Dear.高専ガール(第一回:月の満ち欠け)
高専を卒業してから早10年経ちます。高専の絶対数が少ない女子として在学中に知っておきたかったことについてまとめます。
1.身体のSOS
第一回:月の満ち欠け
女子には毎月、生理という悩ましいものがあります。来てほしくないけど来ないと怖い。特に彼氏がいると悩んでしまいがちです。
私が学生時代に知りたかったことについてまとめてみます。
(1)周期
周期は月経が始まってから次の月経がくる前日までの期間です。月経は25日から38日の間に来ていればOK。毎月ピッタリ同じ周期でなくても大丈夫です。★スマホのアプリで簡単に管理できる良い時代になりました。私はリズム手帳を愛用しています。基礎体温もつけられるといいですね^^
(2)これって大丈夫?
月経が来ない・周期が不安定・経血量が増えた(減った)・月経期間が短くなった(長くなった)
月経周期24日以内:頻発月経、39日以上90日未満:稀発月経、90日以上月経がない:無月経
正常な月経期間・・・3日から7日
一般的な月経期間中の出血量・・・50gから60g
≒ナプキンを20枚程度交換する量
*多い日には平均3.8枚
過多月経・・・月経血にレバー状の塊が頻繁に混じる
一時間に何度もトイレに行ってナプキンを交換しないと血液が漏れてしまう。
→子宮筋腫や子宮内膜症の病気も考えられます。婦人科の受診も考えましょう。
★婦人科は怖くないです。婦人科の受診については後に述べます。
※高専ガールの年代の過多月経はホルモンのバランスに乱れが生じやすいため機能性過多月経になりやすいです
(3)貧血と月経困難症
1)月経とは血液が出血することなので貧血気味になります。
《NG》避けたいもの:唐辛子の入った辛いもの、コーヒや紅茶などのカフェインが入ったもの、塩辛いもの、冷たいもの
2)月経困難症
下腹部痛、腰痛、頭痛、吐き気、下痢、お腹が張る、憂鬱、疲労・脱力感、食欲不振、イライラ
※月経困難症は機能性月経困難症と器質性月経困難症があります。前述しましたが高専ガールの年代は機能性月経困難症になりやすいです。
●冷え性で血行が悪いことやストレスといった精神的な要因も症状を重くします。
●月経の1日目~2日目に症状が強く出るがその後一日で軽減されます
◆治療・・・低用量ピル、低用量女性ホルモン配合剤、漢方薬
(いずれも医師から処方が必要です)
(4)婦人科体験記
婦人科は怖くないです。小心者の私の婦人科体験記を載せます。
●問診票に最終生理日と生理周期と、妊娠の可能性の有無、既往歴、親族の婦人科系の病歴を記入
●基礎体温を付けていたら基礎体温表を渡す。私は付けていなかったので診察後に基礎体温計を受付で購入(基礎体温は女性には欠かせません。体温表はアプリで付ける事も可能。)
●希望すれば妊娠検査(尿検査)も受けられます
●基本的に女医さんなど女性スタッフが多いです。
●服装はスカートで行くと診察時の着替えがスムーズです
●問診台はカーテンで区切られているので恥ずかしさはあまり感じません
次回はPMS、基礎体温、『女性だったら知っておきたい』身を守る方法について説明します。
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