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日記30

3月21日(春分の日)

前回の日記で書いた、指導先の吹奏楽部の定期演奏会があった。

朝出勤したら事務さんの2人が休日出勤している。
巻き込み型の台風のような私は、あんまり話したことないくせに
「○○時から音楽室で定期演奏会やるんで聴きに来てください!」
ってお誘いした。
仕事あるから来てるわけで彼らも業務があるのでしょうが、私の傍若無人な振る舞いに付き合ってくれ、本当に来てくれた!!ありがたや~!🙌✨

あとあとうかがってみると、学校は授業のないタイミングで音が大きく出る工事をすることが多く、今回もそのパターンだったようで業者対応に出勤していたとのこと。バリバリ仕事あるじゃんごめん…

しかし
「では吹奏楽部の本番の時間帯は、近くで作業してもらうのは(大きな音が出るので)止めておきますね」
と、なんと施工スケジュール調整までしてくれた!
デキる!!!事務さん①!!

よくよく話を聞いてみると事務さん①はギタリストで、けっこうガチめでやってるタイプの人でした。
むしろ本業ミュージシャン、事務は仮の姿と思われる。

本人のお心遣いもあっての今回のこと、大変ありがたく思いました。
自分も何かの折に逆の立場たっだとき、こうして応援できる側でありたいと心に決める。


心に決めるもう1エピソード。

軽音楽部の顧問の先生が軽音の生徒たちを引き連れて聴きに来てくれた。
あちらも年度末の校内ライブが迫っていて自分たちの練習もあっただろうに、
「同じ音楽をやるんだから聴きに行って当然」
と言って、先生ご本人も年度末でかなり忙しいだろうに、最後まで聴いてくれた。

あ~この先生も本当に真剣に演奏をする人なんだなと思った。
ちょいシブいこと言いますが、中途半端に演奏してる人は他人の演奏は聴きに行かないから…。

私も後日の校内軽音ライブは、職員室にいる先生たち(私という台風に巻き込まれた方々)を引き連れて聴きに行ったのであった。

吹奏楽の部員はと言うと、あまり人がたくさん来ると緊張するから…と言って集客活動には最後の最後まで消極的だったが、
今回たくさんの心ある人たちに聴いてもらって、やっぱり人に聴いてもらうって尊いことだと思ってもらえたような気がする。
思ってもらえていたら嬉しい。

私は数年ぶりに、バリトンサックスで何曲か参加しました!

生徒だけ演奏、元顧問の先生が作った曲を3年生がソロで演奏、元顧問や現顧問、楽器できる他の部活の先生、私みたいな立場の人も全員参加での演奏…

などなど、少人数なりにバラエティに富んだアンサンブルステージが組めて
結果とても良いプログラムになったのではないかと感じている。


学内でやったので演奏以外は気楽なもので、
片付けもそこそこ、我ら顧問ズは遅めのランチをしに近くのご飯屋さんへ!

接客してくれたのもたまたま元卒業生で、
バイト先に先生がきちゃった気まずいシーン勃発。御免…

私だけビール飲んで(本番終わったら飲まずにはおられないだろう)
早めの解散。

こういう定期演奏会もある。豊かな一日だった。

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