あちこち水浸しにして、梅雨はまだ終わらぬ

雨は、無情に降り続ける。

川の氾濫を一昔前台風で、島の水源となっている古座川が氾濫したのを思い出す。あのとき、私の住む島は川がなく被害もなかった。しかし、今、デイに通ってる地域は大変な被害を受けた。今日デイの職員さんが「うちあのとき家の1階迄水来た。そうなると何もかもめちゃくちゃになった」と話す。

今日も一時滝のような雨が降った。あの時は、高校生や、各地のボランティアの協力があり、復興も早かった。熊野古道は、毎年高校生が掃除するのが恒例行事となった。しかし、今、そういうボランティアが集まれない現実。コロナ第二波あっという間に来てしまった。

No moreコロナからWITHコロナに

方向転換した方が良い。

大阪にいる娘は、中々バイト先が見つからないと話す。奨学金は寮費と生活費に消える。高校時代吹奏楽をやっていた彼女は、楽器に触れない生活に苦しみを感じて、バイトで稼いだお金でキーボードを買うつもりだった。しかし、雇う側が、自粛ムードで、バイトの数を減らしている。

夜の街に出向く人達が、毎日必死になって生きるものの楽しみを奪う。密にならない対策、密にならざるを得ない者もいる。それぞれ意識の違いで苦しめられる者もいる。

おもてなしの国、日本。しかし、来年オリンピックはやめた方が良いのではないかと思う。設備投資より、人の命を重視する選択が、せまられている。

この度豪雨で犠牲になった方々のご冥福をお祈りします。