京都滞在記
京都旅行いつものスケジュール
仕事終わりに夜行バス→京都タワーの地下銭湯→ひたすら歩き回って寺社とカフェ巡り→ただ寝るだけの安いホテルに泊まる→翌朝早起きして清水寺など、9時過ぎたら大混雑する人気の観光スポットへ→またひたすら歩き回る。
もう良い歳なので、こういう体力勝負は卒業しようかな。今回は膝の痛み以外にも、そう考えるに至る出来事があったわけです。
泊まったホテルがね、安さで選んだんですが、ちょっと笑えるレベルでボロボロだったので見てください。
壁の亀裂。10センチはあったかな…。
エアコンのリモコンにも、歴史を感じる。
この部屋1人で泊まったのですが、すごい広いの。ドア(ネジが緩んでて今にもドアノブ外れそう)を開けてすぐ見た光景がこちらです。
宴会場みたいに広い部屋の奥に、お布団がぽつーーーん。
えええ、これ何かの間違いじゃないの?
困惑しつつも畳の数を数えたら14畳ありました。とりあえず写真に写り込んでるテーブルに肘をついて、一息つこうとしたら、反対側が浮き上がり、角の小皿が落下。幼少の頃、机に肘をつくのは行儀が悪いとじいちゃんに叱られた事を思い出させてくれました。
そして特筆すべきは、床の間に飾ってあった掛け軸ですね。これ写真を撮らなかった事が本当に悔やまれるのですが、撮ったら撮ったで、この世ならざる何か怖いものが写ってしまう可能性を否定できないから、やっぱり撮らなくて良かったのかもしれない。
その掛け軸、部屋と同じくボロボロでシミだらけで、まあ下手くそな臨書だったのですが、よく見ると書道の先生がする様に、赤いボールペンで、ハネ、はらい、トメが甘いところに、お直しが入ってたんです!斬新!またそのお直しが、いちいち的確で笑う。一体どういうつもりでこんなものを飾ってるのか謎。
そんなこんなで、まあ結構面白かったし、ネタ提供ありがとうございます!と思わない事も無かったですが、次はちゃんと選んで、ちょっと良いお宿に泊まろうかな。
宿代と交通費抑えたぶん、奮発して美味しいお茶いっぱい買いました。
一保堂。缶もイケてる。ここでは煎茶とお抹茶を購入。京都はイケてるパッケージが多い。
このイケてるペンケースは、数年前に買った御池煎餅の空き缶。
祇園界隈にえらいお洒落なお店できてた。
袋もえらいお洒落だ。
pass the baton おーしゃーれー。
白川沿いでロケーションも最高。扱っている商品の8割くらいが、ちょっとお高めの壊れ物だったので、何も買えないんだけど、見てるだけで楽しい。古いものと新しいものが共存する街だから、何回行っても楽しい。