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スタバのカフェアメリカーノをお手本に~続々・美味しいミルクティに向かう道

飽きもせず、美味しいミルクティを探求する日々が続いた。
しかしようやく私なりのゴールにたどり着くことができた。


ダンナの淹れてくれる美味しいミルクティを真似したが、うまくいかなかった12月の記事はこちら


鍋で牛乳と茶葉を煮出すチャイを思い出し、ティバッグで悪戦苦闘するのをやめてミルクパンを買う決意をした1月の記事はこちら


ミルクパン探しは難航中


1月の記事でミルクパンを買う決意をした私は、ネットや店舗でミルクパンを探した。

絶対に必要なのは注ぎ口。直径は14㎝。そして重たくないこと。
この条件で、かつ気分がアガるやつ。

ないんだ、これが。
条件を満たすと思ったら全然かわいくないやつとか、可愛いんだけど重たいやつとか。

ホーロー製だと可愛い色のが多いし、酸に強いからジャム作りにも使えてよろしいのだけど、いかんせん重い。重すぎる。

五十肩を患ってしまった私には無理だ。使いにくさのあまり、邪魔な置物になる未来がみえる。

アルミ製は軽くていい。でも、すべての鍋のなかでもっとも可愛くなくて、気分のアガらない素材なのだ。それに酸との相性が悪い。時々ジャムづくりをしたくなる私にとっては都合が悪い。

ジャムはこれまで作ってた小鍋で作ればいいじゃないか。ミルクパンで作る必要はないよ。…という考え方がないこともない。

しかし私は今回、以前から使っている小鍋を処分したい。なぜなら木製の取っ手がぐらぐらになっているからだ。

それに鍋の数を増やすほど、台所収納に余裕がない。
どうしてもミルクパンにはジャムづくり鍋を兼ねてもらいたいのだ。

あれこれ条件をつけているので、なかなか「コレ!」というミルクパン(もしくは小鍋)に出会えないままになっている。

でも美味しいミルクティが飲みたい

しかし美味しいミルクティを飲みたい熱はちっとも冷めない。2月も研究に余念がない日々を送ってきた。

その結果、お手軽に、安定して、自分好みの美味しいミルクティを作れるようになった。

使ったティバッグはこちら。TWININGSのゴールデンアッサム。

日本人ならみんな知ってるトワイニング。
特別に「お高い!」というほどではない。そしてスーパーの紅茶売り場でも売ってるという手に入りやすさ。

最高じゃないか!えぇじゃないか、えぇじゃないか!

まずメーカー推奨の「正しい淹れ方」を学習するところからスタートした。

トワイニングのサイトは、想像以上に明るく華やかだった。フルーツティの写真がいい仕事をしてるんだと思う。なにやら急に春が来たかのように心が浮き立つ。

さて、サイトの「紅茶のおいしいいれ方」の「ティバッグ」についてのページを確認してみよう。

出たよ。「カップ1杯」のお湯とかいうあいまいな表記。
そういうのは困るんだよね。今は繊細な味の違いについて研究してるからさ。

そこでカップ1杯とはどの程度なのか調べてみる。
手持ちのカップを計ってみたり、ネットで調べてみたりして、どうやら150ml程度らしいという結論に落ち着いた。

トワイニング推奨のいれ方を試してみたところ、とてつもなく「正しいアッサムティ」の味がした。何が正しいか分からないけど。

たぶんこれまで飲んできた、美味しいと感じたアッサムティの平均値に近い味だったんだろうと思う。

スタバのカフェアメリカーノ

さて問題のミルクティ。

私は牛乳をたっぷり入れて飲みたい。「正しいアッサムティ」にたっぷりの牛乳を入れると、なんだか少し物足りなくなってしまう。

そこで「正しくない」アッサムティづくりが始まった。

思い描いたのはスタバのカフェアメリカーノ

私がめざすミルクティの最終着地点は、このカフェアメリカーノの紅茶版だということに決めた。

一時期、私はスタバのコーヒーをブラックで飲むことに凝っていた。いろいろ試してみたけれど、一年中安定して美味しいと感じたのはカフェアメリカーノだったのだ。

カフェアメリカーノは、エスプレッソをお湯割りしたものだ。
普通のいれ方をするよりも豆の味わいがクリアに感じられる気がして気に入っている。

紅茶でこれをやれば、茶葉の味わいがより鮮明に感じられるミルクティが出来上がるはずだ。

まずはトワイニングのサイトによる「正しいアッサムティ」よりも濃い紅茶を作る。そして同量の牛乳を入れる。ぬるくなってしまうので、レンジで温める。以上。

・・・出来たわー。

こんな簡単に出来上がるなんて、何か月もかけて何をしてたんだろう。いろいろ彷徨っちゃったのは一体なんだったの。

ちゃんとアッサム茶葉の味わいが感じられて、なおかつ牛乳のコクもしっかりある。

アッサムティが牛乳で薄められちゃいました~っていうのとは、ひとあじもふたあじも違う「理想のミルクティ」が出来上がった。

ここまで読んでくださった方のために、あさのしずく流「理想のミルクティ」のレシピを書いておきます。よかったらお試しください。

あさのしずく流「理想のミルクティ」

【材料】
TWININGSゴールデンアッサム(ティバッグ)
牛乳
お湯

【作り方】
お湯を入れてカップをあたためる。
カップのお湯はいったん捨てる。
熱々のお湯をカップに「120ml」入れる。
ティバッグをひとつ入れる。
ふたをして「2分」待つ。
ティバッグを揺らしてから取り出す。
同量の牛乳を注ぐ。
レンジで適温になるようあたためる。

~できあがり~

これで私の「美味しいミルクティ」を求める旅は終了。

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