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東京から鳥羽水族館・伊勢シーパラダイスに行ったときの行動記録をまとめてみた

おおよそ一年前の2021年秋冬から、私は水族館が好きになった。
そのきっかけとなった水族館は、三重県にある伊勢シーパラダイス(以下「伊勢シー」)。
なぜ水族館が好きになったのかはまた改めて書くとして…今年の7月に、思い立って遊びに行った。
三重県にはラッコがいることで有名な鳥羽水族館(以下「トバスイ」)もあるので、どうせなら一緒に行くことに。

1泊2日の一人旅。その時間の記録を、noteに書いておこうと思う。もし私と同じような旅をする人の参考になったら嬉しいな。(参考になるか?)


旅の日程

水族館の規模昨今のラッコ人気を考えると、伊勢シーよりトバスイの方が来場客が多いだろう。その証拠に、トバスイの公式Twitterによると休日は入場制限を行うことがあるようだった。
それならば平日に行くのがよかろうと、7月15日(金)に有休を取得し、以下のスケジュールとした。

1日目 - 7月15日(金)
・朝一でトバスイに向かう
・伊勢シー近くのホテルで1泊
2日目 - 7月16日(土)
・オープン時刻の9:00に合わせて伊勢シーに向かう
メモ
1日目と2日目のどこかで余裕があれば伊勢神宮にも行きたい

交通手段

東京の品川駅から名古屋駅までは新幹線、その先は普通の電車を使う。コストを抑えるために高速バスを使うことも考えたが、事故が怖かったので安全性を優先して新幹線を選んだ。
三重県の電車事情なんてさっぱり分からない私、Googleマップと乗換案内サイトが頼りである。

そして旅に出る前に気づく

1日目に行く予定のトバスイにはなるべく早く着きたいので、自宅から始発で行く予定だった。しかし。
当日の早朝になって時刻表を確認したところ、始発を使ってもトバスイのオープン時刻である9時には全く間に合わないことに気づく。
ここでもう、どうせ間に合わないなら少しのんびりでもいいか…という気持ちになるのであった。

時間の記録

ここからはひたすら何時にどこにいたかの記録を書いていこう。

■7月15日(金)

07:29 品川駅着

トイレに行き、あたふたしながら券売機で新幹線の乗車券を購入。平日だし空いていると信じて自由席にした。
新幹線で食べる朝ごはんとして、コンビニでパンとカフェラテを買う。

07:40 品川駅発(新幹線ひかり 新大阪行き)
新幹線の席はガラガラ!自由席でよかった。(ちなみに、名古屋までずっと隣の席に人が座ることもない程度の空き具合だった。)
カフェラテが無糖だったことに気づきテンションが下がる。

09:14 名古屋駅着
ここでもトイレに行き、トバスイまでの電車を調べる(事前にざっくり調べてはいたが色々ルートがあるようなのでここで決めた)。
快速みえという電車に乗ることにし、とりあえずホームには着いたが乗り方がよくわからない。近くにいた駅員さんに声をかけると乗車券などは気にせずそのまま乗っていいと教えてくれた。駅員さんありがとう。

09:37 名古屋駅発(快速みえ 鳥羽行き)
目的地
であるトバスイ最寄りの鳥羽駅には快速みえ1本でも着くが、少し時間がかかるようなので松阪駅で乗り換える。ここでも車内は空いていたので窓際に座りぼんやり。
車内アナウンスで「四日市以降はICが使えないので車内で精算を」という情報が聞こえてきて、ICが使えないエリアがあることを知り焦る。
たしか、車内を車掌さんが歩いていたので無事精算できた気がする(曖昧な記憶)。

10:45 松阪駅着
快速みえを降り、近鉄電車に乗り換える。
乗り換えの記憶が残っていないということはスムーズに乗りかえられたはず。

10:48 松阪駅発(近鉄山田線 急行 五十鈴川行き)
11:08 五十鈴川駅着
11:09 五十鈴川駅発(近鉄鳥羽線 普通 賢島行き)
このあたりも記憶がない。

11:20 鳥羽駅着
トバスイ最寄り駅に到着!
トバスイのスケジュールを見ると、12:00から「ペンギン散歩」があるらしいのでそれまでに間に合えばよいやと、ポケふた探しに行く。
「ポケふた」とは…ポケモンの絵が描かれたマンホールの蓋のこと。ちょうど鳥羽駅近くに一つ存在する。

11:34 ポケふた発見

ポケふた 三重県/鳥羽市
ポケふた 三重県/鳥羽市

場所がわかってからはなぜこんなに迷ったのか不思議なくらいには迷った。
いよいよトバスイへ向かう。

11:54 トバスイに到着
入口にコインロッカーがあった気がする。大き目なリュックを背負っていたので預ければよかったがそんなことより早く生き物を見たかったので気にせず進む。

12:00 「ペンギン散歩」を見る(Lコーナー「水の回廊」)
小さい周回コースをフンボルトペンギンたちがペチペチ歩いているのを鑑賞。かわいい。
ペンギン散歩自体は10分弱で終わったので、その後は近辺のコツメカワウソを見たり、私が一番好きなセイウチを眺めたりしつつ、次のイベントまで館内を散策。

12:45 ラッコの展示プールへ到着(Iコーナー「極地の海」)

鳥羽水族館 ラッコの展示プール前
ラッコの展示プール前

ラッコのごはんは13:00からなので、15分前で既にこのにぎわい。
※2022年11月現在では、土・日・祝は立ち止まって見られないエリアができているので注意。
参考:「ラッコのお食事タイム」観覧エリア 一部変更のお知らせ | 鳥羽水族館 公式サイト

13:00 「ラッコのお食事タイム」を見る(Iコーナー「極地の海」)
だいたい30分くらいだっただろうか。飼育員さんが来てラッコのキラちゃんとメイちゃんにごはんをあげたり、糞を採取したりしていた。かわいい。
次のイベントまで館内を散策しながらペンギン散歩を見た場所まで戻る。

14:00 「セイウチふれあいタイム」を見る(Lコーナー「水の回廊」)
詳しくは別記事で書く予定だが、水族館で見られる生き物の中で私が一番好きなのはセイウチだ。ファミリーやカップルが多い中、一人で最前列に座った。
メスのツララちゃんが登場して、日々のトレーニングの成果をいろいろと見せてくれた。かわいいかわいい。
オスのポウちゃんはショーには参加せず近くのプールにいたのだが、プールの窓をバシバシ叩いておりその鳴り響く音のデカさにビビった。
15:00の「海獣の王国 お食事タイム」まで、館内を散策。

15:00 「海獣の王国 お食事タイム」を見る(Bコーナー「海獣の王国」)
トドやハイイロアザラシたちのごはんを見た。私もお腹が空いてきた。

15:30 「アシカショー」を見る(Aコーナー「パフォーマンススタジアム」)
アシカの仲間であるオットセイのサンちゃんがさまざまな技を見せてくれた。かわいい。
正直、このあたりになるともう疲れてきていて立ちあがる気力が薄れていた。お腹が空いているのでどこかで食べたい、しかし動きたくない…迷っている間に結局食べそこなった。老いを感じる。

16:20 「ラッコのお食事タイム」を見る(Iコーナー「極地の海」)
飼育員さんがガラス面に張り付けたイカを、キラちゃんとメイちゃんがジャンプして取るイカミミジャンプを見られて満足。

16:50 「プラザショップ」にて買い物
館内のお土産もの屋で、自分用にセイウチのぬいぐるみキラちゃんメイちゃんデザインのミニトートバッグを購入。
(ほぼ完全テレワークの職場なので、職場用のお土産を買わずに済むのが嬉しい。)
そしてトバスイを退場。のんびり歩いて鳥羽駅へ向かう。

17:10 鳥羽駅に到着
泊まるホテルは伊勢シーもある二見浦駅にある。17:36の快速みえに乗れば17:44には着くし、18:00予定のチェックインにも間に合うし順調な足取りだ。

17:36 鳥羽駅発(快速みえ 名古屋行き)
ねむいなぁ。

17:52 ここどこ?伊勢市駅?
寝落ちして寝過ごした。気づけば伊勢市駅。伊勢市駅ってどこ?
寝起きの頭をフル回転させるが時間的にどう考えても二見浦駅は過ぎている。
慌てて降り、折り返しの電車を調べるが本数が少なくて30分ほど待たないといけない。ホテルにチェックインが1時間遅れると連絡を入れる。

18:24 伊勢市駅発(快速みえ 鳥羽行き)
絶対に寝てはいけない。

18:32 二見浦駅着
私の記憶がたしかなら、駅のホームで車掌さんが切符を回収してくれた気がする。

18:50 コンビニで夕食と明日の朝食を購入
旅行にきてコンビニ飯で済ますとは…と自分でも思うが、節約したい気持ちもあったのだ。

19:00 ホテルにチェックイン
テレビを見ながらコンビニ飯を食べ、その後しっかり寝落ちする。

■7月16日(土)

08:00前くらい 目覚め
寝過ぎた。入浴して身支度を済ませ、いそいでコンビニパンをかじる。
オープンしてすぐの入場は諦めた。

09:30~09:40くらい ホテルをチェックアウト
歩いて伊勢シーを目指す。Googleマップが示す道を進んだらでっかいトンネルをくぐることになってなんか怖かった。

10:00 伊勢シー到着
入口がどこか分からず右往左往した。
※伊勢シーは商業施設「めおと横丁」と繋がっていて、このめおと横丁の方に入口があるのだが、水族館単独の入口があると思い込んでいた。
なお、この日は発情期の都合でトドのショーはお休みだった。

10:10 「ゴマちゃんタッチ」に参加(海獣広場)
特定のアザラシに触ることができ、一緒に写真も撮ってもらえるイベント。トバスイ同様、ここでもファミリーやカップルなどが多い中、大き目リュックを背負って一人で列に並んだ。
タッチできたアザラシはたぶんカオちゃんだったと思う。飼育員さんにスマホを預けるとバシバシ撮ってくれるので一人でも安心。
すぐに次のイベントが始まるので、手を洗ったり少しウロウロしたりして待つ。

10:40 「セイウチお散歩タイム」を見る(海獣広場)
私の推し、メスのセイウチであるヒマワリちゃんとタンポポちゃんが広場に登場し、手遊び歌をしたりお客さんの背中をひっぱたいたりする。かわいいかわいい。
ショー自体は10分弱で終わり、そのまま写真撮影タイムに移行。

10:50 「セイウチハイポーズ」に参加(海獣広場)
ヒマワリちゃんとタンポポちゃんそれぞれに列が作られるので、並べば写真を撮ってもらえる。ここでも飼育員さんがバシバシ撮ってくれる。私のときはたまたま館長さんが撮ってくれた。
なお、セイウチには触ってもよいので、私にとっては推しとの接触&ツーショット撮影という神イベントだった。

10:55 「ツメナシカワウソと握手」をする(海獣広場)
セイウチお散歩タイムが終わると、セイウチハイポーズと並行してツメナシカワウソとの握手タイムも開催される。
ツメナシカワウソ兄弟、きらりとひらりそれぞれに列が作られるので、並べば握手ができる。その触り心地には思わず声が出た。ぷにぷにしていてかわ
いい。

11:20あたりからアシカショーがあったはずだが、既に観客席がいっぱいだったのでこの時間は見送り、館内を散策。

12:00頃 ペンギンのお散歩を見る(トロピカル広場)
コツメカワウソを見ていたらペンギンたちが数頭歩いてきた。フンボルトペンギンなのかケープペンギンなのか、両方だったのかはわからない…。

12:10 「ゴマちゃんのんびりゴロゴロ」を見る(海獣広場)
このイベントはスケジュール表に載っていなかったので気づいたら始まっていた感じ。
ゴマちゃんタッチのアザラシとは別のグループのアザラシが自由にゴロゴロしている様子を見られる。触ることはできないが自由に写真や動画が撮れる。アザラシたちがフリーダムでかわいい。

まだ見れてないのはアシカショー。14:20からなのでひとまず退場して、めおと横丁で昼食を食べることに。

13:15 「まぐろ神社」で昼食

まぐろ神社 まぐろの三色丼
まぐろの三色丼

丼ぶりの写真しか撮っていなかったがお漬物とお吸い物をついていたはず。美味しかった。

14:00過ぎあたり 伊勢シーに再入場

14:20 「アシカショー」を見る(アシカ館)
登場したのはオスのカンタくんと、メスの…コムギちゃんとポロンちゃんだったかな。どの子だったか記憶が曖昧になってしまい残念。
お客さんが輪を投げてカンタくんがキャッチするという場面で、かなり遠い席のお客さんの輪投げコントロールがすごかった(そっちかい)。

15:30頃 伊勢シーを退場
受付の担当さんが最初の入場時とは変わっていて、伊勢シーのYouTubeによく登場する飼育員さんがいらっしゃった。コミュ障ぶりを発揮しつつ「あ、あの、い、いつもYouTube見てます…」とお声がけし、立ち去ろうしたところで看板にぶつかる。大丈夫ですかいう声を背中に受けながらそそくさと立ち去る。恥。

15:45 めおと横丁内の「和(なごみ)」にて買い物
自分用にセイウチのぬいぐるみとシロクマ&ペンギン柄のエコバッグを購入。

16:10 夫婦岩を眺める
行きとは別の海沿いルートを進み、夫婦岩や二見興玉神社へ行く。…と言っても、二見興玉神社は通り過ぎただけでお参りしそびれてしまった。

夫婦岩
曇り空の夫婦岩

16:30頃 二見浦駅に到着
来たときには気づかなかったが、券売機がない。駅員さんもいない。ネットで調べてはじめて無人駅だと知った。
無人駅なんて生まれてはじめての利用かもしれない。おそるおそるホームに行き、電車を待つ。

ところで「余裕があれば伊勢神宮にも行きたい」なんて言ってたの誰?
トバスイも伊勢シーも満喫しすぎて全然無理だった。もう帰るよ。

16:53 二見浦駅発(快速みえ 名古屋行き)
無賃乗車にならないかしら…と怯えながら名古屋駅まで電車に揺られる。

18:46 名古屋駅着
新幹線に乗り換えたいけど、ここまでの運賃はどこで払えばいいんだ…?
よくわからなかったため駅員さんにきくと窓口に誘導してもらえたので、そこで状況を説明。これまでの運賃とこれから乗る新幹線の料金をまとめて支払わせてもらった。
なお、帰りは混雑してる懸念があったので、指定席で窓際を確保した。
近くにスタバがあるっぽいのでそこでテイクアウトしてから乗ろう~と考えていたが、改札を出ないといけない店舗だったので断念。改札内のコンビニで飲み物を購入。

19:14 名古屋駅発(新幹線のぞみ 東京行き)
指定席で正解。(窓際はほぼ埋まっていたが、品川に着くまで隣の席に人が座ることはなかった。)

20:46 品川駅着
このあとは普通の電車に乗り換えて帰宅。お疲れ!


以上が旅の記録である。
次にまた三重県に行くときは、今度こそ伊勢神宮にもお参りしたい。

トバスイ、伊勢シーについての感想などはまた別の記事で書こう。

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