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Vol.1 血の色は赤いの?

写真は夏に作ったセミドライトマトです(^^)赤い

一発目の記事は血をテーマにします。
さすがに、私も毎回死ぬことばかり書いてられませんから。

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さて、看護師をしているとよく言われるのが
「血平気なんだね」です。

下血や吐血は独特の匂い(海の魚が腐った+血みたいな匂い)がありますが、採血の血は特に鉄分の匂いくらいしかしませんね。色も赤いだけ。

この赤い色って、赤血球の色なんです。これのせいで血は全部赤いみたいなイメージがありますけれども違いますよ。血の半分は黄色です、黄色。人間の肌も日本人なら黄色に近いです。臓器も血を抜いたらだいたい黄色です。

一般の人が解剖研究室にはいかないと思いますが、献体頂いている方はみんな黄色です。で、どんどん分解されていきます。私たち看護師はメスを持てないので、医学生が解剖しているところを見学します。

献体は腐敗が進まないように薬液につけられていますが、それでも黄色いなーと誰もが思います。それに、薬液に浸かっている時点でもはや人間じゃありません。イメージでいうと真空パックで調理した鶏もも肉みたいな感じかな。

ある意味解剖は、医療者マインドが試される第一関門ですね。
私は解剖実習のあとに焼肉にいって友人からキチガイと言われました( ´ ▽ ` )ノ

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