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自分のルーツってなんだろうか

今年で30になり、それまでにキャリアを進める中でさまざまな選択をしてきましたが、いつも選択をするときの基準として、「自分のルーツ」を意識してきたように感じます。

私のルーツを辿っていくと、以下の2点に収まるのではないかと思います。
(もしかしたら今後思い出し次第増えるかもです。)



父親の存在

私の人生に影響をもたらしてくれたルーツとして最も大きいのは父親の存在です。
私がクリエイティブ職に就いたきっかけとしても父親の影響が大きいと思います。

私が物心がついた時に、父親は建設会社を自営していることを知りました。
小さな会社でしたが、子供ながらに他の家庭との違いを感じながら生活をしていた覚えはあります。

実家の家は父親が設計したものであったり、町の中にある一部が親の仕事であったり、小学校の夏休みの木工作を手伝ってもらったりと、父親のクリエイティブが身近にある環境でした。

小学生の時の将来はなんとなく、父親の後継をしてものづくりに携わると思ったりもしていました。

また、中でも私が最も影響を受けたと思うことは、1から築き上げる力です。
父親は中学卒業後、宮大工として働き始め、その後一代で会社を築きあげたそうです。
学歴やお金も無かったところから地道に築き上げた経過は、私たち子どもが生き抜くための大きな財産として年々ありがたみを感じます。
今になってみると、兄や姉もその影響を受けて育っているように見れるところもあり、大人になった今でもそれぞれがタフに向き合うことを大事にしているように感じます。

そして、休日でも忙しそうでしたが、つまらなそうな姿は見たことがありませんでした。働くことに対して自然にポジティブに取り組めているのも、親の影響だと思います。


子どものころの自由な遊び

もう一つ影響として大きかったのは、子どものころの自由な遊びだと思います。

田舎の学校だったのもあり、先生方も自由にさせてくれていて、子供達の裁量の多い環境だったようにも感じます。

よく遊びを企画していて、昼休みにサッカーしたり、旅のしおりを作って遠出を企画したり、学活の授業で地域貢献の企画を考えたりと、分からないことに対して体を動かしながら社会が広げて、生活が豊かになっていく感覚を楽しんでいた覚えがあります。

田舎で何もない場所だったのもあり、ちょっとしたアイデア一つで日常の遊びが楽しくなりやすかったというのも、大きかったかもしれません。

自由に創造性を働かせることによって生活が豊かになる感覚は、社会人になった今でも幸せに感じます。


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情報に溢れる世の中では自分の価値観が何か分からなくなることもありましたが、まとめてみると納得感があってこういった時間も大事だなと感じました。

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