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のりあいわけあい

そういえばまだ会ったことがないよね、とイタリアの文法などを伝える"イタリアの時間"を一緒に作ってくれているダリオに言われて気づいたけれど、確かにそうだ。。

彼とはいいお友達であることは確かだけれども、知り合ったのは緊急事態宣言中でした。友人が「日本に留学したけれど自宅待機をしているイタリア人がいる」と紹介してくれたのをきっかけに、日本待機が少し長くなりそうな私の語学アドバイザーをしてくれています。


日本語がとてつもなくうまいけれど、独学+当時日本に来て半年ほどだったダリオ。「僕は文法は専門家じゃないので教えないから。」とかたくなだけれど、外国語学習に共通するポイントをつかんでいるしセンスの値がすごすぎるから言ってくれることがするどいし、素直だから間違えたまま放っておけないし、そんなわけで上手くなるまで許してくれない。。

同時期くらいに、こちらも同コーナーを作ってくれているあんりさんとも、「再会できたらいいのになぁ(でも今ではないなぁ)」というお話をしているところでした。

彼女と出会ったのはイタリアミラノ。イタリアが大好きで、いつか何かの形でイタリアを伝えていきたいのだと教えてくれました。当時から日本語の言葉の選び方から前向きで、とても心地の良いお話の仕方だなぁと思っていて。

その時と同じく、どんな時でも「今だからできること」をキラキラした瞳でおいかける姿をオンラインで観て、2人の力を貸してもらえないかなぁと思い立ち、お願いしてみたらあっという間にあたたかいお返事をいただき、気づいたら撮影のための単語リストを作り始めていました。

不慣れなことにも優しく付き合ってくれる2人。もともと「いいなぁ」と思う人たちだからこそお願いしたのだけど、関われば関わるほど好きになるし、この空間の居心地のよさはなんだろうなぁ…とぼんやり思っていて…

思いながら昨日は別件…なかなか素敵な企画のミーティング(企画が終わる前から関係者がシリーズ化してほしいと言い出すほど)でした。まだお知らせに至るまで時間はあるけれど、これまた新しい出会いを含めた3人で、ここでも似た空気感がただよっていて、帰りにふと「あ!」とその共通点に気づきました。

全員が自分のやりたいことを持っているけれど、同時に自分以外の人に得(というかよい思い)をしてほしいという気持ちがただよっているということ。

損して得とれ、という言葉があるけれどそういうことよりも、もっとなにか…「わたしの持っているこれで誰か喜んでくれないかな、なにかできないかな」というエネルギーを全員から感じるのです。そしてみんななんだか嬉しそうな顔をみせてくれるのです。

全員をひとくくりにすることはできないけれど、、きっと人な1人ずつ人生をもっているけれど独りで生きていないことを肌でわかっていて、自分ごととしてふわりとしたつながりをもっているのではないかな。

もはや私のYouTubeチャンネルでレギュラー化してくれたグイードくんもそういうタイプ。出会った頃から今に至るまでよく助けてくれる。お仕事でもよく助けてもらっています。みんなでの待ち合わせには5ー10分前に着いているタイプのイタリア人です。

チャンネル外でも、家を出る前からそういう人たちとのご縁がありがたいことに増えていっている気がします。きっとそういう人たちだから、誰かに紹介したくなっちゃうんだろうなぁと思います。実際に、私もそうなっちゃっている。

イタリアでもいつもそう思っていたけれど、今後こういう人たちの役に立てる機会に恵まれるのだったら最大限参加したいなぁと思っています。そうすることで心が晴れ晴れとするから。嬉しくなれるから。

この内容に合わせてもう一つご紹介したいことがあります。それは…

#トマトの薄い本  ご存知の方も多いかもしれません。

先日九州であった水害(心からお見舞い申し上げます。)をうけてレシピを出された神谷隆幸さんの受け取り分を全て寄付されるとのことです。

それを抜きにしてもメニューを見るだけでよだれがでてしまう本…

本が形として欲しい方は下記サイトで注文すればまだ少しあるとか。ぜひよだれをたらしてください。笑

これから近い将来また引っ越しが待っているけれど、彼らにならって周りの人とのりあいわけあいしつづけて生きていけたらいいなぁとじんわりと思っています。





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