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久々の就活で、やってよかったこと~ブランク×ワンオペ育児×田舎在住を乗り越えて~

一時は永遠にも感じた就職活動が、終わった。
改めて振り返ってみると、実質4カ月。
本帰国に向けた引っ越し、隔離、新生活セットアップ、保活、ならし保育などに対応しながらだったので、使える時間は多くなかったように感じる。

初めてお読みいただいた方に向けて改めて自分の状況を説明すると、
「レガシー系大企業から人数一桁のスタートアップに思い切ってキャリアチェンジ。しかし入社直後に夫の海外転勤が判明。悩んだ結果、10カ月で退職し、帯同することに。マレーシアでは海外ならではの貴重な経験ができた一方で、出産・育児・ロックダウンなどを経て、やっぱり社会に出て働きたいと心が固まる。ビザの関係で夫の駐在先では働けないので、母子だけで本帰国してキャリア再構築に向けて動き始めた」という状況。

今回の就職活動、おおまかに振り返ってみると、

・ブランク期間(退職した日~社会復帰する日) 2年9カ月
・就職活動に費やした期間 4か月
・話を聞いた企業数(カジュアル面談含む) 12社
・スカウト/リファラル/自主応募の割合 6:4:2
・エントリーした企業数 8社
・内定が出た企業数 3社
・利用したサービス YOUTRUST、wantedly

こんな感じ。
数字だけ見ると少なく見えるものの、本帰国でバタバタしつつ、息子がずっと目の前にいる中での活動はなかなか容易ではなかった。

自分の就活を振り返りつつ、「やってよかったな」と思うことをいくつか書き残しておきたい。

1.職務経歴の棚卸を、就活始まる前に着手しておく

まだ就活する予定がない人も、どこかで時間をとってやっておくと、いつか必ず過去の自分に感謝することがあるはず。時間が経てば経つほど、思い出すことにかかる時間もかかるから。

わたしはというと、実は退職した直後にまとめておいた(このアドバイスをくださったキャリコンTさんに感謝!!)。
前職の広報は、幸いなことにプレスリリースや記事としてアウトプットが残っているものも多く、それらを職務経歴と合わせてまとめておいた。
結果、面接時に実績を問われたときに、それらのアウトプットをnotion上に抜粋して共有したところ、「10カ月の短い期間で意外とこんなにやってたんですね~」と良い反応が得られたりした。

今後も四半期おきくらいにまとめておきたいなと思っている(理想)。


2.企業ごとに選考の状況、どんなコミュニケーションを取ったか記録しておく

今回の就職活動で出会った企業は12社。初回の面談でミスマッチが判明してあっけなく終了するところもあったけど、「何を聞かれたか、それに対してどう答えたかor答えられなかったか」を記録しておくことで、次回の面接に向けた改善が図れた。

今回内定をいただいた3社は終盤に受けた3社だったので、5社の選考で学んだことを生かせた結果だったのではないかと思っている。

3.一見「違うかな?」と思う会社も話を聞いてみる

前職の経験「スタートアップ企業×SaaS×広報立ち上げ」を横展開できる会社ばかりを見ていたけれど、中にはそのスキルがあまり生かせなそうな会社からもスカウトをいただくことがあった。

でもご連絡をいただいたからには、一度はその会社のことを調べてみて、少しでも関心が持てれば話を聞いてみることにした。

今回行くことに決めた会社は、どスタートアップでもSaaSメインでもなく、広報機能も立ち上がり済みの会社なので、自分の関心幅を狭めなくてよかったなと思っている。

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今まで2回の転職活動をしてきていて、それらは両方とも「ここに行く!」と決めてその会社しか受けないというパターンだった。今回のように多くの企業の方々と出会い、複数社と並行して選考を進めていくのは新卒の就活以来だったので、なかなか大変だった。

でも不幸中の幸い?とも思えることもあって、それは「オンラインでのコミュニケーションが当たり前の世の中となった」ということ。わたしは都心まで1時間以上かかる田舎に住んでいるけれど、これがすべてリアル面接だったらと思うと…厳しかったと思う。慣らし保育の合間、昼寝中などにオンライン面接を組めたからこそなんとか就職活動が成り立った。

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そんなこんなで、3月から、ほぼリモート・フレックス・フルタイム(!)で広報として働くことになりました。

入社を決めた会社は、もともと見ていた業界とは異なるけれど、一目惚れに近い形で決めてしまった。偶然の出会い、万歳。

リモートで広報ってどうやるんだろう、そもそも仕事ってどんなかんじだったっけ、子供が熱出したらどうしよう、夕ご飯どうしよう、とかいろいろ悩みは尽きないけれど、残り僅かとなった専業主婦期間を有意義に使いたいと思う。(息子が体調崩しませんように・・・)

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