百科事典を読む子供たち

日々育児の悩みは尽きぬとも、百科事典を読んでいる子供たちを見ていると、我が家の子育て、いうほど悪くないのかも、とひっそり主人と自画自賛したりしてしまう。

2歳の息子は「はじめてのこどもずかん」をお人形のベビーカーに乗せて部屋から部屋へ移動。愛読ページは"はたらくのりもの" と"おやつ"。飽きることなく、どれが好きか聞かれ、毎回お団子を指さす私。それに対して 毎回「I like biscuits, I like chocolate, I like cakes….」と、おやつページを一周する息子。それとなく海の生き物のページに誘導しようとするが、断固拒否。そろそろ、お団子が餅米からできてること覚えてくれたかしら?ちょっとちょっと、それとなく冷蔵庫に行こうとするのやめてくれない?

上二人のお姉ちゃん組は「不思議の図鑑」、「Le grand encyclopedie des enfants 」と「PICTUREPEDIA」をローテーション。毎週土曜の夜は学校の宿題は無視して、図鑑の好きなページを一緒に読むことにしている。

うんちができる過程を見て笑い転げたり(どうして子供はうんちの話があれほど好きなのか!)、たんぽぽの綿毛の一つ一つに種がついていることに驚いたり、化石しかないはずの恐竜の色はどうやってわかったのか調べたり。深海にいる、頭に蛍光灯がついている魚を見てビビったり。

2歳の息子が月面探査機の写真を見て「I want to drive this car on the moon」と言った時の感動!

そうだ!こんな壮大な夢の種をこの子たちの根っこに植えてやることこそが子育てなんだ!って胸に刻む。

そして翌日、漢字に計算ドリルに、スペルテスト。
ウダウダやってる娘に募るイライラ!雷を落とすか落とすまいか…

親が果たさなければいけないのは、子供たちの興味を引き出してやる役割と、やんなきゃどうしようもない基礎学力をつけるお手伝いと。バランスをとりながら、子供と関わっていきたいですね。

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