被災経験者による防災のすゝめ
最近、地震多くない…?
煽りたいわけでも
不安を助長させたいわけでもないんですが
この1週間、家にある防災グッズを見直しています。買い替えたり、買い足したり。
ナースあさみと防災
あんまり接点がないような気もしますが
過去にも何度かnote内で触れているように、わたし、阪神淡路大震災に被災しているんです。
梅田と神戸のあいだあたり
西宮という街に住んでいました。
街中に炎と煙がはびこり
ライフラインがすべて途絶え
公衆電話に長蛇の列
そういう恐怖と向き合った過去があるんです。
東日本大震災のときは、病棟で不安の強い患者に抱きつかれていました。
あの日は、大量の患者が押し寄せる可能性があったため、わたしたち医療従事者に院内待機命令が出たんです。帰宅したのは21時を超えていたはず。
自転車で10分の距離を30分以上かけて歩いて帰りました。わたしの自転車を、電車通勤の同僚に貸したから。
そう、ほんのちょっとだけ
地震に関する経験値が高めなんです。
そのせいか、ひとり暮らしなのに水や食料の備蓄をしています。
家具だって倒れないように金具で止めてるし、ラジオも懐中電灯も、複数持っています。
料理が好きで仕事にしていますが、このスキルを真の意味で発揮するのは非常時だという確信があります。
こんな感じで、なぜか今めちゃ防災意識が高まっているので、持っているグッズや気をつけていることを書き残しておくことにしました。
有料記事にした理由は、あくまでもわたしの体験談、そして、それを派生させた上でのエッセイだからです。
ほとんどを無料で読めるようにしているので、さらにその先を覗いてみたい方だけどうぞ。
防災情報に関しては、首相官邸のHPや東京防災というページに素晴らしくキレイにまとまっているのでそちらをどうぞ。
では、こちらもそろそろスタートしましょうかね。
飲料水
まずこれ。
これがないと生き延びることができません。
大人ひとり 1日で2Lが目安。
わたしは、1週間分を備蓄してあります。
あくまでも、1週間あればポンプ車がまわって来れるほどの復旧を見越して、の目安です。
山間部や車がなかなか入ってこれない地域にお住いの方は、もう少し多めに備蓄しておいてもいいかもしれません。
あと、粉ミルクを飲んでるお子さんがいるご家庭も。
2Lも飲まないよ~!という人
調理用を忘れていませんか?
水道水を沸かしたらOK!というわたしみたいなタイプの人はそれでもいいんですが、そうじゃない人はぜひ多めに備蓄を。
とにかく、汎用性の高い真水を備蓄しておくことはマストです。
わたしは硬水よりよ軟水が好き。
炭酸水が好きな方は、そちらもぜひ。
自販機からは飲み物が消えてしまうので、あんまりあてにしないほうが良さげです。
水道水
次はこれ。
お湯を沸かしたり
トイレを流したり
身体を拭いたり洗ったり
洗濯したりするためのお水
飲み水よりきれいじゃなくていい
でも、きれいなお水ですね。
こういうタンクがひとつあると便利。
お風呂場でためて、そのまま廊下においてあります。
わたしが持ってるのはこれ。
参考になるかはわかりませんが、当時住んでいた西宮では、上水道の復旧が震災から2ヶ月後の3月でした。
その間、みんなタンク車に通って水を汲み、その水を大切に使いながら暮らしました。
水道から安全な水が出ること
トイレを流せること
毎日お風呂に入れること
これ、当たり前じゃないんです。
ポカリの粉
特にこれから暑くなる今ごろは、災害関係なく備蓄しておきたいもののひとつ。
ポカリスエットを液体で備蓄しておくよりも、粉を備蓄しておくほうが体積が少なくて済むので好きです。
好みの濃さに加減できるのも◎
熱中症対策を兼ねるならば、こちらのほうがいいと思います。
火をつけるためのもの
水の次は火。
人間の文明の叡智、火です。
そう、暮らしに欠かせないもののひとつですよね。
これ、カセットコンロがあればいいじゃん!って思う人もいるでしょうが
これがないとキャンドルや暖炉に火がつけられないんです。
焚き木もそう。
だって、ガスコンロをそばに持っていってキャンドルに火をつけるの、無理があると思わないません…?
だから、こんなものがあると便利。
(わたしは、チャッカマンと呼んでます)
上記のタイプ、気がついたら中のアルコールが揮発していたりロック機能が壊れていたりすることもあるので、マッチもあるとベター。
これは、擦れば確実に火がつく。
そして、どこへでも点火できる。
ほんと優れものです…
冬は焚き木をしたり、夏はBBQの時に役立ったりします。
くれぐれも、取り扱いにだけはご注意を。
カセットコンロ&ガスボンベ
ガスと電気が止まったら
キッチンの設備がほぼ使えなくなること
想像できますでしょうか…?
ガスもIHも関係なし
俺たちの味方、電子レンジも使えません。
もう、暖かいものを食べるには
お鍋でお湯を沸かすしかありません。
だから、ガスボンベをセットして使うタイプのカセットコンロが必須。
余裕があればボンベもストックしておきましょう。
ちなみに、阪神淡路大震災のときはガスが復旧するまでに3ヶ月かかりました。電気は当日の夜に復旧したんですけどね。
母がキッチンで料理できるようになったのは、4月になってから。
それまでは、ガスコンロとホットプレート、電子レンジ、炊飯器を駆使して炊事を頑張ってくれていました。
えらいぞ、母!!!!
ここからは食べ物シリーズ
わたし自身、食への好奇心旺盛タイプなので他よりちょっとボリューム多めです…
レトルトパックやお菓子、カップ麺など
普段、こういうものをあんまり食べないんですが、非常時はしかたがない。
食べることは、生きること
生きることは、食べること
賞味期限、ハイパー長いじゃん?
腐らないってすごい。
そして、すぐに食べられる。
そう、すぐに。
お湯をいれたら食べられる
温めたら食べられる
封を開けたら食べられる
非常時の強い味方です。
災害時用のパックも出ていますが、個人的に優秀だと思うのは無印良品のカレーやごはんにかけるシリーズ。
これに、サトウのごはんがあればひとまず安心。
お菓子やカップ麺は、お好きなものをどうぞ。
プロテイン
こういう食事ばかりしていると、足りなくなるのがタンパク質。
パウダータイプのプロテインなら、水に溶かしてシェイクするだけで飲めます。
腹持ちも良い。
わたしは、いつもマイプロテインというところのものを飲んでます。
もう、なんと言ってもコスパ…!
プロテインって、人によるとは思うんですが安いものじゃないんですよね…だからできるだけお得に買いたい(わたしは)
好きなフレーバーはノンフレーバーとロイヤルミルクティーのブレンド。ミルクティー味がちょっと甘めなので味のないノンフレーバーのプロテインと混ぜて飲んでます。
ノンフレーバーは、ケーキやパンにも混ぜられるのでその点も気に入っています。
これだけだと飽きちゃうので、王道のこちらもストックしています。
平常時でも毎日飲んでるので、これは非常時でも飲むだろうな~
乾燥野菜
圧倒的に足りなくなるのが、野菜。
もう、こればかりはしかたがない
ですが、今は乾燥野菜という便利なものがあるんです。
気休めかもしれませんが
お味噌汁にいれたり
ご飯と一緒に炊いたりすると
野菜を食べた!
って気になれます。
乾麺
素麺、冷や麦、うどん、パスタあたり。
やっぱり、お米だけだと飽きちゃいますからね。
かといって、パンだけなのも飽きちゃうから、うまくローテーションさせるのがおすすめ。
あ、素麺やうどんは塩分が高めの食品なので注意を。
缶詰
でた、保存食の王様。
特に、お魚を食べられるのがいいですよね。
日頃ストックしているのは、ツナ缶とトマト缶だけという人もいるかもしれませんが、こういうあけたらすぐ食べられるシリーズもあると心強いですよ…!
わたしは好物であるこれもストックしてます。
ほら、どんなときも美味しく食べたいじゃない?
自分のテンションをあげるアイテムを知っておくこと、そして備蓄しておくことは非常時こそ大切だと思っています。
充電器
iPhoneの電池がなくなったら、わたしも死ぬ
と思っているので、何があってもこれはマスト。
Wi-FiルーターやPCを充電できるタイプもぜひ。
いろんなシリーズを集めていて全部で5個持っています…
上記は、ケーブルがくっついてて便利ね。
あとは、王道のANKERと
たぶん、持ってる中で最強なのがこれかな。
充電もできてランタンにもなるなんて、最強じゃない?
ラジオ(電池式)
ラジオは、スマホでも聞けるじゃーん!
Radikoでいいじゃーん
と思ってるあなた。
電波が途切れる恐ろしさを知りませんね…?
Wi-Fiや電話回線が切れてしまったら
スマホでラジオは聞けません。
ここで登場するのが、乾電池式のラジオ。
めちゃ昭和感ありますが、ひとまずこれがあればラジオが聞けます。
電池式なので、電池さえあればライフラインに影響されないところも◎
わたしは、箱根駅伝を応援するときにも持参しています。
じゃないと、リアルタイムでどの選手がどこを走っているか、わかんないんですもん。
懐中電灯と合体している非常用のラジオもありますが、あれだとひとり移動すると情報と光もそっちいっちゃうんですよね…
トイレからラジオが聞こえる、という非常にシュールな状況になります。
だから、わたしはラジオと懐中電灯、分かれているほうが好きです。
そうそう、TVが映らなくなってしまった生活の情報源には、ラジオがおすすめ。
ネットばかりみてると、嫌になっちゃうんですよね…
これは大雨や台風被害で経験済の方も多いのでは?
それに、阪神淡路大震災の際、TVがうつるようになったときのいい思い出がほぼありません。
街の悲惨な様子や死亡者名、行方不明者名、ACの広告がお経のようにずっと流れていてすぐに消したのを覚えています。TVをみて、明日も頑張ろうって思える番組がひとつもありませんでした。
たとえ被災していても、同時に生活者であるわたしたちは、音楽だって聞きたいし、パーソナリティの愉快な話が聞きたいのです。
次が起こらないことを祈りますが、大規模な災害が起こってしまったときには、アニメやドラマ、ドキュメンタリーやバラエティ番組も放送してほしいと強く望みます。
懐中電灯
照らしたいところを照らす、それが懐中電灯。
もう、停電してるときの夜ほどこわいものはありません。
いつもこの家に暮らしているはずなのに、真っ暗というだけで不安が助長され、いつもはなにも考えずに触れてたトイレットペーパーすら光がないと触れなくなります。
さすがに、ここまでつよつよじゃなくてもいいと思うんですが、これもひとりひとつの単位であると安心ですね。
電池
今どきじゃないと思われるかもしれませんが、電気もガスも水道も止まってしまったら
頼れるのはコイツです。
だから、ラジオも電池式が良いのです。
時計もそう。
懐中電灯だってそう。
充電という方法はたしかに便利だけれど、あれはコンセントの手前まで電気が流れてくるから可能なこと。
電気の通っていないコンセントとともに暮らさなくちゃいけない場合には、ぜひ電池も。
ロウソクやランタン
電気が途絶えてるのに夜がきたら
当然、家の中は真っ暗です。
これじゃ、なにもできません。
灯りをともしましょう。
意外と使えるのがIKEAのキャンドル。
香りのない、大きなサイズがあるので非常用にはもってこいです。
キャンドルを置いておくものだって、トレーとか割れなかったお皿とか、なんでもいいんです。燃えなきゃいい。
懐中電灯が強く激しく鋭くだとしたら、これらは弱く穏やかに広くというスタンス。
部屋の温度と明度をあげてくれます。
リビング、トイレ、玄関にひとつずつあれば、まぁまぁ困らない夜を過ごせるはずです。
サランラップ
はい、必須。
非常時は、食品の保存というよりもお皿に巻いて食べるんです。
お皿を洗う水がもったいないから、ラップをしいて使い、食べ終わったラップごと、ぽいっ。
後述しますが、排泄物を含んだものを密閉するのにも便利です。
手おけ
正直、日常生活の中でマストなアイテムではないと思うんですが、非常時や旅行時に便利です。
お風呂はもちろん、中で下着を洗ったりできるから。
手おけの価値については、ちきりんさんがブログで紹介されていたので、こちらもぜひ。
軍手
地震のあと、揺れが落ち着き大切な人の安否を確認したあと、あなたが最初に向き合うのは
荒れ果てた我が家です。
そう、片付けが始まります。
割れたお皿や鏡を処分
こぼれた花瓶、水槽の撤去
庭の植木鉢や花壇の整理
崩れた家や物置の片付け
これら、素手だと大変危険です。
だから、軍手がいるんです。
割れたりこぼれたりした調味料やアルコールを片付けるとなると、軍手だけでは危険なので中に使い捨てのビニル手袋をつけて、上から軍手を重ねることをおすすめします。
(ご時世的に入手困難かもしれないけれど、一応…)
簡易トイレ
食べれば当然出てくるものがあります。
トイレが使えないとなると、どこに排泄したらよいんでしょう…
もうね、自分で作るしかないですね。
トイレをそのまま使えるタイプが便利ですが、トイレが崩壊した場合にはそれも危ういので、大人でも使えるおまるみたいなタイプのものもあると安心かと思います。
個人的に最強だと思うのでは、介護用のポータブルトイレ。
水洗式ではない、大人用おまるそのもの。
これに簡易トイレをセットすれば、普通にずっと使えます。
ちなみに、トイレは水と電気が復旧しないと使えません。
下水管が破裂してしまうと復旧に時間がかかるので、食べ物の備蓄と同じくらいトイレに関しても備えておいくと良いと思います。
防寒具
寒いって、命を消耗する感があるんですよね。
かといって、夏は夏で干からびそうな感じもありますが…
さすがに、火の横で寝るわけにはいかないので、こういうもので寒さを凌ぎます。
あとは、鉄板のカイロ
もう、過去のものになっている感もありますが、ガスストーブ、石油ストーブ、囲炉裏なども防災の視点からみるといまだにイケてるなぁ…なんて思ってしまいます。
夏に大規模災害に被災した経験がないのでなんとも言えませんが、夏は夏のつらさがありそう。
暑いのを冷やすのにもエネルギーが必要。
いまは、それを電力に頼っている生活ですからね。
熱を出したとき用にアイスノンは常備しているけれど
ニトリのNクール寝具あたりも、暑さを凌ぐアイテムになるのかな
知らんけど。
(あれば)大人用オムツ
特に女性は
非常時っていっても、ナプキンでいけるっしょ
と、思っている方も多いと思うんですが、ナプキンの吸水率は実はそこまで高くありません。タンポンもそう。
せいぜい30ccほどでしょうか
料理に換算すると、大さじ2杯分です。
思ったよりも、少ないでしょう?
対する尿は、アンモニアが入った液体、水です。
量と粘稠度(ねばねば具合)が全然違います。
ナプキンはあくまでも経血用。
経血、もともとの要素はタンパク質です。
血だからね。
たとえがひどくて申し訳ないんですが、コラーゲンがたくさん溶け出た水炊きの出汁みたいな感じなんで。あれって、冷めるとぷるぷるになるでしょ。ああいう感じ。ポリマーで吸うといっても、それなりに限界がある。
ちなみに、成人における1日の尿量は1000〜2000ml
1回量は200〜400mlほど
わたしが経験してきた中での患者さんにおける1回量MAXは1000mlでした。
もう、ナプキンじゃどうにもならないこと
おわかりいただけたかと思います。
だから、尿には尿のためのアイテム=おむつが必要なんです。
簡易トイレが難しい人は、とにかくビニル袋におむつやパッドを当てれば、なんちゃってトイレになります。
さすがに、便を受け止めてくれるものはないんですが、世の中にはこういうアイテムもあるのでご案内として置いておきます。
肌にあたる部分のメッシュの穴が大きいので、ドロッとしたものを吸収してくれて、下痢にぴったりなんですね。
ビニル袋で二重に包めば、匂いもまぁなんとかなるので、困ったときに思い出してもらえると。
ナプキンとタンポンに関しては、過去に外部メディアで書いた記事もあります。よかったら。
アルコール除菌的なもの
このご時世で手に入れるのは、もしかしたらとても困難かもしれませんが、非常時には手を洗うことが物凄く贅沢な行為になります。
そのため、いずれは入手しておくと役立つかなと思います。
防災にあたって気をつけていること
ここからは、わたしが普段の生活の中で気をつけていることを紹介していきます。
ベッドサイドに最低限のアイテムをおく
具体的には
・メガネ
・靴下
・スリッパ
・懐中電灯
・スマホ
を手の届く範囲においています。
夏は暑くて靴下を寝ている間にポイっと、脱いでしまっていることもあるんですが、逃げるときには必須ですよね。スリッパも裸足で歩くのが危険だから、です。
家の中で床の見える面積が猫の額ほどになります。それくらい、ものが散乱します。
家具は固定する
家にある一番大きな家具が本棚なんですが、下には防音&すべりどめのためにスポンジを敷き、上に突っ張り棒をはめています。
調理台は下の部分がキャスターになっているのですが、ロックをかけ、さらにその下にキッチンペーパーを厚めにしいて、地震で動かないようにしてます。
開戸は、大きな力が一気にかかった場合にロック機能が発動するようなアイテムが備え付けられているので、わたしはこれで。
外付けタイプもあるので、よかったら。
地震が起こると、家具が容易に動きます。
阪神淡路大震災のときは、冷蔵庫が1mほど前に進み、洗濯機がひっくり返ってました。これらを固定するのは難しいので、そういう前提でいる、見越した対策をしておく、という感じ。
反対に、落っこちてきてもいいもの、キッチンペーパーやかつおぶしは上の棚にほいほい置いています。
モノの持つリスクを考える
食べることや料理が好きなので、うつわや食器も好きだと思われることが多いんですが、正直ふつうです。
お気に入りの食器もありますが、ほんの数点。
(これはNYCにある大好きな食器&カラトリーのお店のやつ)
あとは、日常使いで困らなければいいやと思っています。
なぜなら、食器は割れるから。
阪神淡路大震災のとき、家にある食器のほとんどが割れてしまいました。
あの光景が忘れられない。
カタチあるもの、いつか壊れるの。
同じように、モノを買ってもそのリスクを考えてしまう傾向があります。
・玄関に鏡を置こう
→割れたら外に出るとき大変そう、いらない
・天井から床までの大きな本棚が欲しい
→倒れてきたら凶器、いらない
という具合。
ほかにも
・窓ガラスは割れる
・食器も割れる
・大きな家具は凶器になる
・ベッドから玄関、もしくはベランダに出るまでに障壁となるものをおくと逃げられない
など、家具や家のもつリスクを考えてしまうと、こだわりのあるものをおくような考えに至らないんです。
ヨーロッパの家具なんて、本当にすてきだなと思うのですが
あの地域には地震がないんだ
家の壁だって石で出来てるところもあるくらい
そういうところじゃないとムリだ
と、言い聞かせています。
ところで、阪神淡路大震災で亡くなった方たちの死因一位を知っていますか?
答えは、「窒息死」や「圧死」、「頭部や内臓などの損傷」など。
家そのものや家の中にあるものが凶器となってしまったパターンなんです。
わたしが住んでいたマンションの横には木造の一軒家があったんですが、一瞬でがれきの山になってしまいました。
わたしたちの生活を守ってくれるはずの家が、凶器となってしまった例をみた瞬間でした。
被災によってもたらされた考え方
そろそろ終わりです。
ここからは、被災によって大きく影響をうけた考え方について述べていきます。
誰かを傷つける意図はないんですが、その業界の人が読んだら悲しくなるかもしれないので、お互いが安易に出会わないためにも有料とします。
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