【あたかわ】あとがきの代わりに。ギークス!世界の歩き方
この世界にやってきたあなたへ
このシリーズは現在公開終了した作品をベースに、その並行世界ものとして書いておりますが元々の話は分からなくても大丈夫です。
(元々はpixivとdenkinovelにて連載していたものとノベルゲームで、未完のものも含まれます)
一部イラスト等はまだ残してあります。
『ギークス!』および『あたしは可愛くなんてない。』
姫宮聖(ひめみや ひじり)とLシス(作中のアイドルユニット)メンバー、朝比奈夏希の章はそれぞれ独立して読むことができます。
基本的には一話完結となっています。
聖のいる世界線
ちなみに時系列順にしますと一番先になるのが『ギークス!夏希の章』になります。
公開順ですと聖の章→夏希の章→僕らの章。『ギークス!』内の時系列で並べて、一番後ろの話になるのがこちら3話分。
ちなみに夏希の章。
この回で知られる「とある事件」の有無によってもストーリーは変わります。が、それはまだ設定段階なので書くかどうかは未定です。
ちなみに一番最後、アフターエピソードとして公開した聖の同級生の話は元々連載として考えていたものでした。ほとんど削ったので残ったのが7500字ほど。
……小説なんてそんなものです。
セナのいる世界線
そして、「百合が書きたい!」欲がつのって書いた『あたかわ』は、実は『ギークス!』とは別ルートの結末をたどった後の話です。
夏希の設定が矛盾しているのはそのため。
ゲームでの分岐を想定している、というほどでもないですが正式な続編ではありません。
(夏希は元々がゲームのキャラクターだったというのもありますね。分岐作ろうとして見事に挫折したのが懐かしいです)
『あたかわ』はリアル系(のつもり)百合もの、一話完結のオムニバス。
しかしながら裏で話はつながっているので、主人公はエスプリのセナとサナのつもりです。
そのせいか『あたかわ』ルートの夏希がかなり異様で浮いていると個人的には思います。
浮きましたが、これのおかげで藍里のキャラクターが固まってくれたのが面白かったです。
シリーズの全体的な背景としては、「エスプリのふたりが恋に落ちて、でも女性アイドルという立場があるので色々揉めている」。
その上でLively Sisters(通称Lシス)というアイドルユニットのメンバーの素顔や過去のことが明らかになっていきます。
実はそれぞれの設定はみっちり考えることなく小説にしているので、藍里の「彼氏がいない」ネタをのちのちまで引きずるとは思ってませんでした。
未央の「闇だわぁ」も、闇の本当の意味がただの厨二病に収まらないんだよなぁとか思うと……それだけで楽しい……えへへ。
共通事項『きらめきのカレイドル』シリーズ
ところで『ギークス!』『あたかわ』内でしばしば語られるものが通称『きらカレ』です。
作中では、何シリーズも続く、女児向けアイドルアニメなどのメディアミックス作品のことだとされています。
吉良なな子の妹、吉良すみ子(元アイドルで声優。事務所の社長)が監修。
ヒカリ役として主演するのは御影彼方(みかげ かなた)という女性です。
夏希は男の娘キャラクター「リコ」役でしたが、体調不良などが原因で降板。
代わりに、当時小学生だった未央がリコ役をやっていたという過去が語られる話がこちらです。
これ関連で弓琉(ゆみる)が主人公の話を書くつもりでしたが、彼女(?)はとうとうミステリアスなままでも構わないんじゃないかと思ってそのままにしてます。
百合ものとしてのテーマからはズレますし。
他、キャラ設定の裏側はこちらの記事にも書きましたので、よければ読んでみてください。
「うちの子」系のオタクあるある感がすごい。
おまけ
「フラグを折ると新作が作れる」例。
ぐちゃぐちゃで雑なガイドですみませんけど、お許しください。
『あたしは可愛くなんてない。』のあとがき代わりにこんな話を置いておきます。
あとがきとして書きたかった本当のこと……「フィクションの中の百合と現実世界に生きているレズビアンの話」というのは、また別の記事にしてまとめたいと思います。
それでは!