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安楽死について

先日、とある集まりで安楽死について議論をする機会があったので、現時点でのわたしの意見をここにまとめておきます。

ちなみに、わたしは安楽死、反対派です。

安楽死ではないですが、過去に延命治療について書いていますので、こちらもよかったらぜひ。


自己決定できる人が少ない

欧州では、積極的な安楽死が認められている国があります。日本人の中にも、積極的安楽死を求めて海を渡っている人がメディアに取り上げられたりしていますよね。

みな、自分で考え、意見をもち、実行できる能力をもっている人ばかりです。

個人的に、日本人はこのプロセスが本当に苦手な人が多い印象なんです。
自分の意見がない、自分で決められない。

そんな人たちが、自分の生き死にに関する自己決定なんて、できるんですか?と思ってしまうんですよね。

お医者さんのいいようにしてください、という高齢者のまぁ多いこと。

若い人でも、わたしはこうしたい、こういうふうにやりたいと明確に生きている人、ほとんどいないんじゃないでしょうか。Z世代だと、とにかく失敗したくない人が多い印象ですし。

そのため、たとえ日本で制度が整ったとして、自分で決めて進んでいける人は、1%もいないと思っています。


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