元バックパッカーが語る一人旅の話
数ヶ月前に14ヶ国23都市の海外旅を終え、日本に帰国しました。
アジア、中東、ヨーロッパを中心にバックパッカーとして海外を転々と旅をしました。
サムネ画像はエジプトの白砂漠。
そもそもバックパッカーについて友人のChat GPTさんに聞いてみました。
Chat GPTさんのAnswerを基に私自身の経験を執筆していきます。
定義について
荷物はバックパックの2つのみ。荷物の総重量は18kg(帰国直前)でした。出国時は25kgぐらいありましたので-7kgほど荷物のダイエットをしたことになります。
物、お土産を買わないことを徹底し、断捨離を繰り返していました。荷物が多いと航空会社への預け荷物の重量を気にしないといけませんし、何よりも身動きが取りづらいです。
現在も日本国内に拠点を持っていない私は継続してバックパック2つで生活しています。物欲が低下しミニマリストになりました。
宿泊場所に関してはフィリピンへの語学留学中は2人部屋の寮でしたが、その他はAirbnbで一室を借りるかゲストハウスのドミトリー施設を中心に転々としていました。
ホテルはほぼ宿泊していません。国の物価によって宿泊料金は異なりますが1泊800円~4000円ぐらいで確保していました。
基本的にはagoda等の宿泊予約サイトを使用し、その宿が気に入ればお互いメリットの高い直接交渉し延泊していました。
スタイルについて
海外へ出るにあたり事前に計画をしていたのは、バリ島とセブ島の計4ヶ月。それ以降は白紙。旅をしながら考えるスタイルでした。
出会った旅人に良かった国、都市を目的地にしたり、航空券などの移動手段の料金で行先を決めたりと、流れに身を任せつつ旅を進めていきました。
おかげで航空券を取るのが上手になり、臨機応変に動ける柔軟性が身に付きました。「まぁ、ええか」精神が磨かれた気がします。
交流について
なによりも人とのつながりが増える。旅を続けれた最大の要因かつメリットでした。
出会った日本人の方は面白い経験や経歴、考え方が多い傾向にありました。これは誉め言葉ですが「頭のねじが何本か飛んでいる」一般社会では出会う機会は少ないと思いました。
発想、行動力、常識にとらわれない生き方に私の考え方や幅を広げ、刺激を受けました。
一例ですが、荷物を盗まれても旅を続ける女性、ヨルダンへ留学中の学生、コネなしで単身スペインへ渡り現地のサッカークラブのコーチを目指す青年、ぼったくりバーで旅資金の大半を失った男性などなど。
自身の本能に従い、開放的に生き生きとしている日本人の方に出会う機会が多くありました。
また、日本人以外の繋がりも増えました。多少語学能力が必要になりますが、一緒に食事をしたり、街を歩いたり、海を見ていたら1日が終わっていた。などのことが何度もありました。
Google翻訳などを併用しコミュニケーションを取り、世界中に友人を作ることができました。たまに連絡を取り合ったりと今でも関係が続いています。
出会う先は主にゲストハウスの共有スペースです。ホテルなどの個室空間だと出会う機会は減ると思います。
旅を通しての自身の変化
たくさんの美しい景色を見てきて心を洗われ、次の国はどんな人と出会えるかなと心を躍らせ、知らない食生活や文化と宗教に触れ心に深い印象を残しました。もちろん多くのトラブルを経験しました。
トラブルを乗り越える度に自信が付き、冒険と経験が、さらなる成長や新たな価値観をもたらしました。
成長の一例に、全ての情報がコロナ禍前(2年前)から更新されておらず、各国の事情が変化し、入国条件の真偽も分からない中で、徹底的に調べ、Xで私が行こうとしている国の情報を持っている方にDMを送ってみたり、大使館へメールしたりとリサーチ能力が向上。
生活を豊かにし、好みに合わせた環境を整える生活から生きることにライフスタイルを変化することで、幸福指数の基準が落ち、生活水準も落ちました。
トラブルが続いてイライラしても、合計500円ぐらいのお酒と美味しいご飯があれば自分自身の中で消化することができるようになりました。
なによりも「右も左も分からない国で、語学もイマイチな私がしっかりと毎日生きている!楽しんでいる!」と生きていく戦闘力が大幅な増強を実感し自己肯定感が上がりました。
「旅って最高やん!!」
とは言えリスクももちろんあります。
病気などの健康面、食事やトイレ事情の衛生面、犯罪などの日本とは違う治安面、意思を伝えるために必要な語学面、もし仕事をしていなければ金銭面とたくさんの不安と困難があります。
上記のリスクを考えること、備えること、予防することは大事ですが、起きてもいない不安にかられ行動できないのは非常にもったいないと感じています。
未知なる世界に挑む勇気を持つことで、新たな景色だけでなく、自分の可能性も広がります。トラブルもありますが、それが旅の醍醐味ではないのでしょうか。
健康、衛生、安全、言語、お金の心配ごとは多くあります。時には差別を受けます。
正直に言うと世界遺産、大きな建造物、綺麗な自然を見ても飽きてきます。
移動ばかりを繰り返しリサーチに時間追われとても疲れます。
しかし、私に素敵な経験を与えてくれた旅には感謝しかありません。やらない後悔よりやった後悔。私は一寸の後悔がありません。
もし興味がある方、今後計画をしている方は「まあ、ええか」精神とトラブルを笑い話に変える精神で旅を楽しましょう。
「Have a good trip!!!」
noteのイベント「#わたしの旅行記」に便乗して私がバックパッカーをしていた時の一部を執筆しました。
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