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上司もサラリーマンなんだと思うと、優しくなれる

サラリーマンをしてると、これは本当にこの人が思っていることなのか、仕事上の立場で思っていることなのか、分からない時がある。

役員と部下に挟まれて体はペシャンコになり、顔は日に日にドス黒くなり、でも残念ながら健康診断では健康と言われてしまう部長。

そんな上司を助けたい気持ちもあるけど、こちらとしては違う意見を通したい場合。

作戦として、一旦は上司の顔を立て、言われた様に進める。
→その後なるべく早い段階で、A案やってみたけど結果こうだったから、B案でいきたい。
→それでもナゾにA案を推す上司
→何度かラリーはするが、ナゾは深まるばかり
→ほなもーえーわ!と、考えることを止める社員たち

こうして、貴重な意見たちは消え去って、上司の欲しがる回答を探すべく、闇雲に突っ走る社員が増殖する。

そして何も生み出さず、誰の成長もなく、ただただ莫大な時間を無駄にしていく。

何この悪循環。


…でもね、もしかしたら部長も、本心では賛成してくれてるのかもしれない。
会社として、裏で操ってる人の顔を浮かべた時に、ナゾな回答をせざるを得ないのかもしれない。
役員の皆様、部長に責任を持たせるなら、権限も与えてあげてください。

ただそんな事情、社員たちには全く関係がなく、ただただ部長あほなん?としか思えなくなる。
→部長がバカにされる
→誰も付いていかない
→チーム崩壊
でしょうね。
けど出来る事なら防ぎたい。

それぞれの立場から状況を見ると、みんなきっと大変なんだと思う。
けど、自分軸でしか見ていなかった場合、やっぱりどこかで人のせいにしてしまう。

考える事を止めると決めたのは、上司ではなく自分だから。
もーえーわ!ってなる気持ちはすごく分かるけど、もーえーわ!と思った上で、考える方向を変えた方が、自分の成長には確実に繋がる。

だから惑わされないで。
腹立つ気持ちに引っ張られすぎると勿体ない。
どんな理解不能な上司が居たとしても、その人も所詮はサラリーマンで、その人に雇われてる訳ではないから。
そう思うと、その指示は絶対ではなくなる。
上司も辛いんだな、可哀想だなと思える。

腹立つ時間より、ワクワクする時間を増やした方が、圧倒的に豊かになれる。
自分が納得できる道を切り開いていく。
自分で決めていくことを、決めた。

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