフェや譲渡会の情報を検索して、TwitterやInstagramのアカウントをフォロー。里親募集サイトの猫の写真を拝見しています。 で、そこから先には、まだ進めないでいます。 理由は、どうやって猫と出会えばいいのか、その方法が腹落ちしていないからです。 いろんなところで、たくさんの猫が「ずっとの家」を求めています。 どの猫もみんなかわいくてかわいくて、うちがあ

          猫との出会い方

          「猫と私」について今おもうこと

          私は猫が好きです。 死ぬまでにいつか自分で猫を飼えたらいいなと思っていたけれど、なかなか覚悟を決めることができず、たまに行く家族の家で猫をなでたり猫にひっかかれたりすることで満足していました。 ところが、ある時点から親と一緒に住むことになり、親が飼っていた猫とも同居することになりました。 家の中に猫がいる暮らしは、思っていたよりもはるかに温度のあるものでした。 夜中に猫から「水出してー」と呼ばれるのに応えるのはやりがいのある仕事だったし、猫が気まぐれに私の部屋に探検に来る

          「猫と私」について今おもうこと

          日記(2014/7/27)

          録画しておいたドラマ。主人公の主婦がベランダで洗濯物を干していたら、セミがばさばさっと飛んできて網戸にしがみついた。主人公はそれをタオルで追い払おうと身構えるが、好意を寄せる理科? の高校教師の、虫に対する興味関心愛情薀蓄を思い出し、このセミにも家族があるのかもしれないと、構えたタオルから力を抜くのだ。あんな大きなアブラゼミですらいとしい存在になり得る、人を好きになる気持ちというのはすごいなと思った。 でもそのあと、主人公が旦那さんに呼ばれるか何かして家に入るときの場面、そ

          日記(2014/7/27)

          今日の日記(2014/7/23)

          「おいしい」「楽しい」「おもしろい」「すき」…… 一口にいっても、その触れ幅やふれた琴線はいろいろだ。自分なりにいつも違う。けど、それをうまく表せない。そして、「なんでも『おいしい』って言うね」と言われてしんどくなる。 そのときそのとき、受け取った刺激から、私のなかには山も谷もうまれているのに、それをうまく伝えられないがために、相手にとっては私のなかに何も起こっていないように見えているのだと思う。それはさみしいだろうと思う。その空気に私もさみしくなる。でも、じゃあどうしたら

          今日の日記(2014/7/23)

          テキストノートに書けるのはPCのみです、とのこと。 うちのなかではやむにやまれぬとき以外iPadで全部対応してきた身には不自由に感じるけど、一方でiPadって長時間書きづらいのよね。。。

          テキストノートに書けるのはPCのみです、とのこと。 うちのなかではやむにやまれぬとき以外iPadで全部対応してきた身には不自由に感じるけど、一方でiPadって長時間書きづらいのよね。。。

          ページのいちばん下にある「よくある質問」を読みたくて一生懸命スクロールするも、たどり着くとTLがさらに読み込まれて「よくある質問」がまた遠くに。。。

          ページのいちばん下にある「よくある質問」を読みたくて一生懸命スクロールするも、たどり着くとTLがさらに読み込まれて「よくある質問」がまた遠くに。。。