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雑記

雑という字、なんだか愛らしくて憎めない。

逃げなければいけない、思い当たることはたくさんあるのですが逃げる力が今はない。堤防に腰掛けて、初々しくて応援したくなるようなカップルを見かけたいけど平日の朝はそりゃいない。やさしそうなおばあちゃんがとぼとぼ歩くパグの散歩をしていて胸の奥がぎゅっとなる。転がる空き缶に光が反射して、波が穏やかで、陽射しがやわらかくて、向かい風がやさしくて、目一杯のセンチメンタル。

「あなたとわたしは同じ世界に存在しているのに、あなたとわたしは関わることがない、そういう世界。」

郊外の道路沿いにある駐車場がやけに広くていつ行っても人がいないデニーズが好き。

言葉やシチュエーションを思い出して自分のピュアさに絶望する。

駅のホームで男女二人が大喧嘩していた。二人とも大声を出していて、野次馬が多くてよく見えなかったけど、駅員さんと周りにいたであろう人たちがその二人を押さえ込んでいた。喧嘩をしていた女の人の方は、頭から血が出ているように見えたけど、それは見間違いかもしれない。人の多い所へ毎日出向いていた頃はそんな事件をよく見かけていたことを思い出した、そういった衝撃的な出来事への耐性がなくなっている。この光景を思い出すだけで動悸がする。

コミュニケーションが上手に取れないことをなにかのせいにしたくない。努力や注意でどうにもならないと消えてしまいたい。こういう時の着地点はお互いの信頼度で決まるのでしょうか。

このままでいいのだろうかという気持ちが強くなったり弱くなったり、ここ最近は気候変動が激しいので薬を飲んでいないとだめだし、地球はどんどん不調(にしている)なのだから、もちろん地球に住むわたしたちも不調になっていく。

好きな作品を何度も見返すとか、好きな音楽を延々とリピートしちゃうとか、それだけで他に何もいらないくらい日々に疲れてしまってる。この疲労と虚無感。虚無といえば、ダダイズムとキャベツ太郎の陰謀について1時間くらいおもしろおかしくプレゼンしてくれた昔の上司を思い出す。変な人って何かの拍子にふと思い出すからやっぱり変って最高。寒さに比例して甘いものがおいしい。ピカチュウかわいい。


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