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Coursera(コーセラ)で受けた刺激

3月にリモートワークを開始した際に、往復の通勤2時間が丸々自分のものになるので、試しにCourseraのビジネス英語を始めた。ペンシルバニア大学の5週間無料コースでEnglish for Business and Entrepreneurship。

英語もビジネスも初級者用。すでに社会に出て経験を積んでいるので、はじめは少し退屈でビデオを見ながら寝てしまった。ところが、自分のビジネスプランを英語で記入して、生徒同士が少なくとも3つ以上を読み、チェックし、短いコメントを記入するようになると、楽しくなってきた。一度に何千人、何万人?という世界中の生徒が一緒に学ぶ姿が、繋がる姿が感動的でさえあった。

昔オンライン英会話で学んでいた頃は、大容量インターネット接続環境はまだ整っていない地域もあり、ほとんどが先進国の受講者で、 生徒の名前で文化圏を想像できた。大体が欧州各国、又はアメリカ、当時の先進国の面々。韓国、中国のアジア系の名前やイスラム系も。それが今では、私の経験上出会った事のない、文化圏を想像する事が不可能な名前の方々がほとんどだ。彼らの作ったビジネスプランからは、真剣に勉強している社会経験の少ない若者の空気が伝わってくる。希望、熱意、競争心、意欲。

毎日学ぶ習慣を持てたのはCourseraのお陰だ。有料コースは英語のレベルも高く、期間が長くて、授業料も高い。高額なオンラインだけの大学に入学するというのは、かなり勇気がいる。そんな中、多くの人々が無料コースを最大限に利用している。力と勇気を身につけて、立ち上がって波のように向かってくる。壮大な展開になりそうで楽しみだ。

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