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たった数十年【エッセイ】

今日、水って不思議だよねって話をしたら、それはあくまで地球単位で見た話なんだという。

よその星ではメタンが流れているのだそう。

私としては、水って川や海にあるし降ってくるし、特別な液体だと思っていた。

それがよその星では硫酸の雨なんかも降るらしい。

つくづくちっちゃい単位で物事を見てたんだなあと思った。


成人の体の7割は水でできているという。だから水って不思議だと思ってたし、本当に7割が水なんだろうかと考えもした。人間ってそんなふやふやだろうかと。

でも、この星に水があったから、人間の体ってこうなってるらしい。
だから考え方が逆だったらしい。

メタンの星にはメタンいっぱい詰まった生物がいるんだろうか???

ナメクジウオっていう魚がいるらしい。
脊椎動物みんなの祖先らしい。

あれ?ナメクジウオは水が詰まった袋にセキツイの元になるようなものが入ってるんだっけ。

ナメクジウオさんは今も棲息しているらしい。すごいなあと。シーラカンスより昔から。

そうやって連綿と続いてきてるんだなあと。

そう思ったら、人間だって、連綿と続く生物の歴史のうちのほんの一瞬生きるだけなんだなあと。

悩んでもたかだか数十年。なんかそう思った。

ナメクジウオさんありがとう。


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