予約される人になる

数年前のはなし。

知人とランチの約束を調整していた時に、あさみちゃんを予約!というフレーズが出てきた。

これ、とっても嬉しかった。

そもそも、友人や知人と約束するときって、そのやり取りからして
お互いへの配慮や気持ちが伝わるよね。

逆に言うと、その配慮や気持ちがこもっていない人は、すぐにわかる。

「今日の夜、あいてたら来ない?」って連絡を、その日の昼にしてくる人は、ちょっとよろしくない。いや、だいぶよろしくないな…

もし、空いていたとしても、当日に誘ってくるようなあなたのためには使わないわって思っちゃう。


約束に至るまでには

・メールやLINEでのやり取り、それにかける労力と時間
・お互いのスケジュールの確認
・お互いの優先順位の確認
・お茶するなら喫煙OKか、静かな方がいいかなどの環境の調整
・食事するなら好みやアレルギー、嗜好の確認

などなど、必要事項がピュンっと頭を巡る。

こういうやり取りを含め、会いたいな話したいなと思う人とはゆるりと約束が決まっていく。


最初に紹介した、あさみちゃんを予約!というフレーズは、私と過ごす時間を共にするために、相手が配慮してくれた気持ちを感じた一言。

どうしても予約というと、お店やサービスなどが思い浮かぶけれど

個人である私たちにも、同じように時間は流れているし、それなりに予定や都合がある。

スケジュールやタスクには上がってこないけど、できたら今日やりたいこととか、数えたらキリがないくらい。

それなのに、自分の予定や都合を調整して合わせてくれたりすると、私を大切にしてくれているなと感じます。

同じ時間を過ごすなら友達や恋人という枠組みの前に、自分を大切に思ってくれている相手と過ごしたい。

だって、私の予定ってこれから積み重ねていく私の未来だから。

私の未来を台無しにするような人とは付き合わない、過ごさない、共にしない。

これを意識するだけでも、毎日がぎゅっと濃くなるし、毎日が濃くなるということは未来も濃くなっていくということ。


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