火星について、ここまでのまとめ。

火星が教えてくれるのは、世間や社会からの圧力によって、自分の本質や生存が脅かされても、自分の個性を存在させ続けなければならない。

生存が脅かされると、すべてを支配しなければならないと、生存本能により、過剰な攻撃性を見せる事がある。ここでの生存は、純粋な生存すべてではなく、心の領域で起きる事が多い。狼が羊の姿を装っていることもあるので注意が必要である。

火星のエネルギーが弱まると、恐怖やパニックを呼び起こすことがある。
あるいは、逃れようと闘争を呼び起こすこともある。いずれにしても、これは火星の領域であり、火星のエネルギーを活性化するには、多くの人の前で話すことである。

火星が強い人は、自分がどこまでやれるのか、他と比べてどれだけ強いかを知りたがる。火星がとても強いと、常に自分のパフォーマンスを向上し続け、より良く、より強くを好んで求め続ける。

火星の人は非常に個人主義的ではあるが、真の火星の人は、誰かを支配したいわけでも、支配されたいわけでもない。ただ...

自由に自分の好きな道を歩んで欲しい。

そう願っているのである。

※参考図書: Robert Hand 「Horoscope Symbols」ほか