それにしても度が過ぎる事態である。

米国防総省でアジア太平洋地域の安全保障政策を統括するランドール・シュライバー国防次官補のインタビュー内容です。

”北朝鮮による相次ぐミサイル発射を念頭に「現在の安全保障環境下では最適ではないだろう」と強調した。”と述べられておりますが、私もいたく同感です。文政権の親北・反米・反日の政治的メッセージと世界は受け取るのではないでしょうか。GSOMIAは徴用工問題や輸出管理規制におけるホワイト国の除外措置とは別次元の”国防に直結する問題”として切り分けて対応するのが国家としての大人の対応だと思います。既にホワイト国除外に対してホワイト国除外で対抗するという事からして、考えもなくやられたらやり返すという短絡的な行動なのは誰の目にも明らかなのですが、そもそも原因をつくったのは誰なのかを自省してしかるべきだと思います。少し前の話になると日本の哨戒機に対するレーダー照射事件もグダグダにされて謝罪ではなくて逆ギレで対応といういつものパターンでしたが、あれは、やはり見られては不味いものがあったのではないかと関係筋は見ているでしょう。相当に北朝鮮に対して便益を図っていると疑われての結果な訳ですから、疑いを晴らすような釈明と行動をして欲しいのですが、彼の国にとっては失策に対する謝罪は”死”と同義ですから必死になって抗弁し行き過ぎると逆ギレになるのでしょう。

しかし現実問題、今の流れで南北統一したら完全に北がイニシアティブ取りますよね?かっての東西ドイツの統一のように東側が自己崩壊して西側の体制に吸収。。段階的に融和的にならまだしも軍事的に南進して一気に制圧みたいな懸念もないわけではないので、そうなると大量の難民はどこに行くのか? 韓国という国のカントリー・リスクを考えるとむしろ市民レベルでは親日シフトしておいた方が将来の担保になると思うのですが、それがどうしてわからないのでしょう? 「偉い人にはそれがわからんのですよ」とため息まじりにつぶやいてみました。


#COMEMO #NIKKEI

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