【日記】日常で味わえる恐怖体験


ひさびさに日記。マジの日記。

歯医者に行きました。
最近奥歯のほうの歯茎にまたちょっと違和感があって、聞くところによると親知らずがある限りこの違和感は恒久的に発生するらしい。
正確に言えば、自宅での歯磨きで100%親知らず周りの歯垢を除去できれば発生しないらしいけどまあ概ね無理らしい。
ということで次に来たときに親知らず抜けるよう歯のクリーニングをお願いしました。
あんま聞いてて気持ちいい話でもないと思うんだけど、そのときに実際取れた歯垢を歯医者の人が見せてくれた。意外とグロい、ていうか黒い。
歯茎の中には黒い歯垢がまだ埋まっているらしい。ヤッベ~。

クリーニング中、私の頭の中では昨日見た闇金ウシジマくんの映画(finalじゃないほうのやつ)が思い起こされていた。
凶悪犯罪者に拘束され、歯を何本も抜かれ、口から血を垂れ流しながら「いてぇよぉ~!」と喚く男性。
今、目の前で歯のクリーニングをしている心優しいお姉さんが、不意に歯茎に工具を突き立ててきたら、私はどうなるだろう。

不覚にもブルってしまった。

え、冷静に考えると歯医者って怖くない?
自分の口の中に他人が操る工具を突っ込まれる恐怖を現代人は忘れがちじゃないだろうか?
歯茎なんていうありえないくらい神経の通った部分ですら「あっ、間違えた」と言いながら突き刺してくる可能性がゼロではない状況。
歯医者が本気を出せば「ゴミはクリーニングしまーす」とか言いながらみっともなく口を開けて待っている一般人を拘束して一本ずつその汚い歯を引っこ抜くことだって可能なわけだ。
怖い。だが私にはどうすることもできない。
私は無力だ。無力な歯肉炎のカスである。
でも歯肉炎のカスにも明日はやってくるのだ。
気づけばクリーニングは終わっていた。
値段もこんな安いんだ。ピンサロくらい取られるかと思った。

謎の開放感に包まれたまま、なぜかお昼に蒙古タンメン中本に入ってしまった。学生時代に一回食べたきりだけどなんかいけるだろうって気分だった。

めちゃくちゃ辛かった。テーブルの上に汗と鼻水を拭いたティッシュの山ができて申し訳ない気分になった。

そしてこれを書いている今腹が痛い。
余談も余談だが、辛いもの食べた次の日ってマジで肛門が燃えるように熱くならない? あれをどうにかする方法を知っている方がいたらぜひ連絡ください。

今日は宝塚記念の次の週に竜王杯という今年最強の馬を決める謎のデカイGⅠレースがある夢を見ました。将棋かよ。

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