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2022年のテーマは【自分を大切にしているか?】

新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

新年早々、読んだnoteがこちら。
中でも響いたのが、【自分を大切にしているかい?】といった深く、そして潔いテーマだった。

愛するということ


昨日読んだ本の中にも、【愛】という奥深く複雑なテーマの中で、こんなことが綴られていた。

尊重とは、その語源(respicere=見る)からもわかるように、人間のありのままの姿を見て、その人が唯一無二の存在であることを知る能力のことである。尊重とは、他人がその人らしく成長発展していくように気遣うことである。したがって尊重には、人を利用するという意味は全くない。私は、愛する人が、私のためにではなく、その人自身のために、その人なりのやり方で成長していってほしいと願う。誰かを愛するとき、私はその人と一体感を味わうが、あくまでありのままのその人と一体化するのであって、その人を、私の自由になるようなものにするわけではない。いうまでもなく、自分が自立していなければ、人を尊重することはできない。自由であってはじめて人を尊重できる。
『愛するということ』/Erich Fromm

この本を買ったのは約1年前で、
その時にも読んでいたのだけど、あまりにも奥深く哲学的なテーマだったので
頭が疲れてしまい半分読んで止まってしまっていた。
昨日ふと読み返してみて、改めて響いたところを抜粋。

1年前、この本を買った理由は「愛ってなに?」って単純に迷走していたから。
でも今は少しずつ私なりの愛の解釈が出来上がってきたと思う。

自分の考えを言語化するのって本当に難しいことだけど、
本を読むことによって「これ!これ!」ってなるから面白い。

話を戻すと、
考えるベクトルが自分自身に向いているかどうか。
周りばかりを気にしていないか。
まずは自分。自分を大切にできているか?

これは人生を通して永遠に自分に問いかけるべきテーマだと思う。

忙しなく過ぎていく時の中で、
ふと自分に立ち返る時間を大切にしたい。
もっと欲を言えば、
自分を軸にした人生を送りたい。

「自分の人生なのだから」とよく言うけれど
この言葉を単純に受け取ることの難しさを感じていた。
2021年の暮れ、散々悩んだ結果、
私は有り難くその言葉をそのまま受け取る覚悟を決めた。

2022年 「挑戦の1年」とする。

私の「やりたい」に素直になる一年。
私の「興味ある」をとことん突き詰める一年。
私の「欲しい」に戸惑いなく1歩踏み出す一年。

「今」いる「大切な」場所から少し距離を置き、
「今とこれから」を楽しむヒントを探しに行く。

場所はデンマーク。
「教育と政治」「人と文化」
ここにターゲットを絞っているが、
何を考えたっていい。
何を感じたっていい。
変化してもいい。
変化しなくてもいい。
自由でいい。
ありのままでいい。
そんな1年間を送りたい。

右も左も分からない場所での生活。
きっといろんな感情と出会うことになる。
そんな感情一つ一つを大切にして。
自分を大切にできているか?

誰のためでもない、自分のための挑戦。
新しいことに今すぐ飛び込む勇気を。

さあ、時の流れ さあ、今すぐ飛び込む準備を
ありがとうなんかも
いっぱいいっぱい言いたいよ
さあ、時の流れ さあ、今すぐ希望に変えよう
水鳥みたいにね そう 泳ぎ切ろう

後悔したくない 流れを今
変えてみせるから
満たされない思い抱きしめて
欲張りも『全部』かなえたい
今すぐ飛び込む勇気/モーニング娘。’15


表題の写真は大学4年の冬、友人とドイツ〜フランス鉄道横断旅行した時の写真。
乗り換えの電車を待っていたドイツの駅のプラットホームで
ふと遠くを見上げると、とても綺麗な夕焼け景色が広がっていた。
この旅中は、鉄道に乗って5〜6時間揺られる日なんかもあって、
とてもゆっくりとした時間の中で過ごしていたことが大切な思い出。
予定を詰め込むのではなく、ゆとりある時間の中で
今日は本を読もうかな、
映画を見ようかな、
景色綺麗だな。
ってその時の感情にしたがって過ごしてた。
そして友人ともずっと話をするわけではなく、
お互いの気持ちが向き合った時に会話をする。
時間があるからこそできることだと思っていたけど、
どうにかその感覚を日常に落とし込むことができたらなっと理想だけは膨らましておこう。

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