上司には嫌われない方がいい

こんばんは。Sunnyです。

先日甥っ子の100日祝いのお食い初めをしました!甥っ子が産まれてまだ100日しか経っていないのかと36年近く生きている叔母はしみじみ甥っ子の成長を感じました。

さて、私は新卒で銀行に入行してからいろんな経験をしてきました。上司、先輩との人間関係から、接客スキルのあげ方、違う職種へのチャレンジ、営業スキルのあげ方、そして退職。 

私が経験してきたことはもしかしたら現在同じことで悩んでいる方の助けになるかもしれないので、私の経験をまとめていきたいと思います。

上司とのつきあい方

私が銀行に入行して一番最初にぶち当たったのが上司との関係です。

簡単に言うと嫌われてました。

嫌われ始めた理由もわかっていて、私が営業フロアに降りてくるのが5分遅かったから…

いやいや、5分以上遅く帰ることもあるし、5分以上早く来ることもあるじゃん!その日の5分くらい別にどってことないじゃん!5分遅れたのなんてその日だけじゃん!

と私は思っているのですが、たぶんもともと上司である課長は私のことが好きじゃなくてものすごい目をつけられていたんでしょうね…

課長は中年の男性でした。一度嫌われると地獄の果てまでついてきてネチネチネチネチ言われ続けるネチネチ系の人です。

とにかく一度嫌われてからのネチネチ具合が酷かった…

歩き方がだらしないとか、挨拶の仕方がなってないとか、ミスが多いとか、なんとかかんとかことあるごとに槍玉にあげられてました。 

私は、高校生の時に体育会系な文化部に所属していたので『人間関係の基本は挨拶から!』と叩き込まれているので挨拶はちゃんとできる子でした。

歩き方も足をバタバタならして歩くとか、そんなことしません。ヒールを履いてますし、お客さんがいる時は忙しいしむしろ小走りくらいなんですよ!

帰り際のちょっと疲れてる時とかにそういうのを何かと言ってくる。私には本当にストレスの現況でした。

課長と決別! 

そんなある日、私が課長との決別を決める事件が起きます。

私はその当時、事務職だったのですがどんなに気を付けていてもミスはチョコチョコ起きるんですよね。

お昼の休憩などで窓口を交代することもあるのでうまく引き継ぎができておらずミスに繋がってしまうこともあります。

その日は私の一個上の先輩がちょっと煩雑な手続きを受けていて、お昼だから変わって欲しいと言われ途中で受付を代わりました。

先輩から引き継いだことはきっちり確認してお客さんに帰ってもらったのですが、その先輩はあまり仕事ができるタイプじゃなかったんですよね… 

先輩はよくわからないままその手続きを受けていたようで、お客さんを帰した後でこれもできてないあれも足りない!ということが起きたんです。

それだけなら良くある話なんですが、なんと私を嫌っている課長は事務職の行員を全員集めて私が起こしたミスといってその件について私をみんなの前で責め始めたんです。

いや待ってよ…確かに書類の返却とかは私がしたけど頼まれたことはちゃんと確認したし、そもそもその手続きを受けたのは私じゃないし、ほぼその件に関わってるのは先輩なのに…なんで私が言われないといけないの??

私はビックリしたやら悔しいならであと少しでみんなの前で泣きそうになりましたが、ギリギリで回避しました。 

先輩も先輩で自分がやったとは申し出ることもなく…その場じゃなかったとしても後で謝ってくれるということもなく…

あれはほんとに悔しかったです。

他の先輩で私のことを理解してくれている人がいて、『あれはあの子が悪いよね。課長は何にも見てないんだね』と声をかけてくれたのが唯一の救いでした。

事務の行員が全員呼ばれて誰かのミスを指摘するなんて私の銀行員人生でその一回キリです…それ程までに嫌われてたんですね私。

課長と話すのは挨拶だけ

その1件があって以来、私は課長ととにかく話したくない!!こっちだって大っ嫌いだバカヤローとなっていました。

そこで私は考えたんです!

どんな状況になったら課長と話さなくてはいけないのかということを。

その事を頭に起きつつ日々課長と話さないといけない状況を探っていたら分かったんです!

課長と話すときはミスをしたときだ!と

そうなんですよ!何かミスをすると課長に謝りにいかないと行けないんです!話さないといけないんです!!

それが分かってからはミスを出さないように、分からないことは先輩や本部のヘルプデスクにひたすら電話を掛けながらとにかく完璧に事務をこなすようになったんです。

そうこうしているうちに私は朝の『おはようございます』と帰りの『お先に失礼します。お疲れさまでした。』しか課長と接しないという理想的な状態になりました。

粗がほぼでなくなったので課長から私に何か言ってくることもなくなりました!

私だけ主任に慣れなかった事件

私がいた銀行では3年目になると主任という役職がつきます。

上司による任命は必要ですが、ほぼみんななります。試験にさえ落ちなければ…

主任になると権限が与えられて1人で完結できる事務が多くなります。

課長に嫌われていた私はなんと主任にすぐに任命してもらえませんでした。

自分で言うのもなんですが、課長と話したくない一心で仕事をしていたのでミスもまわりと比べても少ない方でした。

なのにミスが多いという理由で任命なし…

3年目になったばかりでまだ挨拶だけの関係になりきれてなかった頃です…ミスはあったけれど…他の人より少ないはず!!

意地悪されてるとしか思えませんでした!笑

でも嫌われてる自覚もあるので特に驚きもせず反抗もせずまぁいっか!と思っていましたが、主任になってみてどうですか?!というような内容の研修にいかされたんです。

私、主任じゃないのに…

その研修で辛かったのは同期が集まる研修だったってことです。みんな、主任になって事務の検証とかをする立場になって頑張ってるのに、私だけ主任じゃない!というのは辛かった…

まだまだ課長とは嫌な思い出や一泡ふかせてやったことなどたくさんエピソードがあります。

でも、私が課長との関係を通して思ったことは上司に嫌われていいことはない!!ってことです。

好かれる必要はありません。必要以上に媚びる必要もありません。

でも、どんなに苦手でも嫌われない努力は少しでいいからするべきですね!

会社という完全な縦社会において上司に嫌われると自分の立場が不利になってしまいます。そうすると負のスパイラルに陥る可能性があるんです。

上司と話したくない→ストレスを抱える→ミスをする→上司に正直に言いずらい→報告が漏れる→問題が大きくなる→さらに怒られる→ますます嫌われたと思う→話したくない

みたいな永遠に抜け出せない沼みたいな状態ですよね…

私の回りにもこのスパイラルにハマって心を病んだ人が少なくないです。

仕事で心を病むなんて本当にもったいないし、あってはいけないことです。

なので、変な上司に当たってしまっても嫌われない努力はしとくのがいいと思います!

私のように課長の前でニコリともしない、課長が話してるときに下を向く、こんなことはどんなに嫌いな上司だったとしてもやっちゃダメです!!

自分にとって相手が有利に働いてくれるような関係を築けるのが最高ですね!

次回は嫌いな上司に好き勝手させない関係の作り方!をまとめます。