ゲイの浮気や不倫は本当に地獄だなと思う、自分自身も相当傷付くのだから
人の心は移ろいやすく好きになった人と一生添い遂げようと思っていても、そうは上手くいかない事もある。
その原因が時に浮気であったり不倫であったり自分の性であったり。
私はゲイをテーマにした記事を多く書いていますが、ケンケンさんの記事は私にとって様々な記事を書くきっかけを与えてくれています。
今回はケンケンさんの記事を読んで私の想ったことを書いていきます。
その記事がこちらの記事になります。ぜひ皆さまもケンケンさんの記事をお読みになっていただければなと思います。
男女関係なく不倫や浮気は確かに存在します。
ただケンケンさんのおっしゃる通り、ゲイは浮気が多いと思います。
男女では徐々に関係性を築くのに対し、ゲイは肉体関係からダイレクトに関係性を築くからでしょう。ゲイゆえの事だとは思いますが。
ケンケンさんの記事の中で私が特に考えさせられた事。
それは・・・
「子どものいる既婚者のゲイ」
その女性からすれば自分と子どもをつくった夫がゲイであり、自分の知らない所で男性相手にセックスしていると知ったらどう思うでしょうか。
その女性からすれば言葉を失ってしまうと思います。
偽りの家庭を築き、本当は自分としたくもないセックスをしていた。
そして本当に求めていたのは男の体であるという事。
その事実だけを見れば、到底考えられない事だと思う人が多いと思います。
私がその女性だったらショックを受けてしまうと思います。
ただ私はその男性の気持ちを少し考えてみました。
善悪の判断を別にして考えてみると、ゲイだからこその悲しい部分があるような気がしました。
ゲイだから結婚出来ない。
ゲイだから自分の子どもを欲しくても叶わない。
ゲイだと周りに知られたら暮らしにくい。
それらが重なってその行動になっているのだろうと。
自分の子どもが絶対欲しいと思うのなら、たとえ女性とセックスしたくなくてもせざるを得ないと考えたのでしょう。
仮面夫婦だとしても家庭を築き、「男性として」立派で良い夫だと周りが考え本人に話すことで、自分の心と相手に嘘をついても暮らしやすいからその道を選んだのでしょう。
でも最後には自分の本心に嘘をつくことは出来ず、既婚者だったとしても男性相手にセックスをしてしまう。
これらは結婚相手の女性・自分の子どもに対しての裏切り行為であり許される事ではないでしょう。
許される事ではないのだけど。。
その男性の気持ちを考えると、とても苦しい想いをしているのだろうなと私は想うのです。
ゲイだからこそ許されない・叶える事の出来ない世界がある。
自分の心に嘘をつけば、自分の叶える事の出来ない世界を少しは叶える事が出来る。
嘘をついた方が暮らしやすい社会がそこにはある。
嘘をつき続けながらでもどこかで本心を曝け出し、欲望のままに生きていくことも出来る。
噓がばれるか、自分の心が病んでしまうかの間までは。。
不貞行為をされた人からすれば考えられない行動だと思います。
そんな男性の顔なんて見たくも無いと思います。
それでも・・・
その行動の全部を責める事が出来ない。
そんな私がいます。。
ゲイには絶対叶えられない想いや夢が沢山ある中で、どうやって生きていけば良いか?
その想いや夢を少しでも叶える為に、どこまで相手の想いを犠牲にしてしまうか?
その人たちの想いに社会はどこまで寄り添うことが出来るか?
考えれば考えるほどゲイ、男としての性欲・欲望・夢・理想は誰かの犠牲のもとに成り立っているのだなと。
綺麗事ばかリ言ってられない現実世界の問題。
そういう事を考えると時にゲイが憎いと想う事もあるし、自分自身がゲイである事が嫌になってしまう。ゲイに罪がある訳ではないのに。
私だってその男性のような偽りの家庭を築き、嘘をついている事を知られないように隠れて自分の本当の姿を曝け出し、欲望の赴くままに自分の世界を突き進んでしまうかもしれない。
そう考えた時、とても心が苦しくなります。
ゲイが描く人生の理想と現実には大きなギャップがあります。
叶える事が出来ない望みを必ず幾つか諦めなければいけません。
その残された希望・現実の中でどうやってゲイとしての幸せを探し、手に入れるか?
私はこれからもゲイとしての人生、そして世界のゲイの人の人生、どちらも考え悩みながら生きていくことになるでしょう。
人の感情として許される事、許されない事、色々考えながら。。
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