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インターネットで離婚ご祝儀をやってみた結果

上部の画像は最近6歳になった末っ子の絵です。表情が豊か。

前回の投稿では、本当にたくさんの方から応援メッセージをいただきました!ご祝儀もありがとうございました!!!「お礼の投稿をせねば」と思いながら、どうまとめればいいのかと悩み続け、なんと1年以上が経過。こわい・・・・時が経つのが早すぎる・・・・・・。

執筆活動で生計をたててる方々のことを、心の底から尊敬します。わたしはこの1年「はやく、なにか書かないと!」という、ちょっとした強迫観念にとらわれた日々を過ごしていました。結局書けぬまま2021が終わった・・・・・・・・・ぴえん

書けなかったのは「何か少しでも役に立つ情報を書かねば」と思いすぎていたからだと思います。最近「そんなことを考えるのも、おこがましいな」と思うように。お礼は1年以上寝かしてはいけない(もっと早く気付け)。

いただいた離婚ご祝儀額は、総額で言うと「子どもの食費約1年分」くらいになったような気がします。我が家の3兄妹は、1年間インターネットの人たちに生かされました。ひ孫の代まで語り継ぎます。

誰もが「たすけて」と言っていい

生活に困って自死をしたり心中してしまう人は周囲に助けを求めなかったという話をよく聞きます。長い人生の中で、自分自身がいつそういう状況になるか皆わかりません。今回の離婚ご祝儀実験結果としては「知らない人にも助けを求めていい」ということを教えてくれました。

これは、私だけではなく多くの人が理解すべき、1番大切なことな気がします。離婚はもちろん、育児放棄しそうになったり、生きていくのが嫌になることは恥ずかしいことでもないし、誰もが陥る可能性があること。いつだって誰かに助けを求めていい。インターネットは誰にでも開かれたスペース。有名な人しかやってはいけないことでもないし、志が高いプロジェクトしか支援を求めてはいけない、なんてこともない。「人生」という何より大きなプロジェクトは、たったひとりで遂行するにはあまりにも大変です。

「争う」よりも「自分なりの精算」

私は、生活費を入れない配偶者を選んだおかげで自分で稼ぐ力はついたのですが、どうしても金銭的に「損した!」という気持ちが強かったのです。だから離婚することが決まっても、なかなか手続きまで進めなかった。元夫の両親ともちゃんと話し合いがしたくて、でも応じてもらえなくて、「家族と思っていたのに……」と、ものすごくショックを受けた時期もありました。元夫とも義両親とも一切の縁を切って、子どもを絶対に会わせないという選択も考えました。裁判で争う道もありました。

でも、それで誰かが幸せになるのか?と考えると、不幸を増やすだけだな、と。元夫も義両親も子どもに会えないと悲しむし、子どもも父親に会えない、祖父母に会えないと悲しむと思う。そして何より、まだまだ続く育児で自分自身もひとりだとしんどくなるだろうなと考えました。そうすると「家族として継続するかたち」が幸せの総数を増やすはずと思ったのです。(もちろん、DVとかモラハラとかする人は距離を置くべき。元夫はそういうのはなかったので、家族として継続しようと思えました)

とは言え、私だって1人の人間。全部飲み込んで「家族やりましょ〜!」では気持ちが追いつきません。

「それならばコンテンツにしよう。そうすれば”コンテンツにさせてもらえてありがとう”と元夫に感謝して幸せな離婚となるかもしれない。それは結婚生活への感謝にもなって、幸せにつながる」と思ったので note に書きました。(20年近くインターネットで書いている者の特殊な発想)

元夫の家族からすると嫌なことだったと思いますが、私は10年以上にも及ぶ大変な結婚生活、全部ぜんぶ我慢するのは自分を不幸にすると確信し、こういった形で自分なりに精算したのでした。結果、めっちゃよかった。note書いたことで「離婚の話題ってしづらいけど、あさみさんの場合はめっちゃ聞きやすいわ〜!」と言われます。わたしも話しやすい〜〜!!

離婚で唯一悲しいことは、元夫の家族との繋がりがなくなったこと。元義理家族は一緒にいるととても心地が良かったし、以前はめっちゃ頻繁に会っていたし、大好きでした。関わりはなくなるけど、心の中でみんなの幸せを願っています。

インターネットのみんな、元気玉をありがとう。

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noteで離婚をコンテンツにした結果、離婚ご祝儀を多くの方からいただけました。金額的にも嬉しかったですが、PayPayやAmazonギフト券と共に送られてくるメッセージ1つ1つが本当に嬉しくて、笑ったりちょっと泣いたりしました。すべてスクショに取って、日記アプリに保存しています。

その中でも「離婚ご祝儀って、元気玉みたいですね!」って言ってくれた人がいます。前記事に悟空の話をしたからだと思いますが、まさに皆さんからのメッセージが元気玉のように私を元気にしてくれました。

そのおかげで、幸せな離婚生活を送れていると思います。元夫とも、今までで1番良い関係な気がします。プレゼンとか鬼うまい人なのに、「感情」の話をすると「急に馬鹿になった!?」と毎回思うくらい話が通じなかったのですが、今はそういう話をそもそもしないので、平和です。今でも「ガジェットやちょっと未来のIT業界の話」を聞きたいときは彼を選びます。おそらく彼ほど詳しく、そしておもしろく話せる人はいないだろうと思うぐらいに尊敬しています。そして遠いのに週2-3回通ってくれて、いい父をしてくれてます。

嫌だったところではなく、そういういいところに意識がいけるようになったのは、間違いなく note で離婚祭を書いたから。一緒に乗ってくれたみんな、まじでありがとう。

思ってたより世間は離婚に負のイメージをもっていた

前回の投稿以降いろんなメッセージをいただきました。相談してくれて嬉しかったです!

じつはわたしも離婚してて…ずっと”不幸なひと”みたいに扱われてたのが嫌でした。あさみさんのnoteを見て、改めて「私も幸せになれると確信したから離婚したんだ!」と思い出しました。
いま夫婦関係がうまくいっていない。どうすればあさみさんのように「離婚しても家族を継続」できる形で進められるのか相談したい。妻からは「離婚したら子どもに一切会わせない」と言われている。
なかなか離婚に踏み切れなかったけど、それは不幸なイメージがあったからだと思う。それを払拭してくれてありがとう。離婚すらもイベントにするなんて、さすがですw

離婚と聞くと、不幸なイメージは多少持つ人も多いかもしれませんが、実際離婚してみるとそんなにたいしたことはなかったです。本当の意味で「紙切れだけの話」。(そう思えるのは、普通には生活できる仕事があるからだとは思います。すべての人に離婚を薦めているわけではありません。)

1番言えるのは、うまくいってない結婚生活のほうがウン億倍くるしい。「うまくいかせないといけない関係なのに、うまくいかない」というのは、自己肯定感も爆下げします。どれだけ客観的には相手が悪くても、「自分が無能だからだ」という気持ちになります。

ところが離婚したら思った以上に「自分は大きな決断ができた」というスッキリ感。「なんだこの全知全能感は??」という気持ちです。

本当にメリットしかない。離婚ネタで3時間くらい話せるし、元配偶者へは「子どもと戸籍上関係ないのにそこまでやってくれてありがとな〜〜!」と思えるし。誰かが離婚したと聞くと、その人にアイコンタクトで「おつかれっ」ってウィンクしてまわりたい。

発信しないとわからないこと

「こんな話書いても、誰も読んでくれないかもしれないし」「いやなこと言われたら心折れそうだし」という気持ちがあるから、ネットに書けないってことありませんか?

わたしはあります。むしろそういうのばっかりです。前回の離婚 note の件も「あつかましい」と言われました。(まぁそれが普通の感覚だよね)

でもやってみて、いろんな恥を捨てて何でもお祭りにできたら、これから嫌なことがあっても乗り越えれそうって感覚に変わったので、そっちのほうがメリットでかいと感じます。

そして最近、それが少しでも伝わったんだな〜嬉しいな〜って思うことがあって。

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(画像クリックすると、あゆむさんの該当 note に飛びます)

あゆむさんは、離婚ではなく結婚の話。抱いていた結婚の常識を破っていいと、私の note で少しでも感じて実施してもらえたなんて、嬉しいが過ぎる。

前回の投稿から1年以上経ってしまった私が言うのも何だけど、やっぱり発信しないとわからないことってたくさんあるんだな!という気持ち。

次は「40歳シングルマザー、起業する」というタイトル予定です。(宣言の力を借りるぞ・・・)

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