見出し画像

子ども食堂は誰の為にあるの?

先日子ども食堂で起きた事についての話題を目にした。
何やら男子と父子家庭には食事を提供しないで欲しいとかなんとか。

・・・何でこうなるのだろう?

一部の人がそういう思考を持ち実際にクレームをしているのだろうけど、この人たちは子を持つ親なのか、はたまた違うのか僕は知る由もない。

ただ1つ言えるのはそんなクレームを入れる人は少なくとも子ども食堂にお世話になるような人では無さそうだし、何より何も支援していない人だったりと無関係な人が多いような気がする。もしクレームを入れた本人が子を持つ親だったら何とも言えない気持ちになる。

本当は誰もが助けを求めなくても自力で生きていける力を持ち合わせていれば1番良いのかもしれない。だけど人生だから何が起きるか分からない。人は一人で生きていけるほど優秀では無いし能力者でも無い。だからこそ助け合う必要がある。助けを求めるのに性別は関係ないはずだ。

こういったクレームこそ男女平等を掲げる社会にとって大きな足かせになると僕は思っている。

子育てするのは女性だけじゃない、男性もだ。
支援が必要なのは女性だけじゃない、男性もだ。
性別に関係なく弱い人はいて困っている人もいる。
真の男女平等とは性別関係なく必要な支援を必要な時に受けられる事。


社会的には男性有利に見える部分が多く存在しその事実は少なからずあるけれど、それは同時に男性は強いから援助をしなくても良いという誤った考え方にも繋がる。その結果が今回の子ども食堂にあったクレームなのだろう。

この話題に触れて僕が思ったのは男性の悩み事は見えない部分に多く、女性の悩み事は見えやすい部分に多いのかなと感じた。

「そうであるはず」という思い込みと「それは無いはず」という思い込みこそが1番いけない事。

2023年の現在だけではなく以前からこの手の問題はあったのだろうけど、この時代に至るまで解決出来ずにきたツケが今大きくなっているのだなと感じた。

僕は僕なりの支援をこれからもしていこうと思う。
富を莫大に生み出せる存在だったらもっと高額な支援が出来るのだろうけど、富を生み出せない人間だからそうもいかない。

支援や寄付をするかしないかは個人の自由だから別にするのが当たり前っていう事じゃない。したい人がすれば良い話。

ただ本当に助けが必要な人の妨害や邪魔だけはしないで欲しいと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?