映画「チョコレートドーナツ」
オリジナルタイトル Any Day Now
久しぶりに平日夜に、ゆっくりおうちで映画みた。
以下、鑑賞録というか感想です。
少し昔の時代の、という描かれ方だけど、
世の中に当たり前にまかり通ってるバイアスと、
それが本質とねじれの位置にあるような不条理感。
あえて昔の時代というような描き方なので、
外から観れる視点もあって、
だからこその気づきがある。
固定概念の枠の外から見させてくれる、みたいな感覚。
でも、自分ももしその時代の真ん中にいたら無意識にそのバイアスでjudgeしてるかもだよなぁ、気づかずに。とも思った。
(法廷でという意味ではなく)生活の色々なありふれた瞬間に、judgeしない。
judgeしてその考えを押し付けない。
それに自覚的でありたい。
そしてどんなに相手を愛していようが、同調せず、自分の主張や価値観から外れずに振る舞う主人公がかっこよかったし美しかった。
こういう人がやっぱり魅力的だなぁと。人として惚れてしまう気持ちがよくわかりました。
そしてともかく、マルコ、かわいかったなぁ。
そして、邦タイトルはチョコレートドーナツだけど
これオリジナルタイトルは、
“Any Day Now”
日本語でいうと、-いつの日か-
劇中にも出てくるボブディランの曲の一節
"Any day now, any day now, I shall be released."
これが切なくぐっと胸の奥を掴みます。
まだ観てない人でよかったらぜひ。
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