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小豆ごはんとその効能

こんにちは!こないだ夫が糖質とりすぎていたようで体が重だるいと訴えていたのです。翌日に小豆ごはんを作りました。もう梅雨明けに近づいていますが、日本の夏は暑さに湿気が加わってベタベタになりますもんね。胃腸の弱い人は1年中ケアが必要です。

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小豆の浸水時間は半日くらいです。朝に浸水して夕方に炊きました。薬膳には小豆は体の余分な水分をとるのに適していますが、特に小豆の煮汁がいいとされています。二日酔いにも効きます。私も煮汁を試したことがあるのですが、あまり好きでないのでごはんにしたり、市販のお茶を飲んでます。

小豆(あずき)・・・平性 甘酸味 帰経は心小腸  利水滲湿(いらない水分を取り除く) 清熱 解毒 消腫   湿熱証、むくみ、小便不利、体の重だるさなどにも適応。

小豆ごはん=赤飯ではあるのですが、もち米を使いません。実家では赤飯はもち米とうるち米(白米)を半々くらいで炊いていましたが、梅雨の時期や体に余分な水分を溜め込んでいる時は普通のうるち米で作ります。粘りが少ないので物足りかんじもしますが、慣れるとこれはこれで美味しいのですよ。

うるち米(白米)・・・平性 甘味  帰経は脾胃  補中 益気 健脾 和胃 止渇  脾胃虚弱症、嘔吐、息切れ、口渇などにも適応。

もち米・・・温性 甘味 帰経は脾胃肺  補中 益気 健脾  倦怠無力、自汗、泄瀉などにも適応。※注意 痰湿証者の常食

どちらも効能は似ておりますが、もち米は痰湿(いらない水分を溜めている人やむくんでいる人)がとると悪化する傾向があります。お餅も同じです。また白米は気を補うとても良い食べ物ではありますが、食後に眠くなりやすい人はササニシキ(高アミロース米)、売ってない時はあきたこまちなどどちらかというとあっさりしているお米の方が胃腸に負担が減ります。わたしは一時期ササニシキをネットで取り寄せていましたが、いまは夫の母が2ヶ月に一度いろんなお米が届くように送ってくれるのでどんなものでも食べるようにしています。だいたい2人家族で5キロを一ヶ月で食べ終わるので足りない時はスーパーであきたこまちを買います。
でもまあ、コシヒカリおいしいですよね〜!!母の出身は新潟なので。

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