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週報13|本isオブジェクト / 余白を受け入れる / まっさらな机

240325-240331

2023年度が終了。年度末制約のある仕事はないので、いつも通り淡々と月末締め作業などに取り組んだ。

3Dプリントのイベント取材で某教育機関へ。春休みなのに自主的に集まっていて素晴らしい。取材と撮影で入りつつ、時折受講生をサポートしたりで楽しかった。帰り際、前から行きたかったスリランカカレーの店に行けて大満足。腹を満たすための1000円と、心も満たす2000円なら断然後者だな、という気がしつつある。

自主制作本プロジェクトが進んでいる。寄稿や対談の依頼は皆快諾してもらえたので、後は土台やスケジュールを整えるだけだ。紙ものの制作は未知数だったので、凸工所関連で縁のあった印刷所さんに相談へ。広々としたコワーキングスペース、次々出てくる紙や印刷見本、製品と作品の違いなどなど、見聞きするすべてのことが新鮮で興奮した。本はやっぱりオブジェクトなんだと確信。やれることの想像力がグンと飛躍した。

大学職員を辞めてから2年半ほど手伝っていた友人の会社を一旦離れることに。働き方の変化が主な理由だが、結構いい条件で働いていたので、その分の補填を考えねばらならない。はずなのだが、こういう不意の余白をそのまま放っておきたい、という気にもなっている。多分急に金欠で死んだりはしないから、何かが降ってくるのを待ってみたい。最終日、借りていたiMacを手搬入で返却したのだが、豪雨と暴風で忘れられない日になった。

これを書いている日曜日、天気が素晴らしく、スイッチを切り替えたかのように春が訪れている。電熱線ヒーターを片づけ、扇風機にコンバート。何もいらない適温の日も恋しいが、新しい年度の始まりを爽やかに迎えよう。iMacがなくなった机の上も、まっさらで気持ちが良い。

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