ライティングスクールに入った話

今年に入って毎日noteの投稿を続けている。3月に入っても続いているから、私としては、がんばっている。

飲み会を終電で帰って、日付が変わるまでの30分で書いたこともある。仮に、私が1日投稿を休んだところで

「Yukiさん、今日投稿してないねー」

と、気付いてくれる人もいるかも知れないが、だからと言って責められるわけでもないし、クレームが付くわけでもない。ペナルティが課されるわけでもない。誰から頼まれたわけでもないのだから、1日くらいどうってことない。

けどそうじゃない。一日くらいどうってことない。だから書こうと思ってるところがある。でも、こんなことを書いた端から書くのをやめてしまうかも知れない。理由はいくらでもある。農繁期で忙しい、仕事が立て込んできた。体調がイマイチ。飲み過ぎた。気分じゃない。パソコン調子悪い。wifiない。書く理由よりも、やめる理由の方が列をなして待機している。

そこで、私は新たなライティングのステージに飛び込んでみた。自分を更に書く人間にするために。それが、このnoteでもおなじみの小野美由紀さんが3月から始めた「クリエイティブ・ライティングスクール」。

旅の途中の十日町。外は雪ではなく雨。私はゲストハウスの小さな暖かい部屋でこの記事を見つけて、日付の変わる前に申し込んだ。3月の課題がすぐに出され、何人かはすぐに記事を書いて提出した。私もnoteに小説を書いた。

提出した順に小さなグループに分けられ、自分の書いた記事についてフィードバックされる。気に入った文章のことや感想、質問、疑問など。ネットのサロン形式なので、私のような地方のものにはとてもありがたいシステムだ。

率直に言って、感動している。

SNSやブログ、noteにしても、記事の内容に関してのコメントはもらえる。しかし「書き方」や「書き方の工夫」、「書き方の改善の余地」について言及されることはない。記事に対して反応があれば、書いた方は「伝わったんだ」と思い、それで満足してしまうし「ちょっと何が言いたいか分からない記事だった」って人は、何も残さずに去って行ってしまう。

レストランと一緒で、お客さんは「うーん、もうちょっと料理の姿が想像できるメニュー名にした方が注文が増えるかも?」とか「付け合わせに工夫があればもっと満足できます」とか「この場合、皿が暖かいのは私の気持ちも温かくします」みたいなことは、あまり面と向かって言わないわけです。食べログには書くかも知れないけど。

だから、このスクールで他のメンバーの人や小野さんから直々に記事の隅々に関してのフイードバックが来た時、大変感動したわけです。もちろん、友人や知り合いに記事の感想をもらえたことはあるけど、このスクールの方は全員知らない者同士。自己紹介はしたから、多少のフィルターはあるにしろ、それでもフラットな意見のやり取りが行われるため、実に刺激的です。

しかも、今まで何度となく目にしてきた記事を書いてらっしゃる、小野さんからアドバイスをもらえるとは。もうこうなったら猛然と書く以外にないわけです。だって、読んでもらえるんだよ!アドバイスももらえるんだよ!わー、書かないともったいないじゃん!

ところで、スクールで沢山の人が記事を提出して、それも全部読めるのですが、それがまた刺激的なんです。天才が何人もいます。みんなの熱さに痺れてます。これからまだまだ他の人も記事がでてくるので楽しみにしています。この機会にnoteを始める人も多い感じですね。やっぱ書きやすいですもんね。

あと、私の場合、4月〜9月の農繁期をどうやって乗り越えるかですね。農繁期の頭は「農脳」になるので、なかなかテキストが書けません。今年はなんとかうまくやり過ごしたいので、なにか方法考え中です。ということで、今日は去年収穫した白小豆でぜんざいを作りました。


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