神聖円卓領域キャメロット後編を見てきました。バレあり感想

100点です。書くことありますか? ないです。

で終わらせるとただ日記書くのサボってるみたいになっちゃうから書くけど。

前編が(私と友人の間で勝手に)ちょこちょこ物議を醸していたのでちょっと訝しげな感じで見始めたんですが、よくよく考えたら神聖円卓領域キャメロットとか私がこの世で映像化してほしいコンテンツ第3位くらいにランクインしてたやつだから言うことありませんでしたわ。サイコー!

前編で物議を醸していた部分ってのは「一部英霊がオミットされている」という点です。百貌とか俵藤太とかがいない。
オタクこと私も前編を見た当時は「お、おま……おまっ、トータがいないと三蔵ちゃんが笑顔で逝けないだろっ!?!?」と思っていましたが、後編を見て考えを改めました。

後編もしっかり尺が90分ほどで収まっている。

「映画大好きポンポさん」でおなじみポンポさんも言っていました。
名作映画の条件は「尺が90分であること」だと。
(余談ですが、この漫画もとっても面白いので読んでみてください。近いうちに映画化もされます。きっとこの映画も間延びすることなく楽しめる90分の尺で作られていることでしょう)

実際、後編は本当間延びを感じることも一切なく怒涛の展開が続きます。脳汁ドピャドピャです。前編を見て一度憤慨してしまったオタク各位もとりあえず見てみて欲しい。
それに、トータがいないからこそ三蔵ちゃんに映画独自の見せ場が与えられていたりもするのです。正門粉砕機もいいけど、まさに僧としてあるべき姿へ昇華した三蔵ちゃんの姿もぜひ一度ご覧あれ。

パンフにも書いてあったんですが、
前編→ベディヴィエールの物語
後編→円卓の騎士たちの物語
として作るのを意識したらしいです。
後編ではまさにその言葉のとおり、円卓の騎士という男たちの剣と剣、身体と身体、拳と拳、魂と魂のぶつかり合いが見れます。
そうそう、これが見たかったんだよ!!!!!
この高潔で顔のいい男たちが、顔面しわくちゃの泥まみれ血まみれ傷だらけでそれでも己の騎士道信じて信念でぶん殴り合うこの画が見たかったの!!!
今更すぎるけど円卓の騎士とかいう後光差してそうなピッカピカナイトたちに「ギフト」って名前の祝福に見せかけたドス黒い呪いが付与されてるの好き過ぎるんですよね……。

なにはどうあれ、ゲームの神聖円卓領域キャメロットを読んで、円卓の騎士が好きになった人は見たらきっと満足できる作品であると思います。

アグラヴェインの最後のシーンもちゃんとありますよ。

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