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週報10|アレグラでなんとか / 印刷の推進力 / 地元観光

240304ー240310

結論から言うと花粉症検査のための病院には行かなかった。有限不実行はダサい。しかし花粉ブロック的なメガネとマスクを標準装備し、アレグラを服用することで先週末のような激しい症状は回避できている。雨や曇りの多さが原因かもしれないが、やりすごせるならそれはそれで良い。

週の前半はあまり外出せずに黙々と自宅にこもって仕事をしていた。新しい案件の相談があったり、突然の思いつきが記事になりそうだったり。企画を立てる力の弱さを自認しているが、シリーズにしたり人に宣言したりすることで、枠組みを作れば前に進むのがわかってきた。

菊川Strangerで『舟を編む』を見る。前から見たいものリストに入っており、再ドラマ化をきっかけにしたリバイバル上映のようなかたち。前情報ほぼなしで見て、前半から後半へのジャンプの鮮やかさ、時間をかけて一つのものを作ることの途方もなさを感じる。自分が進めている本作りにも発破をかけられ、InDesignの流し込みや印刷&簡易製本などが猛ピッチで進んだ。Webで書いたものでも縦書きで綴じられるとまったく印象が違い、自分で読んでも再発見があるので面白すぎる。

映画に黒木華が出ていて、他の出演作を調べたら『凪のお暇』がちょうどTVerで再配信していたので5話まで見終えた。運悪く、僕が最初に見た高橋一生は岸辺露伴だし、中村倫也はウシジマくんの洗脳くんだしで、二人のサイコパスに囲まれる構図が面白不憫だった。連続ドラマを見ると視聴中の運動がついてくるので健康に良い。その他、ワンピースの最新刊や『東京都同情塔』を読むなど、目からのインプットが多い一週間だった。アウトプットのPodcastは収録を逃したが、本は進んだのでやむなし。

週の後半は近所で学生時代の知人が電気工事をする様子を見てから京島を案内したり、工房でスタンプやボードゲーム制作を手伝ったり。クラファンで届いたスクリーンプリント装置を開封して、これさえあれば布系もいけるじゃんかと胸を膨らますなどした。僕自身がヘビーユーザーであり続けたい。

日曜日は近所の商店街でつまみぐいウォークなるイベントが開催されており、毎度の如く「みんな今までどこにいたの?」と思わされるほどの人だかり。知人とすれ違いざま「今日は観光です」と話したら「地元ですよね」と言われ笑う。大学の卒展やライブドローイングなど、山ほどのイベントが同時多発しており、生活圏内が見所づくしなのは本当に楽しいことだ。

競馬中継の流れる喫茶店でカレーとコーヒーを食べつつ、印刷した本の原形をチェック。半年ほど前の記録だが記憶に新しく、密度の高い日々を思い出す。近所の花屋で大枝のミモザを購入してラボに吊るし、待合室で生ライブが開催されていた銭湯から上がる。Instagramで友人が近所で飲んでいることを知って自転車を走らせ、思いがけぬいい夜を味わって今に至る。やっぱりこの街は楽しいな。

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