ぼや〜っとしながら聴く音楽

ゴールデンウィーク直後は眠れない日々がつづいたもんですが、最近なんだか毎日眠い。ぼや〜っとしたいときは、ぼや〜っとした音楽を聴くわけです。

今週はソ連〜ロシアの鬼才、MIKHAIL CHEKALINの作品群を聴いていることが多いです。曲によって完全にアバンギャルドな実験音楽だったり、結構キャッチーだったりと波があるのですがどれも自然に身体に馴染むような素敵な音。お気に入りはキャッチーなこちらの曲↓

Ecstatic Lullaby · Mikhail Chekalin


90年代のRPGゲームって、こういう音楽が礎になってるような側面あるよな〜と感じます。やれることは全部やってやろう!という気概。具体的には植松伸夫さんの作品群。植松氏はいったいどれだけの幅の音楽を吸収・昇華したのだろう・・高知が産んだ偉人よ・・

90年代生まれの私はプログレよりも先にゲームに触れているので、ゲーム=懐かしい。
でも懐かしい音の裏側にはポストパンクだったりプログレ、アヴァンギャルド、ワールドエスノ、すべてつまってるんだろうなあ。なのでMIKHAIL CHEKALINの曲を聴いて懐かしい、というバグが起こるのです。

MIKHAIL CHEKALINと調べるとクラウスシュルツェが同列に並んできがちですが、イルリヒトは生まれて初めて(音が、怖い!!)と感じたもので、いまだにすこーし抵抗があります。。でも純粋な音に恐怖属性を付与するって相当密度すごいですよね。
あとこの辺で好きなのはポポルヴー。ホシアナ・マントラの美しさは、時間を超越するものです。

Ah! · Popol Vuh

新しい音楽追いながらも、こういうルーツや転機になったような音楽を遡ることも大事。。なので耳も脳もあと4セットくらい欲しいです。。



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