『変種第二号 ディック短篇傑作選』 作者: フィリップ・K・ディック
『スターウォーズ』みたいなピュンピュンと光線が飛び交う様なスペースオペラは別として、割とSF映画が好きだ。1996年に公開された『スクリーマーズ』という、ちっと変態チックなホラー感アリの映画も結構面白かったのだが、エンドロールでディックの短篇小説が原作だと知ってやや違和感を感じたものだった。
まぁ、もっとも『ブレードランナー』だって『トータルリコール』だって、原作と映画では世界観からして全然異なるので、本作も大幅に改変したのに違いないと思っていた。
何しろ1953年の作品だ。