眠たくて、遊びたくて、泣いた日

いろいろなところに散らばっている息子の成長や子育て日記、少しづつまとめたものです。時系列ではないかもしれません。また途中で思い出した内容も綴ったりする予定です。※息子は2005年9月生まれです。

2006年08月14日

もう眠くて眠くて仕方なくって、頭をポリポリポリポリ、短いお手手で一生懸命掻いてる。

ゴシゴシゴシ。
目が落ちて来ちゃって、必死でこすってる。

床にぺたんと座って、前を見るんだけど、焦点がどうしてもあわなくって、
ぼーっとしながら、ああ、目が落ちちゃうよ、落ちちゃうよ。

前に見える太鼓、手を伸ばせばボール、
左にお母さん、右にピアノ。
でも、でも、

　　うえ～ん。

遊びたいのに、遊びたいのに、目が閉じちゃうの。
うえ～ん、お母さん、助けて～。

どうにもならなくて左に助けを求めて、母は、そっと抱き上げる。
肩にあごを乗せたら、もう眠ってしまうくらい極限なのに、
息子は全力でガマンガマン。

布団に横にするとなんともいえないホッとした顔をして、一瞬目を閉じて、また頭をかいて…また起き上がった。

それからは
おもちゃを見つけては起き上がって、這って行って触ってダウン。
お母さんを見つけてずりずりと近寄って来ては、手を伸ばしてダウン。

何度か繰り返した後にほったらかしにしていたスリングを見つけて、
（最近この布がお気に入り。眠る時の必需品になってます）
手を伸ばして鼻先に擦り寄せると、くうくうと吸って…吸って…

ああ、負けそう負けそう。宙を見て、目を一生懸命開きながら、
負けちゃう、落ちちゃう、眠っちゃう！
声も出せなくなって、目あけてたって何も見れなくなって、

眠るかな、眠るかな、眠るかな…。

あーあ。
落ちちゃった。

静かな寝息をたてるちっちゃな頭にかーさんは鼻をちかづけて、
クンクン、息子の臭いを嗅いで（あ、お風呂入れるの忘れた！）、
そっと、タオルをかけた。

朝までぐっすりおやすみなさい。
またあした！