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忘れ物のサングラスで参戦したnote酒場

私の民泊にやってきた、そのお客さんは、アメリカ人で、奥さんは中国人。小さいかわいいお子さんが2人と4人での宿泊でした。そんな折、行きたい店があるけど、日本語話せないので、代わりに予約して。と言うのはよくあるリクエスト。今までも高級松坂牛の「和田金」だとか、海女さんが海鮮を焼いてくれる店とか予約して、むしろ私も連れってくれと、何度も思いました。

そのお客さん、仮に名前をマックスとしますね。マックスからメッセージがあって、行きたい店があるから予約してほしいとリクエストがありました。もちろん、もちろん!と返信したはいいものの、よく調べて見ると、行きたい店というのは海に浮かぶ海鮮炭火焼きの店で、未就学児童はお断り。まあ確かに、考えてみたら分かる。だって、炭火危ないよね。子どもがウロチョロして、炭火があたったら親から怒られるのは店ですから。分かる分かる。

このお店、マックスとこのお子さんの年令じゃ無理みたい、そう告げると「いや、子どもたちは注文しないし、いないと思ってもらったらオッケーだよ。店にそう言ってよ」と言う。いやいやいやいや、そうちゃうねん!なんで君だけオッケーな前提?それな、小さい子どもが店の中を歩き回ってヤケドしたりすると危ないんで、ダメ言うてるんや。考えたら分かるやろ!大体、注文しやんのに、子どもがウロウロしてたらめっちゃ邪魔やないか!そしたら、今度は、じゃあ、大人だけで行くから、ベビーシッターを頼みたい、という。

え?ベビーシッター??

アメリカに映画とかに出てくる人??

そんな人、この田舎のどこにいるって言うんですか~~!!

~(←エコー)

まあな、近所のおばあちゃんでええならおらんこともないがな。

もうね、なんか植民地でブイブイ言わしてる白人。って感じ全開なんです。挙句の果てに、wifiが通信上限いっぱいまで行っちゃって、繋がらなくなったと大騒ぎ。一日3ギガまでって、書いてあるでしょ。夜中になったらリセットされてまた明日使えます。私がメッセージの返信を書いてる端から、また次のメッセージが続々来る。いや、待って、今私返事書いてるやん。まあ、落ち着けや!!って、何度も思いました。

そんなマックスが忘れていったサングラス。本当なら忘れ物でしたよーって言うんだけどね。言わなきゃなんだけどね。でも、もうやり取りしたくないやん。面倒やん。向こうから「忘れ物なかった?」ってあればもちろん返すけど。多分いらなかったと思う。まあ、記念に何度かネタで使いました。

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私が店の裏で昼寝をしてると、息子がこのサングラスを私にかけさせたり、いろんな格好をさせて写真を撮る。というのがしばらく流行りました。すごい迷惑でした。寝かせてくれや!

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これは夏の写真です。浴衣のスナイパーって感じですね。

今回、note酒場にもネタのつもりでこれ、持ってったんですけど、なんかじゅんこ3やcotreeのひらやまさん、えびさんにも「かっこい~!」と言われてしまい「あ、いやこれ忘れ物のサングラスでな…」とか言う機会をまったく失ってしまいました。

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このサングラス、西洋人用なんで、めっちゃ鼻あてが低いんですよ。めっちゃ目に近くて使いづらい。しかも、メガネがないからなんも見えん。そゆことで、あまり出番のなかったこの思い出のマックスのサングラス。唯一の写真はじゅんこ3とご主人のよしペンさんとで撮った1枚。いやー、マックスのサングラスもこんな使われ方をするとは、想像しなかったでしょう。このように、物事ってのは巡っていくんですね~。マックス、奥さんや子どもたちとと仲良くやってるんかな~。

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