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自分のまちは、自分でつくる 〜コピーライターがゲストハウスを開業する理由〜

コピーライターは、”他者”の魅力を言葉にする仕事です。

ですので”自分のこと”を言葉にするのは
まったく別のアプローチが必要なはずで、
「むしろ不得意」という人もいるはずです。
(つまり私とか)。

##システムエンジニアやプログラマが
##自宅ではあまりパソコンにふれない。というのに似ているか。

本日お誕生日をいただきましたので
(丁寧な言い方)
自分語りのご猶予ということで
まとめておきたいなと思います。

まず今の活動につながるターニングポイントは、
2017年にUターン移住したこと。
##ターンの重複

子育てのため、マイホームのため、など
Uターンの理由はいくつかありましたが
その裏は「地域でどう生きるか?」と問われることでもありました。

当時の私は、その自問に「家族や友人と豊かに生きたい」と答えました。
では「自分にできることは何か?」
「自分にしかできないことは何か?」

あっ、その前に、豊かに生きるってどういうこと?
という問いもありましたね。
「豊かなまち」の「豊か」って何??
##人類永遠のテーマ

たとえば、
年齢も性別も、目の色や肌の色も関係なく、
お互いが尊重しあって、自然に支え合える、
特に若い人がいきいきと活躍できるまち。
私はそんなイメージでしょうか。

移住以降の自分の活動の大半は、
その問いの答えを探すものでした。

「新しい地域の名産品を」と企画・販売した
上毛かるたせんべい(現在休止中)
「地域の新しい旅のスタイルを」と構想した
ツレタビのプラットホーム

そんなクリエイティブジャーニー(自称)を経て
いただいた気づきたくさん。

観光が、地域の豊かさを耕す道具となる。

企画やOEM製造、プラットホーム思想で感じた歯痒さ。

プラットホームは、地域の人と人の信頼まではマッチングできない。
(逆を言えば、Yahooや楽天は、地域の信頼関係に参入できない)

他方で、
ニュースはAIの進化を告げています。
絵画、写真、詩や物語に至るまで
無限に自動生成される時代が間もなく来ます。
世界が”それらしい価値”の濁流に飲み込まれていくでしょう。
そこで流されずに立っているもの。
AIが作り出せない固有の魅力。
歴史・文化に光があたる時代がくる。
歴史が積み上げた手ざわり
時代が磨き上げた文化
が豊かなまちをつくるきっかけとなるはず。

それが、
ディープな地域体験の入り口となるゲストハウス
Dive INN Kiryu
をスタートしようと決心した理由です。


ーー

はぁ、やはり自己の言語化、課題です。