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寒い時期のお守り、鶏がゆのレシピ

東京も寒くなってまいりました。

この時期、お守り代わりに作っておくのが鶏がゆ。
なんにもしたくないとき、体調が優れないときでもするする食べられます。

香港で食べたときの衝撃が、今でも忘れられなくて

見よ、この白いマグマを…!!

さすがにここまで再現はできませんが、自分の中で納得しているレシピがあるのでシェアします。

冷凍庫でストックしておくこともできるので、よかったらぜひ。

■材料■
・昆布 適当
・骨つき鶏もも肉 2枚
(今回は売り場になかったのでスープボーンと普通の鶏もも肉で代用)
(めんどい人は手羽先や手羽元など、骨と肉の複合体であればOK)
・塩 大さじ1強
・白米 1.5〜2合くらい
・サラダオイル 適当
・しょうが Airpodsくらいの量
・にんにく しょうがと同じくらいの量
・水 10Lくらい


まずは、昆布を常温の水でふやかしておきます。

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3時間くらいかな。
そのあと、寸胴にたっぷりの水をいれて火にかけます。

沸騰寸前で昆布を取り出しましょう。
出汁については、樋口さんのこの記事が参考になるのでぜひ。

そんな暇ねーわって方は、白だしとか茅乃舎の出汁とか、あるもので代用してくださいね。個人的に、このおかゆには魚系の出汁は合わない気がするので、わたしは昆布一択です。

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続いて、スープボーンを投入。

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骨付き鶏もも肉の場合も同様です。
しっかり沸騰させて、灰汁をとります。

鶏肉に火が通ったら、ここで一旦取り出しましょう。
スープボーンもここで一緒に取り出しました。

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ずっと煮てるとかたくなってしまう気がするので。
あとで割くので、冷ましておきます。

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冷ましてる途中で出てくるこのスープ、わたしは捨てずにおかゆにぶちこむ派です。

ここで、写真を撮るのを忘れましたが、すりおろしておいたにんにくとしょうがを加えます。塩も。みりんやお酒を加えてもおいしいですが、お米から自然な甘さがでるので、わたしはそれで十分かなと思っています。

次に、白米をいれます。

むかし、どっかのレシピで洗っていない白米にサラダオイルをまぶしてからおかゆを煮るときれいにお米が割れる、みたいな記事を読んで以来、ずっとそうしています。

(根拠があるかは知らん)

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そう、向こうのおかゆと日本のおかゆの違う点は、沸騰のぐつぐつパワーを使ってお米を割ること。日本のおかゆはもったりどろっと、香港のおかゆは、まったりさらさらみたいなイメージです。


スープにお米をいれて煮ていきます。

お米少なくね?って思うかもしれませんが、まぁ見ててください…

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5分後

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10分後
どんどんふやけてきました。

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20分くらい煮るとこんな感じ。
ここまでは、たまに混ぜるくらいで平気です。

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かなり、お米が煮えてきましたね。
お米を煮ているあいだに、鶏肉をほぐしておきます。

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どん。
めんどくさい人は、包丁で切ってもフードプロセッサーで木っ端微塵にしてもいいと思います。

鶏肉をいれる目安があるとしたら、スープがお米のとろみによって白濁してくる頃。

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はい、鶏肉をいれました。

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どんどん煮ていきます。
香港のおかゆには及びませんが、こちらも白いマグマと化してきました。

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もう、このあたりはお鍋から離れないほうがベター

ずっとかき混ぜてないと、お鍋の下から焦げてくるんですよね。
以前、失敗して焦げたおかゆを食べましたが、香ばしいおかゆという新しい世界線を超えて閉口して記憶があります。

ここまでがんばって作ってきたのだから、最後までがんばりましょう。

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これくらい、お米が割れていたらOK
おかゆ自体にも、それ相応のとろみがついているはずです。

お米少なくね?って思ってた人も納得のはず。
ここでお米を3合とかいれちゃうと、もったりしたおじやみたくなっちゃいます。もちろん、そういうのがお好みの方はお米の量を加減してくださいね。


できました。

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薄味なのに出汁がきいたおかゆです。
わたしは、残ってたザーサイと青ネギをON

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おかゆというよりも、お米と鶏肉のスープだと思ってもらったほうがいいかもしれません。さらさら食べられますし、おなかにたまる感じはないので…


そのままでも十分おいしいですが、他にもトッピングとして

・ごま油
・黒胡椒
・塩昆布
・白髪ねぎ
・糸とうがらし
やわらぎ
辛そうで辛くない少し辛いラー油
フライドにんにく
油葱酥(エシャロットの揚げたやつ)
・温泉卵

あたりもイケます。

(桃屋大好きなのがモロバレ)


どんな冬がくるかわかりませんが、家の中も自分をもあたためてくれるレシピです。よかったら、作ってみてくださいね。

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