26 フラメンコっぽく踊る方法

できなすぎて何がわからないかもわからない
足も、手も、体も
頭を動かすと
どこにいたか忘れちゃう!
感情が込めると
コンパス(リズム)から外れる

12年前、セビージャでクラスをはじめた頃
コンパス(リズム)を外すと
めっちゃ怒られた
感情だけ突っ走って
メンタルも基礎もテーストもない
名前も覚えてくれない
話てもくれない
嫌な顔をされる
見てももらえない
そんな辛い日々が何年も続いた

そして学んだその方法とは?

フラメンコっぽく踊るには
まずは私生活、そして自分を見つめること
フラメンコの「心」に触れること

基礎がないのに感情を出して
踊るなんて100年早いと先生はいった
基礎も知らないのに振り付けを踊りたいなんて
100年早いと先生はいった

アヒルのおどり
象の踊り
ビシバシ
スペインは情熱的だから
落ち着いて説明するがない
サバイバルの世界
何度涙して
もうやめる!って叫んだかわからない

フラメンコは踊りじゃない
フラメンコは文化
その人の生き方
フラメンコの心=音楽とリズムの勉強がさき

足のテクニックの練習はまず裸足から
足の音がなるのは靴のおかげではない
まず心でリズムを感じる事が大切
自分の中からそして素足を感じて
自分を知ってからはじめて靴をはいたときに音が鳴る

フラメンコの小道具
扇が使えるようになりたかったら
まず私生活に扇をつかうこと
扇との関係をもたないで
どうやって踊りながら扇を使うの?
杖もそう、帽子もそう

フラメンコは日常にある
小道具とフラメンコを生活の中に取り入れる

フラメンコとは生きていくもの
フラメンコとはその人の人生
数年で踊りをマスターし終わりではない
だからこそ魅力的で豊かな芸術

「人生のことはマスターした」と思う日はある?
それがフラメンコのストーリー
踊りながら語るフラメンコのストーリー

フラメンコっぽく踊るには
まずは私生活を見直す
そして「自分探し」から始まる


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