映えとは対極の台湾旅行情報をお伝えする
你好!
先日、台湾から帰国しました〜
行きたかったところ
食べたかったもの
ほぼ制覇できて大満足の旅でした。
なんですが、交通情報やお金のこと、現地の風習など、ネットやガイドブックを調べても載っていなかったこと、事前に知りたかった!という情報が諸々あったので、この機会にまとめておきます。
このnoteはどちらかというと、Positiveを増やすものではなく、Negativeを減らすものです。
キラキラした情報は、どうぞInstagramかTikTokからお探しください。
これから台湾行ってみようかな、コロナ禍を経ての海外旅行ってどんな感じ?という人の参考になれば。
※日本~台湾通じて、基本的にマスクはみなさん着用されてました。働いてる人はみな着用、観光客の中に外してる人もいるな、という程度です。
チェックインから税関の話
だいぶスマートになってるな、という印象がありました。
相変わらず
・液体は100ml以下に抑えてジップロック的なものにいれよ
・開封済みのペットボトルは破棄せよ
でしたが、それ以外はとてもスムーズでした。
手荷物を預けるときは、各種デバイスは外して下さいね。
スマートウォッチも。
(わたしはこれでピーって鳴りました…)
成田はどうかわかりませんが、羽田は立ちながらバンザイポーズをするドームに入って3秒キープ→何もなければそのまま進むというフローになっておりました。
(この機械、羽田の国内線にもあった気がしましたが、うーん……忘れました……)
そのあとは、出国手続き。
窓口の人のところに1人ずつ進んでいって…を想像していたのですが、違いました。
プリクラみたいな機械(もはや死語かもしれない)にパスポートをかざして、マスクを外した顔を鏡のような画面にスキャン
そのあとは、有人のゲートを素通りしたらおしまい。
この間、20秒くらい。はやい!
たしか、コロナ以前もそんな機会があったような気はしたんですが、選ばれし者のみ使用というスタイルだったはず……
それが、全レーンそうなっていてたまげました。これがAIのパワー!ってなりました。
そのあとは、搭乗口に進みます。
わたしは朝6時前(どの飲食店もやってない時間帯)に搭乗口に着いてしまったのですが、軽食(おにぎり、サンドイッチ、お菓子)がファミマ自販機で至るところに置いてあったので、空腹を凌ぐことができました。
ツナマヨおにぎりを買った。
この自販機、街中にもあったらいいのに……
定刻の40分前くらいから搭乗の手続きが始まり、ほぼ定刻に離陸。
羽田空港の手荷物検査場がクソ混んでるという事前情報がありましたが、早朝のフライトだったためか大丈夫だったようです。
飛行機の中の話
満席に近い便では有り得ないと思いますが、わたしの乗ったフライトはすっからかんだったので、エコノミークラスの人は一斉にどうぞスタイルでした。
おかげで定刻より早くテイクオフ!
羽田-千歳便だと、エコノミークラス後方座席のお客様ゾーン1からご案内致します(後方の席から埋めることで搭乗プロセスをスムーズにするねらい)がデフォルトなんですが、ね。
飛行機の中もマスク着用が基本。機内食の提供時のみ外すという人が多かったです。お喋りはしたりしなかったり。静かにお過ごしください的なアナウンスや注意はなかったです。まぁ、飛んでるときの「ぶぉぉぉおおん」音で会話は聞き取れないことが多いですが。
国際線、久々ですっかり忘れていたんですが、機内食がありましたね。
国際線の機内食のいいところは、お酒が飲み放題ってところでしょうか(おい)
さすがに朝のフライトだったので、大人しくりんごジュースにしましたが、夜のフライトや10時間を超えるようなフライトだとアルコールいれてないとやってられないのは、わたしだけでしょうか?
忘れかけていたのですが、機内の寒いこと寒いこと…
わたしは、ウルトラライトダウン+借りたブランケットでなんとか凌ぐほどでした。
台湾の税関の話
こちらは従来通りのスタイル。
予め、機内で入国の書類を書いておきます。
現地に着いたら税関の列にそれぞれ並んで、時を待ちます。
順番が来たら、入国書類とパスポートを提出。
カメラ見て、人差し指両方の指紋をスキャンされておしまい。
ここでは、他国みたいに目的や滞在日数、滞在場所について聞かれませんでした。
そのあとは、荷物をピックアップして、ここでもう一度手荷物検査。
あれかな、前の病院で採血したデータもあるけど、ここでももう一度採血しておこう、本院でのデータが最新&正しい!みたいなマインドなのかもしれません。
これでやっと、台湾到着です。
WiFiと両替の話
着いたら真っ先にレンタルWiFiカウンターへ。
わたしは、ありのす先輩に教えて貰ったここのを使っています。
https://www.kkday.com/ja-jp/product/3598?cid=4904&ud1=detail-share&ud2=app-ios
先に決済しておけるし、借りる際も確認してサインするだけ&返却時もサインのみで簡単だから。
このカウンターの右隣に、いわゆるWiFiカウンターがあるんですが、他国からの観光客で行列になっていることもあるので、予約しておいてピックアップ、が妥当だと思います。
続いて、両替。
後ほど言及しますが、台湾はいまだ現金社会!
そのため、多めに両替しておくことをおすすめします。
余談ですが、わたしはさすがにここまで使わんだろう……と思っていた分の現金をすべて使い果たしました。何事も余裕が大切……
街へ繰り出す
その前に!
ICカードをコンビニで買っておきましょう。SuicaやPASMO代わりのカードです。
こういうやつ。
MRT(メトロ的な)駅でも買えますが、コンビニのほうが便利かな。
こんなのもあるけど、特にこだわりがないならカードタイプで良いと思います。
台湾で生活するわけじゃないですし、便利に移動するために使うものなので。
切符や1日券を買うのもありですが、Suicaに慣れてしまった身としてはいちいち切符を買うの、やってられなくないですか…?
バスもこれで乗れるので絶対買っておいたほうがいい!です!!
日本だとスマートフォンにいれてあるSuicaアプリやPASMOアプリでシュッとかざしている人も多いですが、台湾ではスマホを改札にかざしている人はひとりもいませんでした。
みな、一昔前のSuicaカードをピッとかざすムーブをかましてる感じです。
ざっくり街の雰囲気
歩道
ほとんど舗装されているので大丈夫。
ただ、謎の段差がある箇所がいくつかあったのでそこだけ注意ですかね。スマホ見て歩いてるとおっ!ってなります。
あとは、湿度の高い国なので至る所にすべるよ注意!札が立っていました。
雨も霧雨みたいなパターンが多くて、濡れてそうで濡れてない、濡れてなさそうで濡れてる場所が多かったです。
信号は、残りの秒数が数字で表記される方式。
70秒のところもあれば、20秒ないところもあって、いそげいそげ〜という感じになります。
すべての交差点に信号着いてるわけじゃない、原チャと車が行き交う中を自分のタイミングでゆけ!って通らなきゃいけないところもありました。
車やバスも多いんですが、日本と違うのは原チャの数!
大きな交差点だと車の信号待ちのスペースの前に、原チャが待機するスペースがある箇所もありました。
電動自転車なんて、ひとつも見ませんでした。
みーんな原チャ
大人一人あたり1台持ってるのでは?と思えるほどの数
当然、排気ガスの匂いは結構強めです。
呼吸器系が弱い人は、感染症関係なくマスクしておいたほうが無難かもしれません。
駅の階段、すべてにエスカレーターついてる訳じゃないので、エレベーターのところまで遠回りしなきゃいけない車椅子ユーザー、大きなトランクを抱えた観光客向け、ベビーカーを押してるご両親はよくお見かけしました。
サポートが必要な方への対応や雰囲気
電車には、車椅子ユーザーがいました。日本と同じように、車内にそういうスペースのある車両があるんです。各電車にひとりいるかいないか。駅員さんが乗車を手伝ってくれていました。
ベビーカーはね、わたしは一台も見なかったんですよね…文化の違いなのかしら?
あと台湾の車両は、乗ってすぐのスペース中央に地面から天井まで伸びてるポールがあるのがうれしい。どこにもつかまれない心許ない思いをする人が少ない設計。
タバコ
もうね、どこもかしこもタバコ!
路上で吸うのは当たり前でした。
車内や飲食店はさすがに吸っている人いなかったけど、基本的に喫煙者はどこにでもいます。
夜市でも屋台でも、そう。
タピオカ飲みながら吸ってる人もいます。
電子タバコよりも、従来の紙タバコ(っていうんだっけ)の人のが多かったです。
ただ、ポイ捨てはそんなになかったように思います。道端で吸殻を見かける頻度は、日本より少なかったように思いました。
物乞いやスリ
日本では浮浪者を見かけることはあっても、積極的に(?)施しを受けようと迫ってくる人は少ないと思うのですが、台北市内では結構見かけました。
わたしも、滞在中のべ3人くらいのおばあさんに近寄られたかな。
あとは、病気であろう人とか障害がある人が街角に車椅子で佇んでて、持ってる箱にお金を入れてくれるのを待っている光景は見かけましたね。
スリはほとんど見かけなかったかな。
ジプシーも。
トイレ
水洗トイレが基本。ただ、サニタリーボックスなのかトイレットペーパーを捨てるためなのかわかりませんが、どこのトイレも普通のゴミ箱サイズの箱が便器の隣にあって、紙は流していいのかしら…それともゴミ箱に捨てるのかしら…と、最後まで正解がわからず過ごしました。
どっちなんでしょうか……?
サニタリーボックス、日本だと目立たないようになのかどうかわかりませんが、小さくこじんまり&感染対策のためか必ず蓋つきなので、蓋なしオープンゴミ箱どーん!スタイルは、こう…潔いなと思いました。
生理用品や尿漏れシート的なものも、ここに捨てるのでしょうか……(わからない)
手洗い場には必ずと言っていいほどペーパータオルが設置されていて、これはありがたいなと思いました。場所は鏡の下、ね。
男性トイレはもっとわからない、すみません。
飲食の場面
レストランでも屋台でもそうですが、お手ふきはありません。気になる人は除菌シートやアルコールスプレーのようなものを持参するのが無難な気がします。
店内のどこかに、なぜかペーパータオルスタイルでティッシュは置いてあったので、みな必要になったら自分で立ってティッシュを取りに行くという光景を何度も見ました。
お箸やレンゲはお店のものがカゴに入っているのでそれを自分で取りに行くか、もしくはテイクアウト用のコーナーにある割り箸やプラスチックレンゲを取りに行くスタイルでした。
日本みたいにテーブルの上に割り箸が突き刺さっている、という光景は見なかったです。
カラスがいない
鳩はいましたが、カラスを見かけなかったんですよね〜
屋台や夜市の周りだと絶対生ゴミが出るのでカラスが居そうな気がしてたんですが、ね〜
ここは調べてみましたが、謎でした。
あと余談ですがゴギブリも見ませんでした。
乗り物の話
MRT
いわゆる、電車です。
路線図はこんなん
都内みたいにJRと私鉄とメトロと……複雑じゃないのでご安心を。
台北市内の電車はこれだけです。
だいたい6両くらい。
地下を走るときもあれはモノレールみたいに幹線道路の上を走ってるときもあって、そっか……メトロじゃないもんなってなります。
HSR
いわゆる、新幹線です。
マッサージ屋さんのおじさんから聞いた話ですが、車両は日本から、レールはヨーロッパから来たものだそう。
自由席と指定席があるのと、日本の航空券みたいに早割りシステムがあります。
それから、外国人向けのチケットは安かったり。
https://www.kkday.com/ja/country/taiwan/transportation
台南から台北へ移動する日程がすでに決まっている人は、事前に購入しておいたほうがお得だと思います。
わたしは、行き当たりばったりで台北から台中までのチケットを買ったので、片道700ドルしました。
チケット、窓口でも買えますが、ご覧のような自動改札機でも買えるので大丈夫。
クレジットカードも使えましたよ!
(VISA、AMEX、マスターなど)
ただ、中国語と英語の表記案内しかないので、その辺りが心配な人は有人のカウンターのほうが安心かもしれません。
ヨーロッパ圏の方たちとか、大変だなと思いました……
桃園と台北を結ぶやつ
わたしは実際に乗らなかったので、あくまで外側からみた駅の様子だけ。
地下にあります。
なんとなく、ミュウツーみのあるカラーです(伝われ)
スタイリッシュでカッコイイイメージではあるんですが、東京駅でいうところの横須賀線ホーム扱い的なイメージと言うんでしょうか。
台北駅の中でもちょっと外れた方面にあります。
MRTへの乗り換えの際は、東京駅でJRから京葉線へ乗り換えるぐらいの気概でいたほうが、気持ちが疲れないかもしれません……
大きなキャリーケースもっての移動って、そういうのも大事だったりしません?
バス
もうね、大変にスリリング
バス停手前30メートルくらいからドア開いちゃうし、バス停で待ってても「あなたのバスに乗りたい!です!!」アピールしないとバスを停めてくれないし、乗り込んでも急発進して身体ごと吹っ飛びそうになるし、なんとか後部座先にたどり着いてもそこはエアコン18℃の極寒
降りるときはひとつ手前のバス停を通り過ぎたあたりで立って悠々カードをかざしておかないといけないし、降りるときに出口のそばにいたらドアに挟まれそうになるし、まだ動いてるのにドア開いちゃうし、スムーズに降りないと乗ってくる人に押し戻されそうになるし
ね、日本のバスとこう……主体性の比重が違うんですよ。わたしは大変気に入って、旅の後半の移動はほぼバスでした。
こう聞くと弱者に優しくない感じがしますが、高齢者や障害のある人には優しい。
待ってくれるし、席はみんなすぐ替わるし、もたもたしてたら乗客たちが助けてくれます。運転手は運転席を離れることはありません。自分でできる人は自分でやる、そうでない人は周りの助けを借りながらやる、が浸透してるんだなと思いました。
運賃の支払いは、先に紹介した悠々カードが使えます。むしろ、現金で払っている人をひとりも見ませんでした……
ザッとみた感じだと1乗車10ドル以下くらいの雰囲気でした。
先ほど、旅の後半の移動はほとんどバスだったという話をしましたが、理由はこれ
全部の道にバスが走ってるんじゃないかってくらい、路線が網羅されてるんですよ。すごくないですか……
そのため、MRTの駅まで歩いて駅からまた歩いてって移動するよりも、バスで最寄りのところまで移動してしまったほうが歩く距離が短縮できるんですよね。
正直、どこ行きかなんてわからないのですが(おい)、バスの多くがナンバー管理なので、31番のバスに乗りたかったら31番のバスに乗るだけ。
あとは、Google先生頼りです。
バス停の位置も、いま自分がどこにいるかも示してくれます。
5個目のバス停で降りるってことは、4個目のバス停通り過ぎたら立ってピってやんなきゃ……と、習慣づきました。
タクシー
実は、一度も乗らなかったんですが、大人数で移動したいときには便利そうだと思いました。
実際、家族で旅行してるんだろうなって人は、結構使ってましたね。
帰国の途へ
さぁさぁ、もう帰国ですよ〜
まずは、チェックインから。
昨今、多くの航空会社がオンラインでの事前チェックインを導入しているはず。
わたしも、もれなくオンラインでチェックインしていました。
続いて、トランクを預ける作業。
その前に、ワクチン証明を出さないといけませんでした。そう、出国よりも日本への入国のがめんどくさい。
CAさんにワクチン接種証明(証明書のスクショ)をサラッと見せて終わりました。
書類だったらくまなく確認されたかもしれませんが、世界的に見てもこういうチェックをしているのは日本だけなのかしら……めっちゃサラッと終わりました。
続いて、荷物の重量確認ですね。
わたしはオーバーしていたので、その場でポーチやお菓子をトランクからまびくという作業が発生しましたね(トホホ)
いまは23kgが上限なんですね……
わたしが20代の頃は40kgとか余裕だったので楽勝だと思ってたんですが、時代は変わるんですね、うん。
ビジネスクラスの方は2つだったかな。
中には1人5つのトランク持ち込んでる方もいて、バイヤーさん??と思いながらしばらく見つめてしまいました。
帰途の機内は行きと変わらず
GW前だからか、席がすっからかんで帰りものびのびと帰ることができました。
入国審査
出国と同様、こちらもスキャン方式
日本人と外国人レーンが別れていたのは、コロナ前と一緒でした。
そうそう、スキャン方式だと出国や入国のハンコが押されないんですよね。そのため、ハンコ欲しい人はこちらレーンが用意されていました。
(数人ですが、そちらに並んでる方もいました。なにかの証明が必要なんでしょうか……)
ただ、海外パスポートをお持ちの方は従来通りのシステムだったかな(ここはちょっとうろ覚え)
検疫~税関申告のこと
前まで書いてた入国審査の書類~荷物チェックのことですね。
お酒とかタバコを持ち込む場合とか
麻薬とか持ってませんか?って聞かれるやつです。
いまは、Visit Japanシステムとやらに起きかわってました。
あらかじめ入力しておいて、QRコードを作っておきます。
それを、預け荷物ピックアップコーナーの近くにパスポートとともにスキャン
(QRコード、パスポート、顔認証の3つ)
これがどうやら申請のプロセスの代替なようでした。
その後は、トランクと荷物をもって出口のゲートへ
ここでも荷物チェックおじさんはおらず、顔認証システムだけ
ほら、昔はたまにトランク開けられて「これはなんですか?」タイムありましたよね……
わたしの見た限り、そういうタイムに突入している人はひとりも居なかったです。
扉をあけたら羽田空港の入国フロアへ、という感じでした。
おまけコラム
国際線のフライト、どの会社にしてる?
日本に住んでいると、有名どころはANAとJALでしょうか。
わたしは、日本の航空会社じゃなきゃ!というこだわりが一切ないので、スカイスキャナーというアプリで探すことが多いです。
相場や時間を順に見ていって、安さ最強LCCでいいのがあったらいいな…とWebを遷移していくのが、常となっております。
ANAやJALのヘビーユーザーだと、それぞれのアライアンスグループ内でフライトを探す=マイルを貯めることがデフォルトだと思いますが、わたしはそうではありません。
庶民は、年に何回も飛行機乗りませんよね…
わたしも、一応ANAのマイルを貯めてはいますが、貯めたマイルを航空券に替えられるほど貯めたことはありません。
コロナ禍に突入し、貯めていたマイルも期限が切れてしまいました。
(ANAスカイコインとやらに変えてみましたが、どう使用していいかわからないまま期日が来てしまったんですよね)
そのためわたしの場合は、海外旅行に行く際に、マイルを貯めることはそんなにプライオリティの高いことではないんです。
わたしの場合は、その国の航空会社のフライトに乗ること、のプライオリティが1番高いです。
今回だったら、台湾なのでチャイナエアライン
ハワイ行くなら、ハワイアン航空
香港だったら、キャセイパシフィック航空
みたいな。
せっかく海外に行くんだから、向こうの国にお金を落としたいというのがひとつ。
他にも理由があって
・マイノリティを楽しめるから
・「日本のおじさん」の搭乗率が低いから
これらがあります。
順に説明していきますね。
マイノリティを楽しみたい
マイノリティを楽しめるからは、文字通り日本人であること、日本語が母語である人が少数派であることを楽しみたいんです。
日本の就航便だと、日本人スタッフが搭乗していることもありますが、基本的に海外の航空会社なので、それは絶対必須の条件ではありません。
今回のチャイナエアラインのフライトの場合も、スタッフで日本人の方はひとりもおりませんでした。そのため、基本は中国語か英語。
機内食や機内のアナウンスも、最低限の日本語の会話&音声が流れるのみになっています。
ブランケット、貸して貰えますか?
も、日本語じゃ通じません。
英語か中国語の2択が基本。
もしくは、ジェスチャーですね。
隣の席の人が使ってるアレを、わたしも使いたい!をがんばって伝えるしかないんです。
逆を言うと、ANAやJALのフライトでは必ず日本人スタッフが搭乗してくれます。日本の航空会社の強み、ですね。
困ったことがあったとき、それを伝えるためのストレスが生じません。日本人だと困った様子を醸し出すだけでCAさんが飛んできてくれることもありますが、海外の航空会社はそんなに優しくありません。
困ったらまずは自分で呼ぶ
そして、どうして欲しいか伝える
そう、ナースコールと一緒ですね。
ANAやJALがLCCより高いのは、そういうストレスを感じないようにするためにコストがかかるからだと、わたしは考えています。
日本のおじさんの搭乗率が低い
日本のおじさん搭乗率が低い、にも触れておきましょう。
ちょうど、台湾から羽田へ戻るとき、ANAやJALのフライトを待つ人たちの郡がいたのでついつい観察していたんですが、まぁ日本のおじさんの多いこと。
マスク越しに大声で話すおじさん
アナウンスされてるのに何時から乗れるんだ?とCAに問い質すおじさん
横柄な態度のおじさん
ほんと恥ずかしいです。
おそらく、機内でも同じような態度を取っておられるんでしょう。
「おーい!こっちにもビール」
とか言ってそう。
CAは嫁じゃないし、嫁をそう扱う時代は終わったんだぞ〜!!
こういうおじさんと隣に座りたくないので、海外の航空会社を選んでる節もあります。
こういうおじさん、日本語が通じないだけで態度が豹変するんですよね。
「お客様扱い」されないことに慣れていない。
先のブランケットの例で言うと、ブランケット欲しいとアピールしてCAさんが持ってきてくれたとします。
日本の航空会社だと「お待たせ致しました、こちらどうぞ」くらいの声掛けはあると思うのですが、海外の航空会社だと無言だったりすることのほうが多いです。
日本のおじさんの特徴だと思っているんですが、ご自身の既得権益を発揮できない環境だとどう振舞っていいかわからないんです。
そのため、仮に声掛けのひとつもしないのか!と思っていても、日本のおじさんとしてのプライド、それを英語で言えない自分、間違った英語を使っていたときの恥ずかしさ、などが勝るのか一言も発しない人が多い印象があります。
一方で、日本のおじさんっぽくないおじさん(わかりにくい)は、対応や態度が紳士なんですよね。
スマートなコミュニケーションを取ることの優先順位が高い。
わたしは、そういう環境の中で移動したいんですよね。なので、国際線でANAやJALを使うことはまずありません。
アライアンスを結んでいる他の航空会社を使っちゃうと思います。男性のCAさんのサービスだって受けてみたいし、他の航空会社だとどんな機内食が出るの?って気になりますから。
以上、現地に根ざした台湾旅行の記録でございました。
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