見出し画像

無痛分娩 麻酔タイミング難しすぎレポ

昨日、予定日より早く出産いたしました。

計画無痛分娩の予定が、自然に陣痛を待っての無痛分娩になりました。

麻酔タイミングって難しい。
そう感じながらの出産になり、結果的に8割の時間痛いことになったレポです。
(でも無痛にして良かった…!)

長くなりますが、良かったら読んでいってください。

当初の予定

8月末が週数からみた出産予定日だったので、
それよりも1週間早い週に陣痛促進剤を使用しての計画無痛分娩予定でした。

しかし、それよりも5日ほど早く破水が来たため即入院し、自然な陣痛を待っての無痛分娩となりました。
初産、38週でした。

出産前日

AM10:00
最後の産科検診に行く。
ひと通りエコー、内診、NSTを経て、問題なし。
「来週には会えるね」なんて話を先生としていました。
この時までは特に何の兆候もなし。

PM18:30
のん気にラーメンを食べていました。
カウンターから立ち上がった途端に、ドゥルンという感覚。
生理の多い時にまとまって流血する感覚に似ているというと伝わるかな…?

急いでお手洗いに駆け込むと、破水でした。
ひとたび破水を確認すると止まらない止まらない。
絶対尿漏れじゃない!と確信しながら、産院に電話しました。

「破水と確認できたらそのまま入院なので、入院バッグ一式を持ってゆっくり来てください」
とのこと。

早めの入院バッグ準備って大事…!
入院バッグは準備済+最後まで使用していて入れられないものはホワイトボードに書き出していたので、焦らず準備できました。

最後に、出産間近のお腹の写真をパシャリ🤰

PM20:00
入院決定。
お部屋に案内され、夫は帰宅。
小規模な産院なのでビジネスホテルみたいに綺麗。
この時は破水が続いているだけで、痛みもなかったです。

1日自然な陣痛を待って、来なかったら次の日に陣痛促進剤を使用して誘発しましょうとのこと。

陣痛開始

AM2:00
なんかちょっと痛い。
これまで前駆陣痛もなかったので、これがそれかな?くらいの気持ち。
8分間隔で来ていた。
夜中じゅう続いてて、ほぼ眠れず。

AM6:00
4,5分間隔になる。
握り拳で耐える。
汚い例えですが…すごくトイレ行きたくなって、トイレ出したのにまだ痛みが続いてて、でも授業始まるからそのまま出席している……痛みの上位互換のような感じ。

AM8:00
引き続き4分間隔。
助産師さんが「10段階中何の痛みですか?」と聞いてくれる。

みなさん…ここがトラップです。
私「3,4くらいですかね?」って答えてしまいました!
したら、「5,6くらいまでは耐えたいですね」と。

でも、方針にもよるけど、4分間隔って言ったらわりと麻酔入れても良いタイミングだと思うんですね。

でもさ、
「出産は交通事故レベル」とか叫びまくってる出産動画とか見てきてるからさ、

拳で耐えられるのは、まだ耐えられる痛みじゃない?
とか思ってしまって、じゃあ3,4くらいかな?もっと痛いんだろ?と思ってました。

しかも陣痛って数十秒〜1分だから耐えようと思えば耐えられる(というか時が過ぎ去る)ってのもあります。

AM9:30
もはやこの頃には3分間隔なんですけど。
もう一度聞かれて「5」って答えました。
だって…さっきの基準でいったら、1レベル上げるしかないじゃない。

したら、まだ耐えられる?と。
もう耐える拳は痛みで震えてるんですが、負けず嫌いなので「まだいけます」と答える私。

AM11:00
もはや陣痛と休みの時間が同じくらいになってきて、休み時間に体力回復が出来なくなってきたため流石にナースコール。

内診したら「6センチ開いてますね、結構耐えましたね」と。
結構耐えちゃった〜!?
先生もきて、もうすぐ産めると。

10段階評価難しすぎるだろ。
今思えば、せっかく陣痛タイマーで測ってたので、陣痛間隔や持続時間も伝えれば良かったかな〜と。

PM12:00?(ここから時計見てないので体感です)
バタバタと麻酔の準備を進めてくださり、すぐに入れてくれた。

効いてくると、本当に楽。無。
先生が結構グリグリと広げていてもモニュモニュ感じるだけで痛くない。
お腹が張っても、NSTのモニターで数値上がってるな〜としか思わない。

PM12:30?
赤ちゃんの体の向きが正常と反対(顔が上)のため、押し出すために陣痛促進剤を投与開始。

少しずつ股に鈍痛が出てくる。
さすがにそろそろ痛みレベルMAXだし、いきむために少し感覚残す産院もあるらしいしそれかな〜とのんきに考えていた。

PM1:00?
麻酔前と同等、それ以上の痛みがくる。
麻酔切れました。

先生に麻酔追加を所望するも、
「もうすぐそこまで出て来てるからこのまま行こう」
と痛いままの出産へ。

※今回が初のお産なので、完全に麻酔が切れているのかどうかはすみませんが、わかりません。が、過去イチ痛かったことは確か。

いよいよ出産

もうやるしかねぇ。
覚悟を決めて、いきみ始めました。

私、今まで見た動画だといきんでる時にみんな励ましてくれるから、その時が一番つらいんだと思ってました。

いきみをやめる瞬間がいちばんつらい。

いきんでる時は全力なので、そんなに痛くなかった。
単純に体力が必要なフェーズ。

いきみをやめて、力を抜く時がいちばん痛かった。
力を抜いた瞬間にMAXの痛みが襲来してくる。

でも力を抜いて呼吸しないと、赤ちゃんが苦しい。
「赤ちゃんのために」この言葉がないと一生力抜けなかったかもしれない。

PM14:30
無事出産。

産まれる瞬間は体が出てくる感覚があって、胎盤を出す時も栓を抜かれるような感覚があった。

感動というより、放心状態。
あれよあれよという間に赤ちゃんを胸に乗せられ、記念撮影。

元気に泣いている。
数分前までお腹の水の中にいたのに、
あっという間に陸上生活を始めていて、適応能力がすごい。
肺呼吸してる〜〜!

自分のお腹は水風船みたいに空洞になっていた。
悲しい。

上に乗った赤ちゃんが足で私のお腹を蹴る。
その感覚が、胎動とおんなじで。

ああこの子がお腹にいたんだ、
と実感しました。

まとめ

  1. 陣痛の痛みは「経験したことない痛み」だと思ってたけど、「生理痛パワーMAX」という感じだった

  2. 痛みの10段階表現は初産婦には難しい。陣痛間隔と子宮の開き具合を考慮して10段階の数字を決めれば良かった

  3. いきんでる時より、力を抜く時の方が痛い

結果として、
痛みを感じる時間が長いお産になったけれども、
ものすごくつらいと聞いていたいきみ逃しの時間だけでも麻酔が効いてくれていてとても助かりました。

本当にいきむ直前に麻酔が切れたので、
逆に言うと直前までに体力を回復する時間があった。

無痛分娩を選択して良かったと思いました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?