よしひろあさこ / シンガーソングライター
知らないうちに鎌倉在住9年目に突入したシンガーソングライターよしひろあさこの、鎌倉でのあれこれを綴っています。日記よりは客観的に。お気に入りのお店さんたちがさりげなく登場したりします。
シンガーソングライターでボーカル講師 よしひろあさこ の日々のレッスン帳。
母を亡くして10年。生前の母とわたしの母娘関係はけっこうハードなものでした。そんなことを綴るたび、同じ思いをしている方がたくさんいることを知りました。 今はもう自分が母孝行をすることはできないから、今、何か複雑な思いを抱えている方にとって、何かのawarenessになったらいいなと思っています。
シンガーソングライターよしひろあさこのデビュー20周年を記念して制作した初めてのソロアルバム「月の歌を聴いていた」の制作ストーリーを綴っていきます。 作品にこめた、たくさんの思いの秘密を書いちゃいます。
全体の3.5%が変われば社会が変わる。 そんな言葉を信じて、持続可能な社会のために一人でもできることをご紹介します。
広ーい空き地。 空が見渡せて、 風が吹き抜ける場所 草木も土も微生物たちも この地球と一緒に生きてる。 その心地よさ。 でも何年後かには 全然ちがう景色になってるだろうな。 今は永遠には続かないから 今を永遠に閉じ込めておこう。
月曜日は自由日なので今朝は自分養生。 コロナで自宅療養中、 元気が出てきた頃にポタージュが食べたくなった。 でもキッチンは使えないから父に 「レトルトのポタージュ買ってきて」 と頼んだら、○ノールカップスープをしこたま買ってきてくれた。 父さん、これは、レトルトじゃなくて インスタントだよ。。。。。。 悲しみにくれつつ、しっかり消費したけどね。 いや、消化、か。 後日家族に話すと義兄が 「そういうのは銘柄まで指定しないと」だそうで。 男女で語る時代ではない
花の季節。 でも今朝は冷えます。 三寒四温って、 陣痛のような感じなのかなぁ。 春が生まれてくる前に もうすぐだよーって リズムで教えてくれるの。 なんでもリズムは大事だね。 会話も、 息が合う、 気が合うのも、 きっと、 出会いや別れも 長い人生の中の 長い地球のめぐりの中の 広〜い宇宙の中の リズムみたいなものなんだろうな。
昨日のレッスンは すごーーーく良いことがあった! 歌を習い始めてちょうど1年経つ生徒さんが ついに「声区融合」を果たしました❤️ 「声区融合」とは 声には換声点と呼ばれる、地声と裏声の境目で声が出にくくなるポイントがあります。 男性ではF4前後、女性ではA4前後と言われています。 この辺りはよくサビのメインに出てくる音ですが、 例えば換声点前後で、強目の声を出す表現ができないとか、ミックスボイスが出ないなど、 なかなか苦労するのです。 この、地声と裏声をつなぐことを 「
今朝、久しぶりにオンラインでヨガレッスンを受けて気づいた。頭の中の声が止まらない。 この前作った曲「人新世のメロウ」の冒頭に書いたんだけど 私たち人間は考えるのが大好きで、 四六時中、頭の中に何かしらの思いを巡らせている。 一日に考える回数は6万回とも言われてるけど、 1分では41回という計算になる。 えー、本当!? しかもその9割は昨日と同じこと、と言う説もあったりして。 久しぶりのヨガでは呼吸に集中できなくて、 あれしなくちゃ、これしなくちゃとか、 今日の仕事の
うちから鎌倉駅へは、近くの公園から出ているバスで15分ほど。 1時間に1本か2本しかないバスだけど、時間を合わせて出ればかなり便利。 今日は仕事所用で市役所へ行ったり、 新しいサロンの準備で買い物あちこち。 お気に入りのお店たちをクイックにご紹介しますw 大好き♡御成通りTHE観光地な小町通りに比べ、ローカル向きな御成通りには 好きなお店がたくさんある。 ヨガショップPurushanaは天然素材のかわいい柄物ヨガウェアが いつも破格値で出ている。 今日は施術着用に黒がほ
どうしても話が長くなってしまう。 けど、けっこう良いこと書いてあるので読んでみてくださいね。 そしてわからなかったら質問してくださいね。 さて、前回のリズム攻略法の続きです。 では、一体どうやってリズムの練習をするの? という話ですが、一般的なリズム練習はもっと詳しい方に譲るとして、 ここでは歌のリズムの分解方法をご紹介します。 小節を分解してみよう前回の投稿で、小節を4拍で刻む練習をしてみましたが、 4分の4拍子の場合、 1小節は4拍で区切ることができます。 なので
死を迎える人間が、どういう心境になるのかは、 そばで見ていても想像がつかなかった。 ただ一つわかったことは、 母の場合は信仰が強い力になり、 「イエス様がずっとそばにいてくださる」ということが、 そうとうの救いになっていたようだった。 死の前夜、母はわりと元気に、集まった家族と会話した。 これならもう少し大丈夫そうだと思った。 帰り際に、「明日もまた会えるよね?」と尋ねると、 母は首をかしげて、「バイバイ」と言った。 それが母との最後の会話だった。 夜が降りて来る王女
12月27日に亡くなった母はクリスチャンだったので、 12月25日のクリスマスまでは命を永らえようと頑張っていた。 12月26日の夜、危篤を告げられた家族が集まって、 母親と皆がそれぞれに最後の言葉を交わした。 母は私に言った。 「あーちゃん、もういいよね」 五年半もの時間を生きようと必死で病と闘ってきたというのに、 私はなんと答えればよかったのだろう。 今もこれが正しかったのかはわからないけれど、私は言った。 「うん、もういいよ」 そのあと母がどんな表情をしたか
prologue 5年半のガンとの闘病生活の最後、 母はある日自力で立ちあがることができなくなった。 もう何年も病院へは行っていなかったが全身にガンが転移していたと思う。 父親から電話があり急いで駆けつけると、 母はリビングで横たわり、救急車の到着を待っていた。 幸い実家近くに綺麗で快適そうな病院が見つかり、 息をひきとるまでの四ヶ月の間、母はそこでお世話になることになった。 窓の外には鎌倉の野村総研跡地の小さな山があり、 秋には美しい紅葉を見せた。 窓越しに見る外の景
背中を撮ってほしい。 ご縁あって兵庫の写真家いくちゃんに連絡をしたのが 2019年の秋ごろだったかな。 それで翌年、2020年の今頃に関西へ行って、 いくちゃんとフォトセッションをしたのでした。 写真を撮られるのはあまり得意じゃない。 でも写真家さんとの撮影は好き。 静かな中で呼吸を合わせて。 音楽の時とはまた違う、深淵の刻が心地よい。 どちらかというと私はクリエイティブに対して 想念や言葉のイメージが強くてビジュアライズがすごく苦手。 だからいくちゃんみたいな写真家
この投稿は母が亡くなった2011年12月27日の後、 2012年1月23日にアメブロに投稿したものです。 母親を亡くして1ヶ月の娘は、まだまだ悲しみのなかにいました。 忘れたくない日々歌詞をなかなか書く気になれず、 書こうすると涙が出て止まらなくなる。 平気なように、元気に毎日を過ごしているうちに、 涙の海が心の中にたまっていたみたい。 去年の日記を読み返しながら、 どんなことがあったのか思い出して行く。 あの日々は嘘なんかじゃなかった。 なかったことになんかならない
歌が好きでカラオケに行くんだけど、 どうもうまく歌に入れない部分がある方、いらっしゃるのではないでしょうか。 これまでレッスンに来てくださった100名くらいの生徒さんの中でリズムがわからない方は1〜2割くらい。中でも重症な方は7%くらいと思います。 特にウラ拍やアウフタクトが入れない方へ。 2回に分けて、歌のリズム攻略をお伝えします。 プロとアマチュアのちがいプロではなくても音楽愛好家の方は多いですが、 プロとアマチュアの違い。一番は何だと思いますか? それを知るには
確か4年ほど前から「アレクサンダー・テクニーク」を習っています。 皆様はこのワードを聞いたことはありますか? 今日は横浜に先生が来てくださりレッスンを受けてきました。 直接ボーカルレッスンに関わることではないのですが、 非常に密接しているのでご紹介します。 アレクサンダー・テクニークとは横浜駅近くのダンススタジオを借りてアレクサンダー・テクニーク 棚橋和子先生のレッスンでした。 アレクサンダー・テクニークは体の使い方メソッドで、 音楽家に取り入れている方が多いと思うので
シンガーソングライターでボーカル講師もしているよしひろあさこです。 2020年からスクールで教え始めて1年半。 現在フリーで教えている生徒さんを含めて40名程の歌好きさんたちと触れ合う日々。 せっかくなのでレッスン日誌を書くことにしました。 レッスンメニューのマイブーム日々レッスンをしていると、その時々の流行りみたいなのがあって、同じことをいろんな生徒さんにやってもらい成果をみたりします。 今日のマイブームは「腹圧」。 先日Eテレで再放送していた「クラシックNOW」で、
2011年12月27日に母が亡くなり10年が経ちました。 母の命日に寄せて。 当時書いたブログを転載します。 今でも、あの日の朝は私の中にありありと蘇ってくる。 ママへ12月の終わりに母が天に召され、光の場所へと旅立ちました。 5年半のガンとの闘病の末、夏に入院してからは家族でずっとそばにいることができました。 かけがえのない時間を過ごせたことに感謝して、この時間を忘れずこれからを生きて行きたいと思います。 交わした言葉の数々、 握った手のひらの感触、 朦朧とした中で私