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部屋とシャツと私

部屋とワイシャツと私
引っ掛けけて
洒落の効いたタイトルにしたつもりが、全然普通な情景しか浮かんでこないタイトルになった。

部屋にシャツある。みたいな笑

そう、部屋にはたくさんのシャツがある。
(結局そこ)

当たり前だけど服屋たるもの、洋服は飯の種とも言える。売る以上は、その良さを理解するためにもたくさん買って着るのである。(買う理由づけはこれだな。)

質を求めて厳選している、勿論である。
それでも量も増えてしまう。
これは趣味とも言えるし、生き甲斐というか、自分のライフスタイルには欠かせないもの達であり、『ライフツール』の一つなのかなと思っている。

その中でも特筆すべきはシャツ。
個人的な好みもあるけれど、年齢相応にキチッと感だったり、日々の中でのTPOがそうさせるのか、最も着用機会の多いのがシャツ。そうなってくるとそれ相応に、量も増えていくのだけれど、個人的にシャツの物量だけめちゃくちゃ多い。

朝起きて、顔を洗って(朝シャン派なので、シャワーも浴びるんだけど)、下着より先に選ぶのが

シャツ

『あ、あのシャツを着たい』

そこから逆算して、下着とか靴下、インナーのカットソー、パンツも選んでいく。(普通の人とは違うのかも)

だからこそ、好きなシャツの選択肢を
可能な限り、己の好みに合わせて増やしているのだと思う。似たものばかり買ってる説もあるけど、それでも好きだから仕方がない。

シャツありき。

日々シャツを着る。
毎日洗う。
自分の一部みたいなものだし、毎日着るから、自ずと量が増える。

そんなシャツ男子(なんか今更なワードだけど)な私、よしくん。家には、あ、部屋にはたくさんのシャツ達が居ます。今季買ったばかりの新作はもちろんだけど、基本的にはサイズさえ合わなくなっていなければ、昔のシャツも、ずっと好きで着続けている。

部屋とシャツと私

今日のタイトル。
部屋中にあるシャツにある囲まれてる私。

今年、お店に入ってくる(展示会でオーダーしている)物の中でも、群を抜くお気に入り。
絶大な信頼を置いている『nuterm』のシャツだからというのも少なからずの影響はあると思うのだけれど、凄く良い。本当に良いのだ。

昨今のオーバーサイズのブームであったり、リラックスフィットな風潮ありきで、サイズ感はどんどん大きくなっていて、特に僕と世代の近い方。共感してもらえると思うけど、めっちゃタイトなシャツには戻れないと思う。仕事柄スーツを着る方は、それ用はバチっとジャストサイズだろうけど、それでも昔よりもパターンの工夫などで、動きやすさだったり、生地の工夫で、伸縮のあるものや、快適な素材も増えている。

けどね
このシャツは、実寸のサイズは、程よくリラックスしているんだけど、見た目はどこかすっきり細身に見える。

デザイナーのパターンワークに依るところが大きいのだけど、襟も少し大きめになっているし、イギリスのドレスシャツのような、タックだったら、バランスで構築されている。クラシカルな匂いをさせつつも、現代的な程よいリラックスも損なわずにいる。

この絶妙な匙加減こそ魅力であり
ここ最近の自分は、つい手に取って着たくなるのがこのシャツ。

(ちなみにお店のBlogでも紹介してるのでそっちで詳細は見てみてね)

これはね、売りたい。とかじゃなくて
ちゃんと伝えたい。丁寧なものづくりを土台として、やはり見え方、着る人の心地よさ、トータルでバランスを考えられた一枚。

襟とカフスは、しっかり芯のあるものを使用しているけど、洗い晒しで着たくなるスヴィンコットンのタイプライター素材。

さらには、みたことのないオレンジ色。
BIWA ORANGEと名付けられた色は、大好きなネイビーやブルー系との相性も高く、秋冬は差し色でも使いたいし、もう少し涼しくなれば、この一枚が主役となる、そんな色。色だけじゃなくて、素材感も含めて、色、素材、シルエット、三位一体の美しさ。

と、大絶賛したいくらい
日常着、普段着として、バシバシヘビロテしたい
そんなシャツなのであります。

一見しただけなら、見落としがちな魅力って、やっぱり実際袖を通して気づくことが多い。
頭で理解したつもりでも、実際着てみる体験とは程遠い。

部屋に持ち帰って
手持ちのシャツと着比べる。勿論手持ちのシャツ達だって、精鋭揃い。比べることで、それぞれの特徴も際立つし、お互いの違いがますますの魅力となる。ってことで

やっぱりシャツが好きなのです。

may the force be with you!!!!


浅野

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